新たな時がめぐる 凛として旅立つ
Painted by QP 風光る季節・・・でも寂しく悲しく もの想う季節。毎夕 きまった時刻にスロージョギング&ウォーキングをしながら薄暮の空を眺め、「日が長くなったなぁ」と。日は少しずつ・・・長くなるのでしょうが、感覚的には ドカン、ドカンと音を立てる如く長くなります。...
View Articleひとり朽ちる ... がんに生きる
ブログを始めて2千日が過ぎました。その間それなりに親しくお付き合いいただいた5名のブロ友が旅立たれました。旅立たれた方のほかにも、ブログを長く更新されないままの方、いつの間にかコメント欄でお見かけしなくなった方も何人かいらっしゃいます。 Painted by QP....
View Articleこの道を ... 誇りと正義のために
先日、学生時代の友人が加わる合唱団の演奏会に出かけました。京都市内の定員400人のホールに開場前から列ができ、補助イスも出る超満員でした。姉とたまたま京都に来ていた郷里の友人を誘って行きましたが、閑古鳥?との私の予想は見事に覆りました。 平均還暦超36名の混声合唱団。東京・名古屋など遠方から音源CDで宅練しつつ参加した団員も数名いるそうです。プロローグ...
View Articleこんな風に死にたい?
主人「シマがここに来て何年になるかなぁ」。細君「10年は超えるんじゃない?」。それを聞いて、久しぶりに来ていた主人の息子(吾輩の元主人)「まあ14歳ってところ」。吾輩、トシにはとんと無頓着であったが、この際!少し頓着してみたくなった。...
View Article桜の季節に
4月のQPカレンダーは、与勇輝さん描く昭和を表現したPC画です。24日~来月6日まで大阪(難波)高島屋で開催される「与勇輝展」。平成が終わり令和を迎え、昭和がますます遠くなる今、改めて与勇輝さん描く昭和の世界をご覧いただきたいと存じます。...
View Article桜の季節にⅡ ... Nさん m さん
2008年4月1日夜、「今、亡くなられました」との電話をいただきました。 Nさん。おしゃれな女性で、桜の季節にはいつも桜色の装いをされました。前年の7月に副腎がんの告知、年末に職を辞され私が後を継ぎました。翌年2月「万策尽きて」ホスピスに入られ、3月「もう一度、桜が見れるかなぁ。もう一度、桜を見たいなぁ」と。亡くなられる前々日にお見舞いしたときは、すでに意識をなくされていました。...
View Article寸描 点描 心描
毎夕 スロージョギングする公園の桜・・・いつの間にか開花し 瞬く間に散りました。私は 満開の桜花より 散華した葉桜に惹かれますが、一面に敷きつめられた花びらを踏みつつ走っていると、或る種の罪悪感をおぼえ・・・とうとう走るのをやめてしまいました。 Painted by QP...
View Article春はあけぼの…寝ぼけもの
若い二人の「長すぎる春」は兎も角、今年の春の長さ・・・私には幸いです 拙庭のラナンキュラス。赤色の花言葉「あなたは魅力に満ちている」・・・ちがいますね。紫は「幸福」・・・まあ少し。白は「純潔」・・・不潔ではありませんが、論外!でしょう。...
View Article一つの衝撃 一つの感動
散りそめし桜の無数の花びらのあはれ・・・。 文学部で女子大生が男子を上まわると「女子大生亡国論」なるものが現れました。それは私が未だ幼かった頃ですが、私の学生時代にもその言葉はなお存在しました。その後も女子学生は増えつづけ、殆ど総ての学部、大学院で女子学生は増え続けています。...
View Articleエストニアの風
爽やかな五月の風にのって 少し早いですが 5月のQPカレンダーをお届けします。 私、10連休には何の関わりもありません。とは言うものの心は少し浮かれ、昨日はフェスティバルホールに参りました、遙かエストニアからとどく風をいただきに・・・。 5月のQPカレンダー "与勇輝風" Painted bu QP...
