目次⑦ - 2 吾輩も猫である141~
【 カテゴリー・・・吾輩も猫である 】 2017.3.3~2017.5.4 141.如何にも覇気がない (2017-3-03) 主人の例月の介護帰省に同行したが、主人にさっぱり覇気がない。何かとこころ乱れる3月かなぁ・・・3月のQPカレンダーをUPする。 <コメント> リーのママさん、Anneさん、風のフェリシアさん...
View Article変!(吾輩も猫である143)
Simajirou painted by QP. 理不尽と言えば理不尽 主人の郷里の実家近くに、実家の倍ほどの土地がある。一帯は元々松林だったが、ここ十数年次々住宅が建った。台風で枝が飛び、陽当たりも悪いとのご近所の苦情に、数年前すべて伐採。固定資産税は数倍に増え、ご近所が駐車場がわりに自由に使ってはる。 はじめに改正ありき!...
View Article旅立ち (腎がんのメモリー36)
きょう また ひとり 旅立った 苦しい旅立ちではなかったと つたえられたけど それでも 苦しいわけはなく 淋しいわけはなく 悔しいわけはなく きっと 生きたくて 生きたくて もっと生きたかったにちがいない ひと足はやく旅立った りりィが 往年の面影きざしつつ なんとまあ淡々と あるいは晴れやかに うたう 『あなたの仕合わせ ねがっているわ 私だけは いつまでも・・・』とリフレインし...
View Article死者の贈り物(腎がんのメモリー37)
「死ぬ」ということを「永眠」と…。生きている身体は眠ることを求めますから、死ぬことが眠ることであるなら 死ぬことは生きることでもあります。永眠とは「二度と目覚めない眠り」だとしても、哀しいことでも 淋しいことでも まして怖いことでもありますまい。 Painted by QP...
View Article幸福のスイッチ (かんわきゅうだい65)
『懇意にしているクリーニング店のシャッターが半ば閉まっていた。洗濯物を手に戸惑っていると奥さんが出てこられ、ご主人が入院されていたと・・・。出来上がりを取りに来るお客さんの為に半分だけシャッターを開けられた由。店は続けるとのことで、持ってきた洗濯物は “こちらでさせて下さい” と受けとって下さった』(或るブログより「要旨」) 銀座デパートの閉店...
View Articleむかし海のむこうから・・・(吾輩も猫である144)
学生時代、主人が所属したサークルには地方出身者が多く夏休みには一斉に帰省した。その中の一人、沖縄出身の学生は、飛行機に乗るのが稀な時代にいつも飛行機を利用していた。その旅程と旅費ゆえかは兎も角、他の地方出身者ほどには帰省しなかった。...
View Articleバラが咲いた(かんわきゅうだい66)
バラが咲いたバラが咲いた真っ赤なバラが・・・和製フォークソング!として一世を風靡しましたが、これがフォークソング?の感を否めませんでした。なにがちがうの?って言われれば困ります。でも敢えて言わせて貰えば「そこにメッセージがない」って感じ。...
View Article喪失
ボンボン山(678m 高槻市)より北摂連山を眺む どこが芥川賞? 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」が芥川賞を受賞したのは私の学生時代。早速!読んだ感想は「なに?これ!」「どこが芥川賞?」でした。賞のイメージにその前年の丸谷才一「年の残り」、更に数年前の柴田翔「されど我らが日々」のイメージがありました。 この人は大成しない・・・...
View Article久留米豊(吾輩も猫である145)
主人のブロ友のさるお方が吾輩について「貫録が出た」とコメント。むっ・・・。だからキャット・イヤーは厭なのだ。止むを得ん。PCのタイムマシン処理で2年若返った姿でUPさせていただく。まだ貫録がある!と? まっ、好きに思ってくださいましまし。...
View Article夏場所
kumaさん! 大相撲見てられますか? 大相撲夏場所もいよいよ終盤戦へ。昨夏、旅立たれた腎がん友の kumaさん はラグビーと大相撲が大好きで、琴奨菊が横綱に挑戦した頃は大いに盛り上っておられました。私も大相撲ファン、中でも幕下、十両、幕内下位の野心に満ちたお相撲さんが好きです。...
