吾輩のこと、「忘れてしまわれては困る」と主人にお願いして久しぶりに登場させていただいた。毎日、主人と大相撲夏場所を観ているので、折しも今日で序盤五日目が終わったところでもあり、序盤戦を顧み 中~終盤の展望に触れながら思うままに記したい。
まず元幕内 阿夢露関の引退について。初土俵から苦節10年で十両に昇進も怪我で序二段まで陥落。そこから再起し幕内まで上ったが、またも大怪我(十字靭帯断裂)で幕下に陥落した阿夢露関。主人とともにず~っと応援してきたが、遂に再々起は叶わなかった。
かつて相撲界を去るのは「廃業」と呼んだが、今は「引退」で統一している。その引退後!は、怪我で苦労した経験を生かし「トレーナー」をめざす。ロシア国籍だが日本で本格的に学ぶ由。力士を甦らせる名トレーナーとして再び角界に戻ることを期待したい。
幕下以下で注目!は、大鵬の孫 納谷(序二段)。先場所序の口で全勝優勝、今場所も既に3戦3勝と順調で「巨人大鵬玉子焼」の主人ならずとも期待に胸が膨らむ。宇良は昨年9月場所で大怪我し、それから4場所目の今場所もなお全休。心から恢復を祈っている。
幕下上位は陥落した元関取がひしめく。幕下から8度も十両に返り咲いた希善龍(幕下2枚目)、元小結の常幸龍(同3枚目)はいずれも2勝1敗、成績次第で十両復帰を窺う。元関脇の豊ノ島(同14枚目)は3戦3勝、全勝すれば無条件で十両!なので期待したい。
十両は面白い。怪我で十両西筆頭に落ちている阿武咲と、例の日馬富士に殴打された貴ノ岩(11枚目)が5戦5勝。将来を嘱望される矢後(12枚目)はマゲは結えないが才能を発揮し5戦5勝。主人が買っている明生(4枚目)右も4勝1敗で新入幕を窺う。
左:琴恵光は、琴奨菊(幕内)が大関だった頃、付け人として背中をパン!パン!と叩いて土俵に送り出す姿が印象的だった。十両2枚目で3勝2敗、あと6番勝てば新入幕だ。明星は序盤は5連敗も珍しくない追込み型の力士だが、勝ち星先行!に期待大。
明瀬山(十両5枚目)右をご存知だろうか? 新入幕で負け越し、以後負け越しがつづき幕下まで陥落したが、甦った超デブッチョ力士。ダブダブの身体で結構!動きが良くしぶといのだが、今場所は負けが先行している。なんとか巻き返し再入幕を期してほしい。
5日目・・・貴源治(左)の攻めを土俵際で持ちこたえ突き落とした明瀬山(右)
明瀬山よりもっと主人が気にいっている臥牙丸(十両2枚目) 喜怒哀楽をモロに出す非!奥床しさがなんとも可愛らしい。今場所は初日から4連敗、連日哀しげな冴えない表情であったが、5日目に漸く勝ち星。勝ち名乗りにも嬉しい!よりホッ!とした様子。
さて幕内。新入幕の旭大星(15枚目)は久しぶりの道産子幕内力士。細君が道産子なので応援しているが、今までさんざん期待を裏切ったので、序盤4勝1敗も千秋楽にやっと!8勝、否!負け越しかも・・・。主人の郷里の石浦は、怪我で今場所は難しそうだ。
三役入りした遠藤(小結)はどうか・・・。大怪我からよく立ち直ったものだが、取り口にまだ少しビビりを感じる。それでも5日目、巨漢逸ノ城(関脇)の押しをしのいでしのいで最後!寄り切った相撲に新しい遠藤を見た。漸く懸賞(人気)と実績が一致しつつある。
この一番、逸ノ城(左)が二度!勝ったが? 最後は遠藤(右)に軍配。観客は昂奮のルツボ!
