昨年のちょうど今頃、シマが「吾輩の観た大相撲夏場所」を書きました。本来ならシマに任せるところですが、つい5日前にシマが書いているので今回は遠慮してもらうことにしました。シマは『別に頼んでまで書きたいことはありまセーヌ河』だそうです。
大相撲の好きな方、多いですね。私も大好きですが、さすがに現職にあった頃はそれほど熱心には観ていませんでした。リタイアして平日の真昼間からTVを観られ、且つBSで三段目の最後あたりからライブで観られることもハマった!要因かもしれません。
さては新序出世披露です。学校を卒業して角界入りする関係から初場所、3月場所が多いとはいえ、毎場所あります。アマ時代の実績により三段目付け出し、幕下付け出しの場合もありますが、今回披露された若者たちはみな前相撲からの出世披露でした。
昨日は中日(なかび)8日目。幕下では納谷(22枚目)と魁渡(9枚目)の3戦全勝対決が注目されました。幕下15枚目以内の7戦全勝は無条件に十両昇進ですから魁渡は当然それを意識しますし、「大鵬の孫、貴闘力の息子」の納谷に闘志を掻き立てられます。
左 魁渡:右 納谷 行事は既に十両格の木村勘九郎
腰高を衝かれ押しをかわされる敗戦が多かった納谷、その癖は残りつつも今場所は思い切りの良い押しに徹し相手に反撃の隙を与えません。この日も数回の押しで魁渡を横向きにさせ難なく押切り「巨人大鵬玉子焼き」の私としてはご満悦でありました。
角界同期の納谷を最大のライバル視するのが元横綱 朝青竜の甥っ子 豊将龍(4枚目)。この日の対戦相手は尾上親方(元小結濱ノ嶋)の甥っ子 竜虎(同4枚目)。大怪我と紙一重の渋とさがウリ!の豊将龍ですが、この日は良いところなく竜虎に寄切られ2勝2敗。
左(西)竜虎:右(東)豊昇龍
十両東2枚目貴源治はここまで7戦全勝、十両優勝と来場所の入幕を窺います。相手は7枚目臥牙丸、今場所は突き押しが冴え5勝2敗。で、たぶん(きっと!)貴源治が策を弄し立合い 如何にも早く突っかけました(左) 臥牙丸の右手は未だ土俵にあります。
やり直しを見込んだ早い突っかけ。「横に飛ぶかも?」と思ったら、まさに横に跳んだ貴源治、臥牙丸の勢いを難なくかわし(右)8戦全勝。跳ぶのは四十八手、跳べばいい。が、わざと早く突っかけるのは卑怯なり! 前師匠 貴乃花なら叱る!一番でした。
十両で一際!輝く豊ノ島(東筆頭)と安美錦(10枚目)は、横綱・大関を苦しめた元関脇。豊ノ島は怪我で幕下まで陥落、一時は引退を囁かれましたし、安美錦はこの日 寺尾を抜く1796回目の出場。珠玉であり燻し銀の関取、ともに中日に6勝2敗と好調です。
(左)豊ノ島・・・2年半に及ぶ幕下から復活 (右)安美錦・・・飄々としつつ薄い頭が気になる?
幕内の取組ではやはり炎鵬(西14)、照強(東15)、我が郷土力士石浦(東16)ら小兵に魅かれます。いずれも幕下時代から注目しタニマチ気分で(笑)応援してきました。これに宇良(三段目16)が大怪我で加わっていないのが如何にも口惜しいですが、復活を祈ります。
いま特に輝くのは炎鵬 脅威の粘り腰で地を這うように相手下半身を狙います(笑)。得意技は必殺!「足とり」。この日、炎鵬をもぐらせないようハエを追い払うように手をバタつかせる千代丸の隙をつき見事!足とり、最後はバックから攻めきりました。
炎鵬(左)・・・小兵でも99kg、私よりデブ! 行司は美声で客席を唸らせる木村秋治郎。
大関から陥落したものの怪我の具合が良い栃ノ心(関脇)は横綱鶴竜とともに7戦全勝、私は優勝候補の筆頭にあげていました。相手は遠藤、人気では最右翼(最左翼は誰?)ながら栃ノ心の敵ではありま・・・した。いきなりの上手出し投げで栃ノ心を瞬殺!
一瞬の出し投げで敗れた栃ノ心(左)、支度部屋に帰り「(遠藤は)うまいなぁ」と感心。
結び前の一番 大関豪栄道と小結御獄海の一戦。この一番をもって行司式守伊之助に殊勲・敢闘・技能の三賞を贈呈したいと思います。豪栄道と俵に足をとられ危うくコケるところでしたが、見事立ち直りました。毎日スクワット百回!の成果、お見事なり
砂かぶりの桟敷席に女性カメラマンを見つけてビックリ カメラの腕がどうこうではありません。大きな力士が猛烈な勢いで落ちてくる場所・・・カメラを構えていれば瞬間!逃げきれないのでは? おい! オトコども! ど~する?(どうもなりまセーヌ河!と?)
【補遺】幕下の納谷は4戦全勝、卑怯なり!と書いた貴源治は10連勝、栃ノ心はあと1勝で大関復帰・・・。勝ち負けにこだわって記したブログではありませんが、書いて3日経てば関心も鮮度も色褪せます。この項、コメ欄は閉じます(5.22 9:20)
と言うことで・・・(ど~ゆ~ことで?)。なんかモノ足りない感じで見つけたYou tube は「なかにし礼と13人の女優たち」。草笛光子さんが歌う「バラ色の人生」に、そうか!こんなバラの歌もあったなあ、と。女優さんの歌、芝居がかっているけど・・・愉しい。
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【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
大相撲の好きな方、多いですね。私も大好きですが、さすがに現職にあった頃はそれほど熱心には観ていませんでした。リタイアして平日の真昼間からTVを観られ、且つBSで三段目の最後あたりからライブで観られることもハマった!要因かもしれません。
さては新序出世披露です。学校を卒業して角界入りする関係から初場所、3月場所が多いとはいえ、毎場所あります。アマ時代の実績により三段目付け出し、幕下付け出しの場合もありますが、今回披露された若者たちはみな前相撲からの出世披露でした。
昨日は中日(なかび)8日目。幕下では納谷(22枚目)と魁渡(9枚目)の3戦全勝対決が注目されました。幕下15枚目以内の7戦全勝は無条件に十両昇進ですから魁渡は当然それを意識しますし、「大鵬の孫、貴闘力の息子」の納谷に闘志を掻き立てられます。
左 魁渡:右 納谷 行事は既に十両格の木村勘九郎
腰高を衝かれ押しをかわされる敗戦が多かった納谷、その癖は残りつつも今場所は思い切りの良い押しに徹し相手に反撃の隙を与えません。この日も数回の押しで魁渡を横向きにさせ難なく押切り「巨人大鵬玉子焼き」の私としてはご満悦でありました。
角界同期の納谷を最大のライバル視するのが元横綱 朝青竜の甥っ子 豊将龍(4枚目)。この日の対戦相手は尾上親方(元小結濱ノ嶋)の甥っ子 竜虎(同4枚目)。大怪我と紙一重の渋とさがウリ!の豊将龍ですが、この日は良いところなく竜虎に寄切られ2勝2敗。
左(西)竜虎:右(東)豊昇龍
十両東2枚目貴源治はここまで7戦全勝、十両優勝と来場所の入幕を窺います。相手は7枚目臥牙丸、今場所は突き押しが冴え5勝2敗。で、たぶん(きっと!)貴源治が策を弄し立合い 如何にも早く突っかけました(左) 臥牙丸の右手は未だ土俵にあります。
やり直しを見込んだ早い突っかけ。「横に飛ぶかも?」と思ったら、まさに横に跳んだ貴源治、臥牙丸の勢いを難なくかわし(右)8戦全勝。跳ぶのは四十八手、跳べばいい。が、わざと早く突っかけるのは卑怯なり! 前師匠 貴乃花なら叱る!一番でした。
十両で一際!輝く豊ノ島(東筆頭)と安美錦(10枚目)は、横綱・大関を苦しめた元関脇。豊ノ島は怪我で幕下まで陥落、一時は引退を囁かれましたし、安美錦はこの日 寺尾を抜く1796回目の出場。珠玉であり燻し銀の関取、ともに中日に6勝2敗と好調です。
(左)豊ノ島・・・2年半に及ぶ幕下から復活 (右)安美錦・・・飄々としつつ薄い頭が気になる?
幕内の取組ではやはり炎鵬(西14)、照強(東15)、我が郷土力士石浦(東16)ら小兵に魅かれます。いずれも幕下時代から注目しタニマチ気分で(笑)応援してきました。これに宇良(三段目16)が大怪我で加わっていないのが如何にも口惜しいですが、復活を祈ります。
いま特に輝くのは炎鵬 脅威の粘り腰で地を這うように相手下半身を狙います(笑)。得意技は必殺!「足とり」。この日、炎鵬をもぐらせないようハエを追い払うように手をバタつかせる千代丸の隙をつき見事!足とり、最後はバックから攻めきりました。
炎鵬(左)・・・小兵でも99kg、私よりデブ! 行司は美声で客席を唸らせる木村秋治郎。
大関から陥落したものの怪我の具合が良い栃ノ心(関脇)は横綱鶴竜とともに7戦全勝、私は優勝候補の筆頭にあげていました。相手は遠藤、人気では最右翼(最左翼は誰?)ながら栃ノ心の敵ではありま・・・した。いきなりの上手出し投げで栃ノ心を瞬殺!
一瞬の出し投げで敗れた栃ノ心(左)、支度部屋に帰り「(遠藤は)うまいなぁ」と感心。
結び前の一番 大関豪栄道と小結御獄海の一戦。この一番をもって行司式守伊之助に殊勲・敢闘・技能の三賞を贈呈したいと思います。豪栄道と俵に足をとられ危うくコケるところでしたが、見事立ち直りました。毎日スクワット百回!の成果、お見事なり
砂かぶりの桟敷席に女性カメラマンを見つけてビックリ カメラの腕がどうこうではありません。大きな力士が猛烈な勢いで落ちてくる場所・・・カメラを構えていれば瞬間!逃げきれないのでは? おい! オトコども! ど~する?(どうもなりまセーヌ河!と?)
【補遺】幕下の納谷は4戦全勝、卑怯なり!と書いた貴源治は10連勝、栃ノ心はあと1勝で大関復帰・・・。勝ち負けにこだわって記したブログではありませんが、書いて3日経てば関心も鮮度も色褪せます。この項、コメ欄は閉じます(5.22 9:20)
と言うことで・・・(ど~ゆ~ことで?)。なんかモノ足りない感じで見つけたYou tube は「なかにし礼と13人の女優たち」。草笛光子さんが歌う「バラ色の人生」に、そうか!こんなバラの歌もあったなあ、と。女優さんの歌、芝居がかっているけど・・・愉しい。
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吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
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