忘れ得ぬ日々 忘れ得ぬ人
2008年4月1日。2014年4月2日。桜咲く日・・・知り合ってそう長くない二人の女性がこの世を去りました。そう長くない日々とはいえ、私にはぎゅっ!と凝縮された濃密な日々として、生涯忘れ得ぬ人として、いつまでも記憶に、心に、とどまります。...
View Article花のように
碧空を見上げていると 雲が気になる。 コントレール(飛行機雲)はもっと気になる。 そんな光景の歌が ず~っと昔 あった。 ベッツイ&クリスの・・・。 何気なく見上げた / 青い空の雲が風にゆれ / 誰かの姿に見えてくる / 青空が変わった / 青空が変わったの / 何気なく見上げた / 青空が変わった 今 見上げている空も雲も 此処この瞬間は 自分だけの空 自分だけの雲。...
View Article陽気に誘われて
週末の7、8日・・・春の女神?に誘われお出かけいたしました。 7日(土)は、大フィルによる「ブルックナー「交響曲第8番」。そう好きでもないブルックナーですが、大フィルとフェスティバルホールと「ご招待」に食指が動きました。 8日(日)は、花に魅かれるヒトの想いを忖度して!和知(京都府)「山野草の森」と、なんどもなんども行きご紹介もした自然食レストラン「菓歩菓歩」へとドライブしました。...
View Article安らかな死 尊厳をたもつ死
今年1月、西部邁さんが自死、幇助した者がいるらしいと報じられました(後日二人逮捕されました)。先月半ば、BSフジで池上彰さんと橋田壽賀子さんの対談「人はどう生き どう死ぬべきか?」を視ました。その中でスイスのディグニタス(安楽・尊厳に死ぬ人を支援する非営利団体)の活動が紹介され、74歳のフランス人女性の臨死シーンに衝撃を受けました。...
View Article春の庭にて・・・吾輩も猫である157
ず~っと以前 QP姐さんに描いてもろた吾輩の肖像画 吾輩としては2か月ぶりの執筆となる。もうブログ記からは引退したいところやが、主人「寝てばかりいてんとボチボチなんか書いたらどや?」と。偉そうに言うもんやから、内心 忸怩たるものがあるが、ま、主人とちごて吾輩にはファンもいてはるさかいな・・・。...
View Article邂逅
30年余前、その方は当時まだ40代後半の内科医、患者としてではなく仕事上の出遭いでした。優しい眼差しと穏やかな話しぶりが印象的でした。仕事を離れてもお付き合いいただき、一昨年亡くなられるまで人生におけるたくさんのご指導をいただきました。...
View Article旅の終わりに・・・
去る14日、BS朝日で放映された「ザ・ドキュメンタリー」・・・ご覧になった方も多いと思います。昨夏、105歳の天壽を全うされた日野原重明先生の『自分の死と向き合った最期の瞬間』の記録でした。録画したものを私の備忘録として要約しました。 聖路加国際病院スタッフのみなさんと日野原先生...
View Article去るもの日々に疎し
満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう(「人生の扉」)。いつになく早く咲き瞬く間に散った今年の桜花・・・。季節の移ろいにやや戸惑った4月も間もなく終わろうとしています。万感の思いこめ5月のQPカレンダーをお届けします。...
View Article松井とイチローとメジャーリーグと
先日BS1で「松井秀喜メジャー挑戦を語る」を視ました。ちょっと旧いんじゃない?と思いましたが、NHKをやめた有働由美子さんの退職後最初のNHKの!仕事に魅かれて視ました。その数日後、イチローの電撃的?な「今季出場せず」の報が流れました。...
View Article松井とイチローとメジャーリーグと(つづき)
日本のプロ野球界では学年が一つ異なれば実績にかかわりなく年長への敬意を求められます。ですから一年下の松井がイチローに敬語を使うのは当然として、メジャーリーグでの実績で遥かに松井を超えるイチローに、松井は心底!敬意を払っていると思います。...
View Article「光の河」
「おぉ!蕾が・・・」と思った薔薇。一つ、二つと数えていたら、いつの間にか数えきれないほどぎっしり!咲きました。今年の春は駆け足で咲き 散り行く桜に驚かされましたが、瞬く間に咲いた薔薇も、惜しげもなく命を棄てるように 枯れていくのでしょうか。...
View Article吾輩の観た大相撲夏場所(序盤)
吾輩のこと、「忘れてしまわれては困る」と主人にお願いして久しぶりに登場させていただいた。毎日、主人と大相撲夏場所を観ているので、折しも今日で序盤五日目が終わったところでもあり、序盤戦を顧み 中~終盤の展望に触れながら思うままに記したい。 まず元幕内...
View Articleみずいろの雨
はシマジロウのシルエットです。ただし今回は「吾輩も猫である」ではありません。たまにはシマのことを私が記してもいいかなぁと・・・。場所は二階和室の窓際、此頃のシマのお気に入り、癒しのゾーンです。陽光を楽しみつつ身を隠している心境なのでしょう。...
View Article残念ながら・・・
一週間ほど早いですが6月のQPカレンダーを! PCの不具合か 私が加入しているGooの不具合か 急に Gooのブログが 私自身のサイトを含めて大半を開くことができません。 開こうとすると 一瞬!現れた後 画面が消えてしまいます。 URLバーに「NTT Resonant Inc.」なるものが現れ、 それをクリックすると「Webサイトの認証」の表示が現れ、...
View Article壊れっちまった
『汚れっちまった悲しみに/いたいたしくも怖気づき/汚れっちまった悲しみに/なすところもなく日は暮れる』・・・中原中也「汚れっちまった哀しみに」全16行の詩の最終連4行です。尾崎放哉『咳をしてもひとり』に共通する寂しさの果てなる世界・・・。 ブログを一か月余り休み日増しに書く意欲がなくなるのが淋しくもあり・・・。意欲が「壊れ(なくな)っちまった」じゃ中原中途半端也!かな?...
View Article悲しき雨音
いつもながら三泊四日の短い帰省・・・グループホームで暮らす母には唯一!家に帰れる四日間となります。その短い日々、言うことも動作もすべて「筋書きのないドヘマ」。そんな母なれど、それも母!これも母!みんな母! ただただ見まもるほかありません。...
View Article蜻蛉の 動かざる翅 青もみじ
昨12日、腎がんの術後7年検診を受けました。もう7年も経ったのか・・・と思う一方、腎がんは5年経っても結構!転移するがんですから、まだ7年か・・・とも。あちこちに不調、気になるところがありますから、たださえ厭な検診がますます鬱陶しくなります。...
View Article腎がん術後7年検診 on 祇園祭
腎がんの告知に始まる「腎がんのメモリー」は、そもそもこのブログを始めるきっかけとなった記録でした。今回の「腎がんのメモリー」はちょうど50回目、今日17日、祇園祭の山鉾が巡行する都大路に程近い病院で受けた術後7年検診について記します。 河原町通を御池に向け巡行する長刀鉾...
View Article基本的猫権を侵害する酷暑
You might think but today's hot fish! この英文・・・頭の良い人には和訳できません。出来なかった方は声に出して読んでいただきたい。それでも出来なければ、もう一度!心を空しゅうして声に出して読んでいただきたい。結局!和訳できず「わやくちゃや」と仰った方はブログ末尾をご覧いただこう。...
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