リガ(ラトビア)の朝焼け
世界の猫?
吾輩、本来なら「吾輩は猫である」とごく当たり前に名乗りたいのだが、明治の文豪 夏目某の「名前のない有名な」猫がゐるために、口惜しくも「吾輩も・・・」と言わざるを得ない。まぁ、それはそれでいいのだが、今回は夏目某の猫には成し得なかった「世界の猫」として語ってみたい。
バルト三国の日本人
昨夜、テレ朝系の「こんなところに日本人」を視た。 「バルト三国」 の日本人を訪ねる1時間半の特番、いつもは主人と細君が一緒にTVを視ることはないが、一昨年の春バルト三国を訪れている所為か珍しく二人揃って視ていた。で、吾輩もお愛想のお付き合い一緒に視た・・・次第だ。
湖の国リトアニアを上空から リトアニアの首都ビリニュス
前記TVをご覧になった方は予習?済だろうが、バルト三国とは、フィンランドに近い方(北)からバルト海に沿って南にエストニア、ラトビア、リトアニアの三国を指す。旧ソ連支配から一緒に(1990年~)独立を果たしたが、民族も言語も宗教も各々まるで異なる。
旧ソ連からの独立をめざす歴史的な闘いはビリニュスの大聖堂前の広場(上写真左)から始まり、ラトビア・エストニアへと200万人の人間が手をつなぐ「人間の鎖」となった。写真中はその起点となった所のタイル(STEBUKLAS)、そして写真右はこの地に斃れたすべての人々が眠る墓地・・・。
写真上左は、6千人のユダヤ人を救った「日本のシンドラー」杉原千畝さんが執務した大戦中のリトアニアの首都カウナスの旧日本領事館。数万の十字架が林立するシャウレイの「十字架の丘」(写真中)。中世の美しいお城がそのまま残る「トラカイ城」(写真右)。
写真上左は、ラトビア民族野外博物館のモニュメント。「自分達の過去がわからない者は未来もわからない」とラトビア語で刻されている。写真中はヴェルサイユを模したルンダーレ宮殿、「ルンルンなのはだあれ?」と寒い洒落も・・・。写真右は首都リガの大聖堂の絢爛たるステンドグラス。
エストニアの首都タリン旧市街のラエコヤ広場(上写真左)は、いつもお祭りで賑わう。主人らが訪ねたのは5月、白夜で夜遅くまで日が残る中、広場を埋め尽くした人々が野外コンサートを愉しんでいた由。写真右は5年毎に開催される「歌の原」の会場、15万人が集まる世界的な合唱祭である。
で、何が「世界の猫」なの?と? まぁ夏目某は世界についてまるで語らなかったが、吾輩は若干の現代史とともに世界を語ってみたってワケ・・・。なお上写真左はビルのてっぺんから下界を睥睨するリガの猫、写真中はタリンの街を放浪?する猫、最後は日本の誇り高き猫。ま、吾輩と言うことで・・・。
なお主人の「バルト三国の旅」は下記旅行記サイトにUP。
リトアニア編・・・http://4travel.jp/travelogue/10781829
ラトビア編・・・・・http://4travel.jp/travelogue/10782371
エストニア編・・・http://4travel.jp/travelogue/10782780
【おことわり①】22日~主人は例月の介護帰省、吾輩は妻君とともに留守番を命じられたもののPCに蓋!をされ・・・暫くPCを使えない!(泣) で、まぁ・・・そ、そういうこと!でござります。ご賢察を・・・。
【おことわり②】と言うことで、TVの「こんなところに日本人」について詳しく?書きたかったのだが、PCに蓋!を迫られ、これ以上書けなくなってしまった。そ、そういうことで、ご、ご賢察を・・・(くどい!)
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