新緑の季節。幾つになっても、なぜか心騒ぎます。萌える若葉、樹々の繁る緑に生命の息吹を感じるからでしょうか。それとも人生の黄昏を迎え陽光の眩しさに怯む所為でしょうか。季節は昨日も今日も・・・めぐり巡り行きます。
いちの芽吹く緑の杜・・・今月末あたりから螢前線も北上をはじめます (Painted byQP)
貧しいから あなたにさしあげられるものといったら
さわやかな5月の若葉と せいいっぱい愛する心だけです
それでも 結婚してくれますか (日比野都「天国のお父ちゃん今日は」より)
もう半世紀も前にTV放送された連ドラの冒頭に読まれた言葉です。森光子さん演じる「パンツ売りのおばちゃん」が、今は天国のお父ちゃんから若い日にプロポーズされた言葉でした。それでなくても結婚したい人にそう言われたら・・・泣いてしまうでしょ。
柱の傷はおととしの 五月五日の背くらべ
ちまきたべたべ兄さんが はかってくれた背のたけ
昨日くらべりゃなんのこと やっと羽織の紐のたけ
小さい頃よく歌った「せいくらべ」。ある方がブログで、「なぜ去年ではなく一昨年なのだろう?」と記し、そこに秘められたエピソードを紹介されていました。以下、「背くらべ」で検索した「ウィキペディア」※にそのワケが記されています。
※ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8C%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9
雨に濡れてた 黄昏の街 あなたと逢った 初めての夜
二人の肩に 銀色の雨 あなたのくちびる 濡れていたっけ
傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンがぼやけてた
ちあきなおみ「黄昏のビギン」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Ld8xFq2jtUE
永六輔さんらしくない詩だなぁと思っていたら、作詞作曲した中村八大さんが永さんに「作詞は永六輔ということにして」と。水原弘さんがB面で歌い埋もれていたこの歌、後にちあきなおみさんがカヴァーしましたが、それでもやはり埋もれつづけました。
ようやくこの歌がヒットしたのはCM音楽で使われてから・・・。しかしこの時すでにちあきなおみさんは芸能界を去っていました。1992年9月21日、おつれあいが虹をわたった日以降、引退宣言もないまま彼女は一切の芸能活動を停止しています。
1.もずが枯木で鳴いている おいらは藁をたたいてる
綿びき車はおばあさん コットン水車もまわってる
2.みんな去年と同じだよ けれども足んねえものがある
兄(あん)さの薪割る音がねえ バッサリ薪割る音がねえ
3.兄さは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
もずよ寒いと鳴くがいい 兄さはもっと寒いだろ
家族が戦争に狩られた村の情景が痛いほど伝わるサトウ・ハチローさん渾身の!の反戦詩。そして今、謝罪があろうとなかろうとオバマさんのヒロシマ訪問が世界の核廃絶の画期!となることを、「平和信仰」と揶揄されようと嘲笑られようと、祈ります。
【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
いちの芽吹く緑の杜・・・今月末あたりから螢前線も北上をはじめます (Painted byQP)
貧しいから あなたにさしあげられるものといったら
さわやかな5月の若葉と せいいっぱい愛する心だけです
それでも 結婚してくれますか (日比野都「天国のお父ちゃん今日は」より)
もう半世紀も前にTV放送された連ドラの冒頭に読まれた言葉です。森光子さん演じる「パンツ売りのおばちゃん」が、今は天国のお父ちゃんから若い日にプロポーズされた言葉でした。それでなくても結婚したい人にそう言われたら・・・泣いてしまうでしょ。
柱の傷はおととしの 五月五日の背くらべ
ちまきたべたべ兄さんが はかってくれた背のたけ
昨日くらべりゃなんのこと やっと羽織の紐のたけ
小さい頃よく歌った「せいくらべ」。ある方がブログで、「なぜ去年ではなく一昨年なのだろう?」と記し、そこに秘められたエピソードを紹介されていました。以下、「背くらべ」で検索した「ウィキペディア」※にそのワケが記されています。
※ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8C%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9
雨に濡れてた 黄昏の街 あなたと逢った 初めての夜
二人の肩に 銀色の雨 あなたのくちびる 濡れていたっけ
傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンがぼやけてた
ちあきなおみ「黄昏のビギン」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Ld8xFq2jtUE
永六輔さんらしくない詩だなぁと思っていたら、作詞作曲した中村八大さんが永さんに「作詞は永六輔ということにして」と。水原弘さんがB面で歌い埋もれていたこの歌、後にちあきなおみさんがカヴァーしましたが、それでもやはり埋もれつづけました。
ようやくこの歌がヒットしたのはCM音楽で使われてから・・・。しかしこの時すでにちあきなおみさんは芸能界を去っていました。1992年9月21日、おつれあいが虹をわたった日以降、引退宣言もないまま彼女は一切の芸能活動を停止しています。
1.もずが枯木で鳴いている おいらは藁をたたいてる
綿びき車はおばあさん コットン水車もまわってる
2.みんな去年と同じだよ けれども足んねえものがある
兄(あん)さの薪割る音がねえ バッサリ薪割る音がねえ
3.兄さは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
もずよ寒いと鳴くがいい 兄さはもっと寒いだろ
家族が戦争に狩られた村の情景が痛いほど伝わるサトウ・ハチローさん渾身の!の反戦詩。そして今、謝罪があろうとなかろうとオバマさんのヒロシマ訪問が世界の核廃絶の画期!となることを、「平和信仰」と揶揄されようと嘲笑られようと、祈ります。
【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f