今日(6/7)の朝日新聞に 「抗がん剤選択のポイント」 と題した特集記事。その焦点は 「高齢のがん患者の場合」 にありました。1年間にがんと診断された約90万人のうち7割が65歳以上、また4割は75歳以上であり、今後さらに増えると予想される由。
当然のことながら、自宅であれ病院であれケアする配偶者も高齢です。その子ども世代の多くは現役ですから、終日のキメ細かいケアは出来ません。そして高齢になるほど一人暮らしの方が がんに罹る割合は増えます。社会(制度)的支援が必要とされる所以です。
先月26日、友人(一人暮らし.私の同世代)は、掛りつけ医で 「血液検査の数値が高い」ため腹部エコー検査を受け 「肝臓に4~5個できものがある」 と。29日、紹介された病院で精検を受け 「4~5個なんてものじゃない、無数にある」 ことが判りました。
31日に造影剤CT、胃カメラ・・・。「限りなく悪性」「深刻」な状態のため大腸など他の検査が割込みで翌日に入ります。結果が出るのは2日ですが即入院もあり!とのこと。一人暮らしゆえ、愛犬を託しバラはじめ丹精こめた庭の花々の縁付け!に奔走します。
診察は一日早まり今月1日。「大腸がんの肝転移」 の確定診断でした。この日、彼女は 『スマホもタブレットも持っていないので、ブログ更新は退院までお休みになりますが、ご了承くださいませ。痛いのもう嫌だけど、頑張ってきますね!』 と記しました。
幸い或る方が、入院中の方と病院を介してメッセージを交換できるルートをみつけてくださいました。病院の素晴らしい配慮、試みです。8通のメッセージが彼女に届けられ、彼女からは 『頑張ります。て、眠っているだけだけど』 とユーモアを交えて・・・。
手術は、今日7日午後2時半開始の予定でした。しかしメッセージを介されている方によれば、今日夕方にずれこんだ由。手術の成功と彼女の恢復を祈り信じたいと存じます。たくさんの祈りが通じ力となりますよう 心を寄せてくだされば幸いに存じます。
※PC画は byQP 写真は拙庭の雨に濡れた紫陽花
【過去ログ目次一覧】
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef