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Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
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たまには吾輩も(吾輩も猫である153)

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 暫く吾輩の出番がなかった。吾輩としては 出番がなくて大いに結構! が、吾輩にもファンというものがいる。あましに長く登場しないと 「どこか悪いのではないか?」とご心配めさる。それではまことに心苦しいゆえ、久しぶりに登場した次第である。



 きょうは朝から実に良いお天気である。で、普段は箱入り!の吾輩であるが、主人に命じて、否!お願いして散歩に連れて出て貰った。バギーゆえ もう一つ!自由度はないが、きょうの空はまさにピーカン! 小さな雲一つない碧空に吾輩の心もピーカンであった。

 公園に二組の母子。ママさんはいずれもベンチに掛けスマホと睨めっこ。子どもはたぶん3~4才の女の子、子どももママなど気にせず勝手に遊んでいる。「あっ!」と危なっかしいシーンがありハラハラするのだが、見ていない強み?かママさんは平気である。

 主人、なんか言いたそうだが・・・言えない。ヘタに注意でもすればどんな逆襲にあうかわからない!ってことだろう。その点、猫は自由な発言が認められている。危なっかしいシーンのたびに「こ、こにゃあぁ~っ!」と警告したのだが、反応まるでナッシング!



 今朝の新聞トップに『NHK受信料は義務』との最高裁判断。TVなどNHKを受信できる機器を持てば「NHKと受信契約する義務がある」との大法廷の判断である。これには「払いたくないが世間体を気にして受信料を払い続けている」主人も激怒している。

 憲法の三大義務と言えば「勤労・納税・教育」の義務、これに「NHK受信契約」の義務が加わるってことか? しかも判決理由に「国民の知る権利を守るために契約を強制する」と。国民の知る権利のためにNHKがいったいどんな貢献をしてきたんやろにゃ。

 判決では「NHKからの一方的な契約の申込みでは支払義務は生じない。NHKが契約合意を求める裁判で勝訴した時に契約は成立する」そうで、訴訟されない限り支払うことはない。が、10人に1人と言われる不払者は最高裁判断にさぞ怖気づくことだろう。



 「日本では殆ど唯一のジャーナリスト」と言われる本多勝一。その氏の書を「ほぼ総て読んだ」と風呂敷を広げる主人ならば当然!も読んでいよう。が、意気地がないと言うか細君の懇願に弱いと言うか 「ドブに捨てるより悪い」受信料を払う主人が憐れなり。

 (右端)は本多勝一。TVには滅多に出ないし、紙面等にはサングラスをかけて登場、髪はカツラである。絶えず脅迫があり素顔を晒せないのだろう。TVで勝手なことばかり垂れ流す〇崎スシローのような御用(ヨイショ!)評論家には縁なきことだろうが・・・。



 吉永小百合さんの記事も・・・。ノーベル平和賞に輝いた「ICAN」について『今がチャンス。一人ひとりが目覚め声を上げ世界を動かす時』『いつか被爆者がいなくなる。私達の努力で未来に向かうことが大切』と語る彼女、ただ美しいだけの女優さんではない。

 が、彼女を「無知蒙昧」と罵る方もいらっしゃる。原爆詩朗読をライフワークとする吉永小百合、核廃絶を訴える吉永小百合が、目障りで仕様がなさそうだ。まあ罵詈雑言も言論の自由のうち!とお考えなのだろう。ただただ醜いだけの言葉もあるということだ。

 オノ・ヨーコはあまり好きじゃないが、この映像はやはり視てほしい。「Happy Xmas (War Is Over)」


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ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

思わず胸が きゅん!と・・・

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                                Painted by QP

 北海道はいま何処も雪景色。函館に介護帰省している妻は電話で「毎日雪かき・・・ほんと骨が折れる」と。冬の北海道は一度だけ十数年前のこの季節、義父の葬式で行きました。坂道の多いやや欧風の街、敬愛してやまなかった父が旅立った・・・こころ凍みる日でした。


 
 2日、久しぶりに夜の梅田へ。大阪一の繁華街はクリスマス一色・・・信号がかわるたびに数百人がひしめいては一斉に歩き出します。そんな夜に 「腎がん」をアイデンティティ?に8人の男女のクリスマスオフ会(初対面かせいぜい2~3回会った方ばかり)がありました。

 待ち合わせ場所で早や自己紹介が始まり、揃ったところでH百貨店13階のレストラン街に移動・・・の途中、約1名の迷い子さんが出て慌てました(誰かは伏せま~す)。大広場のクリスマスツリーを眺めながらレストランに入り改めて自己紹介からオフ会が始まりました。

 闘病歴を必ず言うところがこのオフ会のミソ!です。各々その時を想い返すのですが、感極まった方がいらっしゃいました。数か月前に手術され初めてこの会に来られました。『勇気を出してここに・・・。一人じゃない!と思える日がきました』と涙ぐまれました。



 私に衝撃!であったのは「術後15年たって再発転移」された方。ご本人は ネガティブになっていてとてもここに来れない、とのことで妹さんが来られました。15年たっても・・・。がんの手ごわさをつくづくを思いつつ・・・勇気が届きますように!と心より願いました。

 実はこの後 PartⅡ もあり、わざわざ東京から腎がん友が来られました。私は PartⅠ のみで帰りましたが、夜10時を過ぎなお語り足らず PartⅢ へ。じんじん!がんがん!ってところでしょうが・・・さぶっ!って笑われますので(もう笑った!)この話はここまでです。

                          

 「青春の門」「青年は荒野をめざす」を書かれた五木寛之さん。無名時代は広告会社でCMを作っていました。日石灯油でほっかほか!日石灯油だもんね! ストーブが石炭から灯油に替りつつあった時代、このCMを歌いながら暖かい気持ちになりました。



 クリスマス。「クリぼっち」が「クリスマスを独りで迎える人」だと知ったのは・・・やめておきます。そんなクリぼっちにちょっとキツイ!CMが JR東海の「X'mas Express」シリーズ。思わず胸きゅん! なんか青春が甦るような感じがしませんか?(イタシマセン!)



 晩婚、姉さん女房が流行り?の現在を映す石田ゆり子さんとムロツヨシさんのCM。シリーズ化されていてたくさんある中からチョイスしたのがこの一点です。石田ゆり子さんの最後のひと言に・・・まっこと胸きゅん! 思わず自分の表情が変るのを自覚しました。





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人生の棚卸し(目次)

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  1. 「カテゴリー」の中に各々「目次」をつくりました。
  2. 各々にリンク(URL)が貼ってありますので ワンクリックで行けます。
  3. コメントいただいた方のHNを各々の項に記しています。

【 カテゴリー・・・ 人生の棚卸し】 2017.11.18~2017.12.12

1.人生の棚卸し (2017-11-18)  
 ブログのカテゴリーに「人生の棚卸し」を追加。QPの絵、最近読んだ本「習近平の中国」「粛清の王朝」「日本共産党と中韓」「官房長官」、シマジロウの現在、You tube・・・ビーナッツ「鈴懸の道」。
 <コメント> リーのママさん、Rarudoさん、Anneさん
 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/016366ff3c53d369d403622fbf57773a

2.草原の輝き~晩秋の愉しみ (2017-12-12)  
 エリア・カザン監督「草原の輝き」に見る光と影。或る研究会の紹介。You tube.「政府は必ず嘘をつく」の堤未果さん出演番組。
 <コメント> 
 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1

草原の輝き~晩秋の愉しみ

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 此頃、我ながらよく更新していると思います。と言って自らを褒めも貶しもしません。毎日更新される方なら「なんてことない」、あまり更新されない方は「暇なやなぁ」ってところでしょう。なんだか色々なことがあって、案外!此処が居心地良いのかな・・・。



 先夜 BSでエリア・カザン監督による映画「草原の輝き」を観ました。主演ナタリー・ウッド、相手役に当時新人だったウォーレン・ビィティ。世界大恐慌(1919年)前後のアメリカを背景に、保守的な親たちに反抗する若い二人の恋と青春が描かれています。

 この映画が公開されたのは1961年。その10年余り前のアメリカには「赤狩り」の嵐が吹き荒れ、映画界でも反米的と見なされた人々は追放の対象とされました。エリア・カザン監督もその一人でしたが、彼は仲間を売ることによって映画界に生き残ります。

 彼は、下院非米活動委員会に「反米活動」の嫌疑で召喚されると、それを否定するために司法取引し、左翼思想の持ち主として友人の映画監督・俳優らの名前を証言します。これにより追放を免れ映画制作を続けたその延長線上に「青春の輝き」があります。



 映画では、保守的な父親が大恐慌に悲観し自殺、ナタリー演じるディーニーは精神を病みます。エンディングは明日への旅立ちを予感させるものの「青春の翳り」とアメリカ社会の影の側面が滲み、そこにエリア・カザンの罪悪感、呵責が映されていると思いました。

 余談ながら、私の高校時代の友Yはナタリー・ウッドの熱烈なファンでした。そしてナタリー似の同級生Hが好きになり「この恋が実らなければ死ぬ」と・・・。しかしまるで相手にされず、卒業後も長距離恋活?に挑んだものの会うことさえ拒まれる有り様でした。

 数年たって風の噂に「YとHが結ばれたらしい」と・・・。「あれほど一途に迫られれば流石の彼女もほだされる」と囁かれました。しかしつい最近、「離婚したらしい」との風の噂を聞きました。青春の輝きと晩年の翳りを、ふっ!と思った次第です(どんな次第や)。