View Articleブログをはじめて・・・
ブログを始めて3年8月、短いとも長いとも言い難い年月です。様々な人々に出遭い触れあい驚き歓び時に哀しみ・・・まるで「月日は百代の過客(芭蕉)」のようです。 更新314回、閲覧数41万、訪問者15万。この世界では多い数ではありません。しかしその一つ一つ、お一人お一人が私には過分にして貴重・・・感謝にたえません。...
View Article或るブログの再開 (かんわきゅうだい67)
閉じられた或るブログが再開されたききお訪ねしました。すでに3月に再開されていて この月に19回も更新されています。その19回、ブログと旅を追いかけました。お名前は ここでは仮に「Sound Of Silence」にちなみ「サウンドさん」と呼ばせていただきます。 ※ 写真はすべてトルコ旅行(2013.5.28~6.6)にて・・・本文とは関係ありません。...
View Article六月・・・代書屋物語
毎月UPしているQPカレンダー、今月は水辺に咲く紫陽花が描かれています。6月は梅雨時なのに「水無月」と呼ばれますが、実は「無」は「の」に相当する助詞、まさに「水の月」です。強くなる陽ざしと水に・・・花々はひときわ彩やかに咲き誇ります。...
View Articleサバイバーズ・ギルト
方々のブログで「紫陽花が咲いた」と。で、わが庭を探索すると(探索するほど広くないが・・・)確かに咲き始めていた。つい先日まで咲き誇っていたバラはみな枯れてしまっていた。まことに美人と花の命は果かない(最近は元気で長生きの美人も多いが・・・)...
View Article祈り(腎がんのメモリー38)
今日(6/7)の朝日新聞に 「抗がん剤選択のポイント」 と題した特集記事。その焦点は 「高齢のがん患者の場合」 にありました。1年間にがんと診断された約90万人のうち7割が65歳以上、また4割は75歳以上であり、今後さらに増えると予想される由。...
View Article過去は変えられませんが・・・
シマに「吾輩も猫である」を書くよう命じましたが、横を向かれました。妻が2週間、函館に介護帰省しているのが余程!淋しいようです。朝、この季節にしては肌寒く、シマはベランダの陽だまりに・・・。「何してる?」 と訊くと 「ガーデン・ウォッチング!」...
View Article治るものを死なせないで!(腎がんのメモリー39)
野際陽子さん逝く 野際陽子さん。往年の名優の晩年を描く「やすらぎの郷」(テレ朝系で放送中)でお元気な姿を見ていました。亡くなられたとはとても思えません。私の高校生の頃、TVドラマ「赤いダイヤ」で男を手玉にとる女狐役を魅力的に演じられたのが今も印象に残ります。「肺腺がん」の由。心よりご冥福をお祈りします。 勝俣範之医師・・・がん学界のビッグネーム...
View Article同行せず!(吾輩も猫である146)
こころざしを果たして いつの日にか帰らむ 山は青きふるさと 水は清きふるさと 主人は「ふるさと」の3番の歌詞にいつも声を詰まらせる。青雲の志はそれなりにあったであろうに、果たせぬまま還暦を過ぎ やがて古希を迎える。父親の遺品に向かい 母親の繰り言に耳を傾け 旧き友を訪ね 海辺に遊び 山を眺め・・・半生を顧みては悔恨にくれる。...
View Articleロクニーサン
今月初め、学生時代の友と琵琶湖畔のシェア別荘に集いました。同じ事をなんど言っても「旧~っ!」「耳にタコ!」と言われない心地良さに(笑)記憶は時空を超えて遡ります。 その琵琶湖畔にある パン屋さん&テラス風喫茶 より眺めた湖と比叡の山並です。...
View Articleまた 天にひとりを増しぬ(腎がんのメモリー40)
そのあとがある 大切なひとを失ったあと もうあとはないと思ったあと すべてが終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある そのあとは一筋に 霧の中へ消えている そのあとは限りなく 青くひろがっている そのあとがある 世界に そして ひとりひとりの心に ・・・・・・ 谷川俊太郎「そのあと」より ・・・・・・ ※ 申し訳ありません。今回...
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