さて、今場所一番の注目はなんと言っても栃ノ心の大関獲り。ジョージア出身としては初の大関となる。冒頭の阿夢露と同じく十字靭帯断裂で幕下まで陥落も、甦って先々場所は平幕優勝を果たした。「角界のニコラス・ケイジ」とも呼ばれるが、無理がある。
横綱 白鵬の一番は、ご覧のとおり得意の「張り差し」。「張り差し・カチアゲばかりで横綱らしくない」と批判する向きもある。でもあるが、「寝てばかり」と揶揄される猫として「いぃんでないかい?」と言いたい。それが「白鵬の横綱相撲」ってことで・・・。
ロッド・スチュアート「Auld Lang Syne(蛍の光)」
亡くなられた西城秀樹さんに捧げます。心よりご冥福をお祈りいたします。
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【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
まず元幕内 阿夢露関の引退について。初土俵から苦節10年で十両に昇進も怪我で序二段まで陥落。そこから再起し幕内まで上ったが、またも大怪我(十字靭帯断裂)で幕下に陥落した阿夢露関。主人とともにず~っと応援してきたが、遂に再々起は叶わなかった。
かつて相撲界を去るのは「廃業」と呼んだが、今は「引退」で統一している。その引退後!は、怪我で苦労した経験を生かし「トレーナー」をめざす。ロシア国籍だが日本で本格的に学ぶ由。力士を甦らせる名トレーナーとして再び角界に戻ることを期待したい。
幕下以下で注目!は、大鵬の孫 納谷(序二段)。先場所序の口で全勝優勝、今場所も既に3戦3勝と順調で「巨人大鵬玉子焼」の主人ならずとも期待に胸が膨らむ。宇良は昨年9月場所で大怪我し、それから4場所目の今場所もなお全休。心から恢復を祈っている。
幕下上位は陥落した元関取がひしめく。幕下から8度も十両に返り咲いた希善龍(幕下2枚目)、元小結の常幸龍(同3枚目)はいずれも2勝1敗、成績次第で十両復帰を窺う。元関脇の豊ノ島(同14枚目)は3戦3勝、全勝すれば無条件で十両!なので期待したい。
十両は面白い。怪我で十両西筆頭に落ちている阿武咲と、例の日馬富士に殴打された貴ノ岩(11枚目)が5戦5勝。将来を嘱望される矢後(12枚目)はマゲは結えないが才能を発揮し5戦5勝。主人が買っている明生(4枚目)右も4勝1敗で新入幕を窺う。
左:琴恵光は、琴奨菊(幕内)が大関だった頃、付け人として背中をパン!パン!と叩いて土俵に送り出す姿が印象的だった。十両2枚目で3勝2敗、あと6番勝てば新入幕だ。明星は序盤は5連敗も珍しくない追込み型の力士だが、勝ち星先行!に期待大。
明瀬山(十両5枚目)右をご存知だろうか? 新入幕で負け越し、以後負け越しがつづき幕下まで陥落したが、甦った超デブッチョ力士。ダブダブの身体で結構!動きが良くしぶといのだが、今場所は負けが先行している。なんとか巻き返し再入幕を期してほしい。
5日目・・・貴源治(左)の攻めを土俵際で持ちこたえ突き落とした明瀬山(右)
明瀬山よりもっと主人が気にいっている臥牙丸(十両2枚目) 喜怒哀楽をモロに出す非!奥床しさがなんとも可愛らしい。今場所は初日から4連敗、連日哀しげな冴えない表情であったが、5日目に漸く勝ち星。勝ち名乗りにも嬉しい!よりホッ!とした様子。
さて幕内。新入幕の旭大星(15枚目)は久しぶりの道産子幕内力士。細君が道産子なので応援しているが、今までさんざん期待を裏切ったので、序盤4勝1敗も千秋楽にやっと!8勝、否!負け越しかも・・・。主人の郷里の石浦は、怪我で今場所は難しそうだ。
三役入りした遠藤(小結)はどうか・・・。大怪我からよく立ち直ったものだが、取り口にまだ少しビビりを感じる。それでも5日目、巨漢逸ノ城(関脇)の押しをしのいでしのいで最後!寄り切った相撲に新しい遠藤を見た。漸く懸賞(人気)と実績が一致しつつある。
この一番、逸ノ城(左)が二度!勝ったが? 最後は遠藤(右)に軍配。観客は昂奮のルツボ!
さて、今場所一番の注目はなんと言っても栃ノ心の大関獲り。ジョージア出身としては初の大関となる。冒頭の阿夢露と同じく十字靭帯断裂で幕下まで陥落も、甦って先々場所は平幕優勝を果たした。「角界のニコラス・ケイジ」とも呼ばれるが、無理がある。
横綱 白鵬の一番は、ご覧のとおり得意の「張り差し」。「張り差し・カチアゲばかりで横綱らしくない」と批判する向きもある。でもあるが、「寝てばかり」と揶揄される猫として「いぃんでないかい?」と言いたい。それが「白鵬の横綱相撲」ってことで・・・。
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