主人、「英語は苦手だ」と言う。だからと言って仏語や独語が得意だということでは勿論ない。早い話、「勉強が好きじゃなかった」ということだろう。そんな主人に「Google」などの翻訳機能は、直訳的な酷いものではあるが、それなりに役に立つもののようだ。
吾輩ら猫にすれば英語であれ仏語であれ所詮は!人間語、どぅってこたぁない。そこで、主人がPCの助けを借りて日本語訳した英語の歌があるので、吾輩はそのサワリを「関西弁」に翻訳してみた。同じ関西弁でも実は多様なのだが、まぁ関西弁のつぎはぎ翻訳と言うことで・・・。
【エルトン・ジョン「Your Song」】
『ホンマのところは、ちょっとけったいな話やと感じまんにゃ。ワシ、心に隠し事できる人間やないさかいな。そもそもワシは、子どもやないけど、お金をようさん持ってる人間やない。でも、もしも!やで、もしも二人一緒に暮らせるおっきな家があったらなぁ・・・とは思てまんねん。』
【サイモン&ガーファンクル 「The Sound Of Silence」】
『"暗闇"はん、旧いお仲間はん、こんちは。もいっかいあんさんと話しにきてしもた。なんでや言うたら"幻"がそ~ぉっと忍びよって、ワシが寝てる間にその種!を蒔いて行きよった。その"幻"がワシの脳天にもぐり込み、今もまだ"静寂という音"になってワシん中にじ~っと居座ってまんにゃ。』
【ビートルズ「Hey Jude」】
『"ジュード"はん、そない気にすなや。悲しい歌かて機嫌よう聴けることがあるさかい・・・。彼女のハートをつかみはったら、だんだんに機嫌ようならはるやろ。怖れんでもえぇがな。彼女をゲットするために生まれてきたんや思て、彼女をグッと抱きしめなはれ。なんもかもうまく行きまっせぇ。』
【ロッド・スチュアート「Sailing」】
『ワシ いま船出するところでんねん。はい、海を渡り生まれた処めざし帆を立てて! 荒れ狂う波を突っ切りあの人といっしょに自由になりまんねや。 翼を思きし広げ飛び立ちまっせぇ。大空を翔く鳥のように 雲を飛び越え あの人といっしょに自由になりまんねやわぁぁ~。』
【シマジロウ後記】
それにしても、こうやって頭の中で関西弁に置き換えて彼らの歌を聴くと、み~んなケレンミ(外連味)たっぷり・・・。エルトンは、この歌を歌い出した頃はほっそりしたヤサ男だったのに、今や「L豚ジョン」。主人は数年前、サイモン&ガーファンクルの大阪公演を聴いたらしいけど、すっかり中年、否!老年太りしていたそうな・・・。「Hey Jude」はビートルズ後期!の代表作、なんてことない歌が妙に哲学的に聴こえるのが不思議だ。ロッドの「Sailing」、英国版「船頭小唄」だが、まぁケレンミ!の代表格、エルヴィスとえぇ勝負! ママス&パパス「California Dreamin」もUPしたかったけど、またつぎの機会に・・・。
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