秋・・・そろそろコスモス、彼岸花の季節ですね。みなさま如何おすごしでしょうか。
以下・・・QPの爽やかな秋の絵とともに腎がんの術後6年検診の報告をいたします。
未明、天が裂けるかのような雷鳴が轟きました。たださえ眠れぬ一夜、シマジロウが震えながら私の布団にやってきました。枕元~足下を落ち着きなくニャアニャア鳴きまわり、愈々まんじりともせず・・・結局、そのまま「診察」日の朝を迎えました。
朝8時、「必ずお電話下さいね」の妻の声を後に家を出ました。すでに雨は小止みでしたが、渋滞でバスは10分余り延着。私鉄駅まで心の動きそのままに足早に歩きました。通勤特急で25分、更に京都市バスで15分、なんとか予約時刻に到着しました。
待合で腰を下ろすと「〇〇の・・・?」と声を掛けられました。拙ブログをずっと訪ねていると仰るピンさんでした。病院も主治医も同じという奇遇・・・9/5のブログ記で「お目にかかれれば」とコメントを交わしていたのでした。様々なご縁が繋がるものですね。
ピンさんはオプジーボで治療中とのことで、「CTの結果を心配されていたので、もし転移の場合、治療の進め方をアドバイスが出来るかな」と声をかけて下さった由。診察・検査等を控えて短い会話でしたが、お互いの連絡先を交換させていただきました。
主治医はいつになく硬い表情で「何か変ったことは?」と。やばいかも・・・と思いつつ、この間の不調をいろいろ話しました。聴き終えて「検査のほうは異状ありません」と淡々と・・・。もう、かんべんしてくださいよ。遂にアウトか!と覚悟したやありませんか。
そこで気になっていた、眼の下の腫瘍の話。じっと診た後、主治医「皮膚科を紹介します」、私「今からですか?」、主治医「今から!」。えぇのか悪いのか・・・。で、皮膚科で検査の後、若くて美しい女医さん「悪性腫瘍ではありません。脂肪性の腫瘤です」。
初めて中1年のCT検査には結構!ビビリンゲンでしたが、お蔭様で術後6年検診を無事クリアーできました。激励や念力、大丈夫!の予言を下さった方はじめみなさまに心からお礼申し上げます。以下、病理所見と血液検査の概要を記しご報告といたします。
【病理所見】1年前のCTと比較。(腹部)手術した左腎に局所再発はなく右腎にも特記すべき所見なし。腹膜内の術後の脂肪壊死と見られる所見も前回と同様。肝実質に転移を示唆するSOLなし。多発肝嚢胞に著変なし。有意なリンパ節腫大なし。胆、膵、脾、副腎に特記すべき所見なし。腹水貯留なし。(胸部)肺転移を疑う結節影は認めず。右肺尖部、左肺底部の小結節に著変なく炎症性変化によるものを疑う。胸水貯留は認めず。
【血液・尿検査】高値では、T-BIL(総ビリルビン・・・標準0.2~1.0)が体質!とされるほどいつも高く2.0 BUN(尿素窒素・・・標準7~20.0)は20.7。 低値では、PLT(血小板・・・標準160~327)が134。 その他は総て標準範囲にありました。 腎臓で重視されるCRE(クレアチニン・・・標準0.3~1.1)は0.91、 eGFRは64.1とまずまずでした。 私が重視する Lymph%は34.2で、がん細胞をほぼ死滅させるとされる30%超でした。
お昼。妻と待ち合わせて、検診クリアーではいつも行くレストラン「身土不二」でいつもの!限定20食の和風御膳をいただきました。身体に良い(無農薬・低農薬・食品添加物の少ない)野菜・肉・魚を、刺身・煮物・揚物・焼物で揃えた御膳です。元気が出ます!
