いつもながら三泊四日の短い帰省・・・グループホームで暮らす母には唯一!家に帰れる四日間となります。その短い日々、言うことも動作もすべて「筋書きのないドヘマ」。そんな母なれど、それも母!これも母!みんな母! ただただ見まもるほかありません。
埋め立てられた海辺。テトラポットの空しい塊の彼方・・・日本海、大山を眺めながら「空より高く」を歌います。『人は空より高い心をもっている・・・だからもうだめだなんてあきらめないで/涙をふいて歌ってごらん/自分!の心よ寛くなれ 海より広く深くなれ』。
「カモメのジョナサン」。どんなストーリーだったのか・・・もうすっかり忘れてしまいました。ストーリーはどうでも良かったのかもしれません。誰も彼もがカモメのミナサンになって・・・まるでスマフォをいじるように電車のそこかしこで読み耽っていました。
海と山と空と鳥を眺めているところは 膨大な無駄遣い! 否! 自然の造形美をワヤ!にした埋立地です。それでも路傍に広場に自然が息づくのですね。それはそれはちいさなピンクの花・・・「ねじばな」と言うのだそうです。愛おしくて踏まないように歩きました。
もう一方に出雲半島と弓が浜を挟む境海峡。かつてはただの築港でしたが、今や400m余の狭い海峡をプリンセスダイヤモンド号が航行します。あたりにはメタリックなタンクも林立、母校の応援歌にあった「青松白砂」なんて言葉は、まさに今は昔なり。
『朝日に映えて聳え立つ紫深き大山を日毎に仰ぎ励みつつ若き学徒の集う園』・・・母校の校歌です。なんとまあ古めかしい言葉ながら、かつても今もこの歌を謳うと自然に涙があふれます。故郷もまたそのような存在、そのような心の在りかなのかもしれません。
台風7号に追い駆けられるように郷里から戻ると、空のいったいどこに!これだけの雨があったの?と思うほど雨が降りつづきます。数十年に一回!というレベルの由。地震、台風、大雨・・・ちょっとあんまり!でないかい? 「悲しき雨音」でも聴きますかねぇ。
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吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
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ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c