View Articleあのとき10歳だったあなたの子どもは…
すでにリタイアした身に十連休は他人事・・・とは言え 僅か一日ながら滅多に休めない愚息一家が訪ねてきましたから、それなりに恩恵に与ったかな。怪我したり 何かとあった春、まだ少し寒さが残りますけど 日は和らぎ長くなり・・・ひねもすのたりのたりかな。 庭のモッコウパラ・・・あっ!という間にもう終わりかけです。...
View Article誰よりもあなたを ... In My Life.
狭くて小さな拙庭ながら・・・年の始めには蝋梅が春の香りを告げます。「そろそろ春も終わりかなぁ」と思う頃、彩かなモッコウバラが黄色いカーテンを張り巡らせます。そしてモッコウバラが色褪せ始めると、その横から真っ白なナニワイバラが姿を現しました。 ナニワイバラの花びら(右上)にアリさんの姿も・・・ 陽ざしが射すように降り注ぐと にわかに薔薇が蕾を膨らませ始めました。...
View Article老境を迎えつつある吾輩
吾輩のブログは実に166回に及ぶ。最新のブログ記は今年3月26日、佐藤愛子さんの怪作!「こんな風に死にたい」に触発されたものであった。まぁ人間で言えば既に古希を過ぎ老境に入りつつある吾輩、死生観を深める時期にある、と言うことである。...
View Article中日を終えて...大相撲夏場所
昨年のちょうど今頃、シマが「吾輩の観た大相撲夏場所」を書きました。本来ならシマに任せるところですが、つい5日前にシマが書いているので今回は遠慮してもらうことにしました。シマは『別に頼んでまで書きたいことはありまセーヌ河』だそうです。...
View Article限りなくブラックに近いグレー
大相撲についてはもう書くつもりはありませんでした。でしたが、前回の【補遺】の【補遺】として ヨヨイのホイ! と書かずにいられなくなりました。 今日は大相撲夏場所も大詰めの13日目。前日は一敗の平幕朝の山と横綱鶴竜に共に土がつき、「あと一勝」で大関復帰が叶う栃ノ心も敗れました。関脇以上で誰一人勝つ力士がいないという波乱の土俵ではありましたが、それはそれで大いに結構!楽しめます。...
View Article六月...雨をふりそそぎ
6月のカレンダー Painted by QP. なんだか追われるように日々が過ぎ行きます。そんな日々になんとまあ酷い事件のつづくこと・・・。被害に遭った方々とそのご家族、そして加害者の家族もまた塗炭の苦しみにまみれるほかありますまい。悲しい心により添う六月の雨であれ 花であれ と願います。...
View Article懺悔の値打ちも…
雨にうたれてこその紫陽花なのにここ暫く雨が降りません。それでも土を縫い陽光を浴びてあの独特の姿を整えつつあります。まるでいわさきちひろの絵の少女がかぶる帽子のような・・・そんな優しい光景を思いつつ、痛ましい事件の被害と加害に思いが至ります。...
View Article降りしきる 雨
「花の色は移りにけりな いたづらにわが身世にふるながめせしまに」。桜花が詠まれた一首ながら 紫陽花を想います。悲しいほどに優しく儚くも美しく咲き 雨に一際映えます。ひとつの別れがあり ひとつの想いにあふれ ひとしきり日常に溶けこむ佇まいです。 Painted by QP...
View Article過ぎ去りし日々 ... Those were the days
こころざしを果たして/いつの日にか帰らん/山は青き故郷/水は清き故郷。 郷里を出て半世紀余・・・老親の介護に帰るたびに、美しく気高い故郷の山、彼方に広がる故郷の海を眺めながら、青雲の志すでに霞み狭小な現在のわが姿に恥じ入ります。 故郷の山を見よ 紅葉色はえて/故郷の川面は映す 清きその影・・・されど麦の畑は わだちに荒らされ/かもめの唄かわらねど 海はすでになく・・・故郷の山守れ...
View Article過ぎ去りし日々(Ⅱ)
「4.28」「10.21」・・・殆どの方が格別の感慨はもたれますまい。4.28は「沖縄デー」、10.21は「国際反戦デー」と聞いても、何のことやら?だと思います。そして1960年の今日「6.23」、日米新安保条約の批准書が交換され発効しました。...
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