妻とは駅前で別れて、家まで約4km、雨の上がった道をウォーキングしました。雨を湛えた路傍の花々はまるで氷が溶けたような風情・・・こんなこと普段は滅多に気がつきません。これも一つのご褒美かな? 相変わらず花の名には疎くてわかりませんが・・・。
このブログ記のタイトルは「雨がやんだら」。朝丘雪路さんの歌を!と思いましたが、「あんまりやなあ」と・・・。以前にもご紹介した伊藤玲子:作詩、松下耕:作曲の「今、ここに」をあらためてご紹介します。 今、ここにきてくださった あなたに・・・。
今、ここに 私はいて 今、ここで 私はうたう
今、ここに 私はたち 今、ここで 私はきく
空気 風 光 身体をとおりぬけて
空気 風 光 心からあふれるもの
私の身体 とおりぬけて あなたへとどくもの
私の身体 とおりぬけて あなたからとどくもの
今、ここに 私はいて 今、ここで 私はうたう
【過去ログ目次一覧】
腎がんのメモリー 1~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい 1~56 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
かんわきゅうだい 57~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
以下・・・QPの爽やかな秋の絵とともに腎がんの術後6年検診の報告をいたします。
未明、天が裂けるかのような雷鳴が轟きました。たださえ眠れぬ一夜、シマジロウが震えながら私の布団にやってきました。枕元~足下を落ち着きなくニャアニャア鳴きまわり、愈々まんじりともせず・・・結局、そのまま「診察」日の朝を迎えました。
朝8時、「必ずお電話下さいね」の妻の声を後に家を出ました。すでに雨は小止みでしたが、渋滞でバスは10分余り延着。私鉄駅まで心の動きそのままに足早に歩きました。通勤特急で25分、更に京都市バスで15分、なんとか予約時刻に到着しました。
待合で腰を下ろすと「〇〇の・・・?」と声を掛けられました。拙ブログをずっと訪ねていると仰るピンさんでした。病院も主治医も同じという奇遇・・・9/5のブログ記で「お目にかかれれば」とコメントを交わしていたのでした。様々なご縁が繋がるものですね。
ピンさんはオプジーボで治療中とのことで、「CTの結果を心配されていたので、もし転移の場合、治療の進め方をアドバイスが出来るかな」と声をかけて下さった由。診察・検査等を控えて短い会話でしたが、お互いの連絡先を交換させていただきました。
主治医はいつになく硬い表情で「何か変ったことは?」と。やばいかも・・・と思いつつ、この間の不調をいろいろ話しました。聴き終えて「検査のほうは異状ありません」と淡々と・・・。もう、かんべんしてくださいよ。遂にアウトか!と覚悟したやありませんか。
そこで気になっていた、眼の下の腫瘍の話。じっと診た後、主治医「皮膚科を紹介します」、私「今からですか?」、主治医「今から!」。えぇのか悪いのか・・・。で、皮膚科で検査の後、若くて美しい女医さん「悪性腫瘍ではありません。脂肪性の腫瘤です」。
初めて中1年のCT検査には結構!ビビリンゲンでしたが、お蔭様で術後6年検診を無事クリアーできました。激励や念力、大丈夫!の予言を下さった方はじめみなさまに心からお礼申し上げます。以下、病理所見と血液検査の概要を記しご報告といたします。
【病理所見】1年前のCTと比較。(腹部)手術した左腎に局所再発はなく右腎にも特記すべき所見なし。腹膜内の術後の脂肪壊死と見られる所見も前回と同様。肝実質に転移を示唆するSOLなし。多発肝嚢胞に著変なし。有意なリンパ節腫大なし。胆、膵、脾、副腎に特記すべき所見なし。腹水貯留なし。(胸部)肺転移を疑う結節影は認めず。右肺尖部、左肺底部の小結節に著変なく炎症性変化によるものを疑う。胸水貯留は認めず。
【血液・尿検査】高値では、T-BIL(総ビリルビン・・・標準0.2~1.0)が体質!とされるほどいつも高く2.0 BUN(尿素窒素・・・標準7~20.0)は20.7。 低値では、PLT(血小板・・・標準160~327)が134。 その他は総て標準範囲にありました。 腎臓で重視されるCRE(クレアチニン・・・標準0.3~1.1)は0.91、 eGFRは64.1とまずまずでした。 私が重視する Lymph%は34.2で、がん細胞をほぼ死滅させるとされる30%超でした。
お昼。妻と待ち合わせて、検診クリアーではいつも行くレストラン「身土不二」でいつもの!限定20食の和風御膳をいただきました。身体に良い(無農薬・低農薬・食品添加物の少ない)野菜・肉・魚を、刺身・煮物・揚物・焼物で揃えた御膳です。元気が出ます!
妻とは駅前で別れて、家まで約4km、雨の上がった道をウォーキングしました。雨を湛えた路傍の花々はまるで氷が溶けたような風情・・・こんなこと普段は滅多に気がつきません。これも一つのご褒美かな? 相変わらず花の名には疎くてわかりませんが・・・。
このブログ記のタイトルは「雨がやんだら」。朝丘雪路さんの歌を!と思いましたが、「あんまりやなあ」と・・・。以前にもご紹介した伊藤玲子:作詩、松下耕:作曲の「今、ここに」をあらためてご紹介します。 今、ここにきてくださった あなたに・・・。
今、ここに 私はいて 今、ここで 私はうたう
今、ここに 私はたち 今、ここで 私はきく
空気 風 光 身体をとおりぬけて
空気 風 光 心からあふれるもの
私の身体 とおりぬけて あなたへとどくもの
私の身体 とおりぬけて あなたからとどくもの
今、ここに 私はいて 今、ここで 私はうたう
【過去ログ目次一覧】
腎がんのメモリー 1~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい 1~56 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
かんわきゅうだい 57~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace