今朝のわが街の雪景色
『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。』 (三好達治「雪」)
この二行の詩に、昭和の雪景色が凝縮されています。わが郷里には今もまだこの詩にふさわしい光景があるのではないか・・・と、そんな幻想のような郷愁にかられます。
昨日、今日・・・列島に雪が降り積みました。わが街も今冬初めての積雪、突風と雪の重みとで小さな庭の蝋梅の葉が落ち、蕾と 僅かにひらいた可憐な花が姿を現しました。
わが庭の蝋梅は毎年初雪がある頃に花開きます。まるで蝋細工のような、可憐と言えば可憐な、艶やかと言えば艶やかな蝋梅。花木に疎い私がなぜか最も好きな花です。
「雪の降る街を」。かつて高英男さんが歌ってヒットしました。作詞が劇作家の内村直也さんであるのは、もともとラジオドラマの挿入歌として作られたからのようです。
岩崎宏美さんの「雪の降る街を」。映像はなぜか旧いイタリア映画。岩崎さんの歌声がこの曲によく似合います。「あたたかき幸せの微笑み」が皆さまにありますように!
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