 なんの脈絡もなく場面は昨日の京都に飛びます。敢えて脈絡をつければ、私が青春の一時期を送った場所です。かつて此処には檄文を書き連ねた大きなタテカン(立看)がひしめいていました。が、今は「女子大?」って思うほど清潔感のある楚々とした光景です。

 (左)の樹には電飾が巡らされXマスイブまでライトアップされます。ちなみに大学祭は「イブ祭」と呼ばれ、この時期に様々なイベントがあります。イブ祭には毎年テーマ!が掲げられ、私が憶えている昔のテーマは「皮膚と円周率」でした(ナンジャラホイ)。

 もう一つ脈絡を言えば、ここから徒歩十数分のところで、今はもうない学生時代のサークルの先輩~後輩(世代的には十数年)10人前後の「研究会」がありました。今回のテーマは ①「現在の中国社会の特性」、② 堤未果「政府は必ず嘘をつく」(角川新書)について。


 
 この日の出席者は8人。①では中国に三つの支社をもつ会社の元社(会)長による報告がありました。数えきれないほど中国に行っているだけにリアルで具体的な話でしたから、触発され活発な議論となりました。「習近平の中国」について少し解明された感じ・・・(笑)

 ②はこの集りの最年長の女性からの報告。一冊の書の要点が8頁のレジュメに集約されトランプ以前(オバマ時代)の米国政府の嘘を中心に耳を疑いたくなる驚きの事実満載の書をもとに議論しました。書の主な章のさわりはYou tubをご覧ください(約30分)。

 

 研究会は、ただの研究会であり格別の目的はありません。なのに(だからこそ?)面白くて途中休憩は僅か10分余、3時間半にわたり議論を楽しみました。その後、烏丸四条の或る小さなレストランを借り切り和食とお酒と引き続きのダベリで忘年の会を〆ました。

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さすらいの旅にしあればしみじみと

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                   ホテル38階からの眺望・・・左手に琵琶湖大橋

 私のアニバーサリーに愚息から「琵琶湖畔のホテルでランチ&クルーズに招待したい」との電話。断る理由はなく「おぉ、いいよ」と昨16日、琵琶湖に向かいました。JRの事故で30分余遅れましたが、寝坊の愚息一家にはちょうど良く 互いに待ち時間ナシ!

 琵琶湖を一望するホテル38階のレストンへ。妻は高いところに弱いのですが、「うわ~っ! 素晴らしい眺め!」。そこは気遣っています。和食は予約がとれずフレンチになりました。このレストランの食事と琵琶湖クルーズ(ミシガン)がセットになっています。


               孫娘と愚息・・・ミシガンはこの状態から数分で着岸します。

 食事の写真ですか? イタシマセン! そう言えば イタシマセン!の「ドクターX」が終わりました。毎回のエンディング、岸部一徳のダンス?が愉しみでした。なお、食事は私と妻は魚を、愚息夫婦と孫娘は肉をメインにいただきました。おいしゅうございました。

 食事と歓談を楽しんだ後はミシガンの桟橋へ。すぐ近くの琵琶湖ホールでは「第九」の演奏会・・・さぶいミシガンより 熱い第九のほうがいいかなっ! と思いましたが、勿論!そんなことは言いません。「この季節のミシガン、この季節の琵琶湖もえぇなあ」と



 ミシガンの売り!の外輪が勢いよく海を蹴り出航しました。船内のショーではお兄さんが「琵琶湖周航の歌」を朗々と・・・。我は湖の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと 昇る狭霧や さざ波の 滋賀の都よ いざさらば。見事な七五調の歌詞が心地良くひびきます。



 あたりにはヨット、釣り船、モーターボートなどびっくりするほどたくさんの小舟が疾走しています。結構!危ないんじゃないの?と思いました。思っただけですが・・・。ヨットの皆さん! 東京オリンピック目指して? 声は届きませんが「ヨぉッ~ト!」とひと声。



 鳥さんもやたらと多く、しばしば目の前をかすめて飛びます。なんだか からかわれてるみたいでした。生意気な鳥やなぁ!と言いましたら、孫娘に笑われました。ま、我がもの顔!って言うんでしょうか・・・。でも人はみな昔々鳥だったかもしれないんですよね。
   ※ 中島みゆき「この空を飛べたら」https://www.youtube.com/watch?v=-fIM4GI1pKg



 なぜかしきりに鳥が気になります。鳥さん、羽を休めたいのでしょう、旗の立つポールにとまりました。カメラを向けてもピクリともしません。可愛い目をして、どうしてなかなか堂々たる風情です。これぐらいでなきゃ厳しい世間は生きていけないのでしょうね。



 ホテルに戻り、ロビーへ。クリスマス一色ながら、結婚式も・・・。今日は兎も角やがてクルシミマスね。クリスマスの日まで日めくり?で「きょうのチョコ」が出るプレゼントに孫娘はいたくゴキゲンで、妻がメインに贈った児童書には目もくれまセーヌ河

 ではでは・・・みなさま! 少し早いですけど Merry Christmas!
 クリスマスまで しばしおいとまいたします。お風邪など召されませんように!



    ※ コメント欄はクリスマスまでしばし閉じさせていただきます。

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クリスマスに想う

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 メリー・クリスマス つい先刻、わが家の前をサンタさんが鈴を鳴らしながら慌ただしくとおり過ぎました。イブの夜が更けて行きます。クリスチャンのみなさんは勿論、そうでない方々も それぞれそれなりの思いをもってイブの夜を過ごされたことと思います。


                               Painted by QP.

 イブまでの数日、郷里に帰り施設でしきりにホームシックを訴えていた母と過ごしました。母はいつになくご機嫌でしたが、姉は体調が芳しくなく今回は帰省をパスしましたから、実家の函館での介護帰省から戻ったばかりの妻にかなり負担をかけてしまいました。


                           日本海と大山と自衛隊機
                            
 帰省する途中の高速道SAの方々で自衛隊の車両を目にしました。郷里では早朝から日暮れまで数分間隔で自衛隊機が飛び交っていました。と言っても郷里は沖縄ではなく境港市(鳥取県)です。すぐ近くに民間航空と滑走路を共用する自衛隊の航空基地があります。

 この間の国際情勢の緊張を反映しているのでしょうか・・・。解決において力の論理しかないのであれば、緊張はやがて実戦に至るほかありません。都会のラッシュアワーのように頻繁に発着し、しきりに低空飛行する黒い機影を眺めつつ・・・この国の明日を思いました。


                         防風林を掠めるように低空を・・・
                          
 母は、散歩に出ることもすぐ近くの父のお墓参りに行くことにも、気が向きませんでした。埋め立てた岸壁近くのだだっ広い板張りのテラスで日向たぼっこを!と思っていましたが、母の気持ちと足もそこに向かうことはなく、夕陽のテラスを私一人歩きました。


                 コートの影はまるで女性ですが・・・岸壁のテラスにて

 イブの日は急に思い立ってボストン博物館展(神戸市立博物館)へ。ツタンカーメン王頭、アフリカの首飾り、中国・南宋時代の羅漢図などにまじって蕪村の屏風絵、英一蝶「涅槃図」など明治~戦後に日本で買い集めた(買い漁った?)作品も多数展示されていました。 



 ポスターにもなっているゴッホ「郵便配達人・・・」やモネ、ドガなど欧州19世紀の印象派の絵もたくさんありましたが、いずれも印象的?ではありませんでした。総じて もう一つ!の中で 陳容「九龍図鑑」は結構!圧巻でした。看板の右側の絵がその一部です。

 お昼は三宮駅前の「UNAGI」の看板のあるお店へ。鰻ではなく、私は刺身定食、妻は江戸前弁当をいただきました。いずれもオススメ!出来ます(写真は・・・イタシマセン)。地元駅で別れ、帰省の際の労いにXマスとして妻にカシミヤのセーターを贈りました。


                               Painted by QP.

Xマスカード、年賀状・・・リタイアしている身にも結構!慌ただしいこの時季、心からの祈りをこめて記す言葉といえば、つまるところ「健康」と「平和」でした。たとえ対立しても 力の論理ではなく理と心と人としての情をもって治める世の中であれ と願います。


                         

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青春は忘れもの 過ぎてから気がつく

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 阿久悠さんが旅立って早や10年が過ぎました。阿久さん作詞による歌は5千曲に上りますが、先夜『色あせぬ言葉そして歌を』と謳われた「阿久悠リスペクトコンサート」の模様がBS1で放送されました。画面を見、聴きながら、様々な思いが甦りました。



 或るブログで餅つきの様子を紹介されていました。「器械でついた餅が30きれ」だそうですが、かつてご両親と玄関先で「せいろで蒸した餅米を臼と杵でついていた」由。年の瀬に帰省し「我が家で餅つきをしたのはいつだったかなぁ」と思い巡らせました。

 郷里の正月に特別な何かがあったわけではありません。今にして特別な思いはありますが、他所には刺戟にみちたきらきらした世界があるような気がしました。そんな気がしただけで・・・空しさを覚えました。今にして思えば慎ましく穏やかな正月ではありました。

 は愚息が小学生の頃、郷里の裏庭でわが父母といっしょに餅をついている様子です。昨年亡くなった父が現在の私に近い歳でしょうか。なぜそんなに嬉しいのだろう?と思うぐらい、嬉しそうだった父の気持ちも、勿論!今ならわかり過ぎるほどわかります。



 誰かの手にかかるとまるで異なる世界が展がる、それを「〇〇マジック」と言います。阿久悠の言葉はとびきりの魔術でした。上野発の夜行列車降りた時から・・・誰かの日記のような、せいぜいルポルタージュの書出しのようなこの一節が、特別な世界を醸します。

 青函連絡船に乗ったことがありますか? 私は結婚の前年(1973年)に初めて乗り15年後(1988年)に終航しました。北へ帰る人の群れは誰も無口で海鳴りだけをきいている・・・その淋し気な風景が今!生々しく甦るのには、この歌の力もあると思います。

 上野発の夜行列車おりた時から青森駅は雪の中/北へ帰る人の群れは誰も無口で海鳴りだけをきいている/私もひとり連絡船に乗り凍えそうな鴎見つめ泣いていました/ああ津軽海峡冬景色
 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと見知らぬ人が指をさす/息で曇る窓のガラス拭いてみたけど遥かに霞み見えるだけ/さよならあなた 私は帰ります/風の音が胸を揺する 泣けとばかりに/ああ津軽海峡冬景色
    石川さゆり「津軽海峡冬景色」https://www.youtube.com/watch?v=JHAinNVcQW4



 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく・・・阿久悠さん作詞による「思秋期」のサビのくだりです。過ぎし日々は美化されず、醜悪にも糊塗されません。総ては遠く過ぎ去るまでよく見えない、見えていないだけなのでしょうか・・・。 

 若き日に結ばれた恋もあれば儚く消えた恋も哀しく潰えた恋も青春を過ぎて破局を迎えた愛もありましょう。故郷は遠きに在りて想ふと同様に、恋と愛もまた遠きに在りて・・・かもしれません。「青春はこわれもの」とは、阿久悠のなんという洞察でありましょう。

 足音もなく行き過ぎた季節を独り見送って はらはら涙あふれる私十八/無口だけれどあたたかい心を持ったあの人の 別れの言葉抱きしめやがて十九に/心ゆれる秋になって涙もろい私/青春はこわれもの 愛しても傷つき/青春は忘れもの 過ぎてから気がつく。
 ふとしたことで初めてのくちづけをしたあの人は ごめんと言ったそれっきり声もかけない/卒業式の前の日に心を告げに来た人は 私の悩む顔見て肩をすぼめた/誰も彼も通り過ぎて二度とここへ来ない/青春はこわれもの 愛しても傷つき/青春は忘れもの 過ぎてから気がつく
 ひとりで紅茶のみながら絵葉書なんか書いている/お元気ですか 皆さん いつか逢いましょう/無邪気な春の語らいや華やぐ夏の悪戯や/笑いころげたあれこれ思う秋の日
     岩崎宏美「思秋期」https://www.youtube.com/watch?v=ztGH4m-Kacc



 沢田研二はほぼ私と同世代であり、生まれも私の郷里の鳥取です。そしてジュリーもタイガースもわが青春とともにあり、彼の還暦コンサートツァーにも行きました。ついでながら妻は「我が窮状(憲法九条)」のバックコーラスの一員としてステージに立ちました。

 何を歌っても何を着ても何をやっても・・・そして肥えてお腹が出てもジュリーはジュリーとして歌いつづけています。そんなジュリーの多面性をひきだしたのは阿久悠による「勝手にしやがれ」であり、それが同世代よりつねに一歩先を行く所以であると思います。

 壁ぎわに寝が返りうって背中できいている/やっぱりお前は出て行くんだな/悪いことばかりじゃないと想い出かき集め鞄につめこむ気配がしてる/行ったきりなら仕合わせになるがいい/戻る気になりゃいつでもおいでよ/せめて少しはカッコつけさせてくれ/寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アア・・・
 バーボンのボトルを抱いて夜更けの窓に立つ/お前がふらふら行くのが見える/さよならというのもなぜかしらけた感じだし/あばよとサラリと送ってみるか/別にふざけて困らせたわけじゃない/愛というのにテレてただけよ アア アア・・・
     沢田研二「勝手にしやがれ」https://www.youtube.com/watch?v=pTvN6_lmdpE



 阿久悠5千作で最も好きな詩は「あの鐘を鳴らすのはあなた」。淡路島の彼の記念碑は「鐘」として造形され、和田アキ子は『やっぱり私が歌ったものが最高」と語っていました(笑) 私は他の歌手に歌ってほしいものですから・・・せめて!と with 大友康平!

 あなたに逢えてよかった/あなたには希望の匂いがする/躓いて傷ついて泣き叫んでも爽やかな希望の匂いがする/町はいま眠りの中あの鐘を鳴らすのはあなた/人はみな悩みの中あの鐘を鳴らすのはあなた
 あなたに逢えてよかった/愛しあう心が戻ってくる/優しさやいたわりや触れあうことを信じたい心が戻ってくる/町はいま砂漠の中あの鐘を鳴らすのはあなた/人はみな孤独の中あの鐘を鳴らすのはあなた



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去りゆく年に

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 北国には爆弾寒波。東京にも今朝は初雪の由。わが郷里に思いを馳せる大晦日です。
 2017年が終わろうとしています。私もまた幾つかを終わりにしたいと思います。
 新しい年はどんな光景を創りだすでしょうか。私もまた新しくなりたいと存じます。


                               painted by QP

 連ドラ「陸王」が終わり、それなりに?「陸王ロス」の淋しさを感じています。スロージョギンが日課の私は「陸王」ブランドのシューズがほしい!と思いつつドラマを視ましたが、ご覧になっていない方には、なんことやら? まあ大した話ではありません(笑)



 「マチ工場のオンナ」も終わりました。後継社長を演じた内山理名さんの健気でいつも色っぽい胸元を気にしつつ、亡き先代社長(舘ひろしさん)に惹かれました。都会の女子高の英語教師を辞め、彼女!の実家(富山)の町工場を継いだ我が友と容貌も人柄も重なり・・・。
  ※なお富山の彼女!も内山里名さん似ながら今や内山さんの倍ほどもあり重なりません(笑)



 阿久悠作品について書き足りなさを覚え断片のみ継ぎ足します。継ぎ足してみて改めて阿久悠の世界の底深さ、否、底昏さを思いました。そう思いつつ敢えて記しておきます。

あなたは誰と契りますか/永遠の心を結びますか・・・波のうねりが岸にとどく/過去の歌をのせて/激しい想いが砕ける/涙のように・・・愛するひとよ 美しく/愛するひとよ すこやかに(「契り」より)

そうしてこうして暗い夜/年も忘れた今日のこと/街にゆらゆら灯りつき/みんな祈りをする時に/懺悔の値打ちもないけれど/私は話してみたかった(「懺悔の値打ちもないけれど」より)

また逢う日まで/逢える時まで/別れのそのわけは話したくない・・・二人でドアをしめて二人で名前消して/その時心は何かを話すだろう(「また逢う日まで」より)

 みなさん 良いお年をお迎えください。 
 幸多く健やかな2018年でありますよう 心よりお祈り申し上げます。
 2017年を閉じ 新しい年2018年1月のQPカレンダーをUPいたします



 忘れていました シマジロウからも一言!
 『みなさん! いつも吾輩を褒めてくださりありがとうございました。
  私の小さな手も みなさんにご多幸とご健勝をお招きするようガンバリま~す!』



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ローマ法王の配ったカード 「焼き場に立つ少年」

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 大阪は、元旦も二日も良いお天気でした。今日も!と思っていましたら、先刻から陽射しを縫うように小雪が舞い始めました。近くの里山で狐ならぬ狸の結婚式でも行われているのでしょうか。ともあれ狐も狸も人間の皆様も新年明けましておめでとう存じます


                                Painted by QP

 私の旧いブログ記にたくさんアクセスがありました。なぜ?と思っていましたら、「ロ-マ法王が異例のカード配布を指示」のニュース。カードには「焼き場に立つ少年」の写真とともに「戦争の結果」とするメッセージと法王ご自身のサインが記されている由。

 このニュースを検索された際、私のブログ記※①②を訪ねられたようです。1945年、被曝した長崎で、妹の亡骸を背負って現れた少年を撮った従軍カメラマンJ.オダネルさんの「焼き場に立つ少年」について、その写真とともに拙ブログに記していたのでした。
   ※① http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/254c93859161c923703907411d940366
   ※② http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/27ce93bf6bcbff0c2bba60d12aa3dfd8  

 以下、ブログでご紹介した J.オダネルさんの言葉(抜粋)を再掲します。
 『少年は焼場までくると、硬い表情で立ち尽していました。5~10分 立っていたでしょうか。ゆっくりとおんぶ紐を解き、焼き場の熱い灰の上に横たえました。まばゆい炎がさっと舞い上がり、直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。その時です。炎を食い入るように見つめる少年の唇に血が滲んでいるのに気づきました。余りにきつく噛みしめたため、下唇に赤く血が滲んでいました。夕日のような炎が静まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去りました。背筋が凍る光景でした』



 2017年のノーベル平和賞を受賞した「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」。その授賞式に招かれスピーチしたのは、広島で被爆し現在カナダ在住のサーロー節子さん。「被爆者に贈られた平和賞」とも言われ、ICANを代表し被爆者として初めてスピーチしました。

『授賞により核兵器の時代を終わらせることは可能であり、人類と核兵器は共存できないのだということに大いなる希望が湧きました。燃えるたいまつを掲げて行進し核の恐怖という暗い夜から脱け出しましょう。どんな障害にも私達は進み続け、多くの人々とこの灯りを分かち合い続けます。この灯りは、かけがえのない世界を存続させるために私達が傾ける情熱であり誓いなのです(スピーチの一部を抜粋)』

 被爆者が世界の共感を得る一方、核兵器禁止条約に参加(批准)しない被曝国日本。政府が北朝鮮の核の脅威を世界に訴えても、米国が「緊密な連帯」を表明するだけで、世界の世論は容易に同調しません。その最大の理由が日本の核兵器禁止条約不参加にあります。



 これも前記旧いブログでご紹介しました。生後6か月の幼な児とそのママを撮ったケイトリン・ドミニコさんの「赤ちゃんを抱くママの肖像」です。若いママさんの慈しみ、気高さ、輝き、そして母と子の醸しだす愛しさは・・・平和な世界であればこそ!と。・・・ 

 国庫の巨大債務1千兆円は、破綻すれば米国も含めて日本を救う国はありません。リーマンショックの比ではない世界大恐慌を招くでしょう。そのツケは子ども達に覆い被さります。しかし核の脅威から世界中の子ども達を救うことは可能であり間に合います。 

  改めてサーロー節子さんのノーベル平和賞授賞式におけるスピーチ全容をご覧下さい。


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隣国のドラマと現実のドグマ

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 今朝、寒風に吹き散らされた葉を拾い集めていて 微かに膨らんだ蝋梅に気づきました。殆どは小さな蕾のままなのに 春が来つつあることを報せたかったのでしょう。蝋梅と並んで きわどく残ったひとひらの葉もまた存在を誇り・・・健気でたまらなく愛しく思いました。



 昨年、韓国とほぼ同時に日本でも放映された連ドラ「師任堂(サイムダン)~色の日記」。特に韓ドラ!が好きなわけではありませんが、「チャングムの誓い」以来の主演イ・ヨンエに魅かれ、16世紀と現代が交錯するドラマ仕立てにも興味をそそられました。



 サイムダンは16世紀の朝鮮に実在した女流画家で、紙幣に肖像が使われるほど高名な存在です。その画家としての生涯を愛憎と謀略とサクセスストーリーに仕立てただけでも注目され、演じるイ・ヨンエ(吉永小百合風!)はこれでもか!の存在感を醸します。

 サイムダンが描いた「金剛山図」の真贋を巡り大学、美術館、政界を巻き込むスキャンダルは・・・おどろおどろしい韓ドラ現代版として描かれます。真作を手にした女性美術史家(イ・ヨンエ)と贋作を推挙する学長の諍い。16世紀と現代が複雑に交錯します。



 このドラマはどう発想されたのか? 左はルーベンスの絵「韓服を着た男」、同右は恋におちた若き日のサイムダンとイ・ギョム(宜城君:国王の弟)。二人は「婚姻し共に金剛山を描く」と誓いあいます。が、運命は二人を引き裂き、巡り会うも再び永遠の別離へ・・・。



 食べるものにも事欠く貧しい暮しから這いあがり、やがて画家として実業家(紙業)として活躍するサイムダン。このサクセスストーリーにあわせイ・ヨンエが様々な衣装をこらして登場します。色彩あふれる美しい衣装、見事な映像(カメラワーク)に惹かれます。



 サイムダンは一人旅立ち、かつてイ・ギョムと将来を誓いあった山に籠ります。イ・ギョムも密かに山に登りサイムダンと共に金剛山の描写に没頭します。描き上げた翌朝、サイムダンは家族のもとへと一人先に山を下り、イ・ギョムは茫然と立ち盡します。



 陰に陽にサイムダンを支えたイ・ギョムは謀略により王への謀反の罪で囚われます。流刑地に向かうイ・ギョムをサイムダンはじめ人々が救出、異国への船を用意します。イ・ギョムは「一緒に異国へ」と言いますが、サイムダンは思いを文に託しとどまります。
 
 サイムダンからイ・ギョムに託された文に記されていたのは・・・『私は たとえ何処にいようとも あなたさまが感じるものを 私も感じ あなたさまが見るものを 私も見ることでしょう。 会えなくとも 別れではないことを 私は信じています 永遠に・・・』



 現代!の美術史家(イ・ヨンエ)がイタリア、トスカーナの聖堂「シェスタ・デ・ルナ(月の昼寝)」を訪れるシーンに、サイムダンが重なります。そこに現れたカメラマンもまたイ・ギョムを演じた俳優(ソン・スンホン)。史実と虚構、16世紀と現代が重なります。

 その地こそ、イ・ギョムが朝鮮を脱出、中国を経て辿りついた安息の地でした。即ちイ・ギョムは、ルーベンスの描いた「韓服を着た男」と同一人物なのだと・・・。



 聖堂「シェスタ・デ・ルナ」、トスカーナの眩しい光と大地・・・ストーリーとしてはもう終わっていましたが、最終回のネタバラシ的サービスでしょうか、なかなか力の入ったカメラワークであり、敢えて言うなら「遊びごころ」満載のシーンの連続でした。



  いずれも時空を超えてトスカーナの地にて結ばれたサイムダンとイ・ギョムの二人。おどろおどろしい時代ドラマのシーンとの落差に少し戸惑います。これが韓流なのかもしれません。美しく、幻想的なシーンに魅了されつつ、少なからず苦笑いも・・・。





 最終回・・・サイムダンが天国に旅立つシーンがあります その少し前に胸をおさえ苦しむシーンで最期を予期させ、浜辺にてお別れの微笑みをたたえ振り返りつつ遠くへとシャドウアウトしてドラマは終わります。サイムダン(イ・ヨンエ)の微笑みが素晴らしい!



 併行して展開された現代!版にはあまり触れませんでした。韓国でも現代版は不評で視聴率もじり貧になったようです。しかし私は野心的だと思いましたし、かなりの腕力がなければ出来ないことだと思いました。日本のドラマ制作者にこの意欲があるか?と・・・。

                            
 
 韓国で日本の映画・音楽などが開放!されたのは僅か20年前です。トンデモナイ!ことですが、開放!されて20年、日本人も韓国人も、そんなトンデモナイことがなぜ罷り通っていたのかを知る、知ろうとすることなくして、開放!の意味はありますまい。

 かつてソウルオリンピックで私が衝撃を受けたのは、日本とブルガリアのバレーボールの試合。観客席にブルガリアのサポーターは殆どいないにもかかわらず、会場はブルガリアの得点に歓呼し、日本の得点にはブーイングの嵐・・・ヘイト!日本で満ちていました。

 前記「師任堂」にも日本!が「倭寇」として登場します。勿論!見るからに極悪人の日本の武士たちが邪悪な所業で朝鮮の民を苦しめます。描かれた倭寇は、史実としてごく!当たり前ではありましょう。しかしドラマの展開に不可欠なシーンではありません。

 間もなくピョンチャン(平昌)オリンピックが開幕します。ソウルオリンピックは30年前、日本文化がまだ公開禁止の時代でした。日本と韓国の国民感情にはなお乖離がありますが、30年を経て悪しき教条(ドグマ)が些かなり進化していることを願います。

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SUMOU(吾輩も猫である154)

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 吾輩としては久しぶりの登場となる。別に寝ていたわけではない。ではないが、主人とか細君の布団にくるまっていると、つい!暁を覚えず!ではある。炬燵もまたつい!転寝に誘いがちだ。そんな日々ゆえブログはつい!つい!面倒臭くなりにけるかも・・・。

 さて大相撲初場所も既に今日が四日目。白鵬もなんやかや集中力を削がれたのか連敗。稀勢の里も調整不足を否めず既に黒星三つ、このままでは再び休場を免れまい。一方、さんざん休み倒した鶴竜は、遅まきながらの正念場! ひとり横綱らしさ?を見せている。

 宴席における例の事件、更には派生した親方の処分について吾輩は敢えて論じない。不確かに報じられることをもとに論じるのはためらわれるのだ。ただ世間一般で言われている見解とは是とも否とも大いに異なることは間違いない。言いたいが言わぬが花・・・。



 で、新しい星たちに目を向けたい。その一人が豊昇龍左、元横綱朝青龍の甥っ子で、この初場所でデビューした。身長187cm 110kgの高校生三年生。インターハイ準優勝、国体3位の実績をもつ。風貌は現 貴乃花親方に似ており、ファンも増えそうだ。

 所属するのは立浪部屋。立浪親方は元小結の旭豊、相撲界きっての美男子である。別に美男であれなんであれ相撲には関係ない。相撲に関係はないが人気には大いに関係する。吾輩だってこれだけの容貌がなければ愛されなかったと思うと、我ながら納得!だ。



 もう一人は言わずと知れた大鵬の孫。まだシコ名はなく本名の「納谷」右。関取になれば間違いなく大鵬と改名するだろう。こちらは188cm 166kgの巨体、国体優勝の実績をもつ。大鵬部屋の流をくむ大獄部屋に入門、親方は大鵬の直弟子元大竜である。

 「巨人大鵬玉子焼」だった主人、大鵬・柏戸の宿命の対決では「心臓が潰れそう」だった由。間違いなく納谷を応援することだろう。納谷のライバルは当然!前記の豊昇龍ということになるが、本日5日目の前相撲で対戦。いずれ来る鵬昇時代の初戦!なり。



 立会は五角も納谷の重心が豊昇龍より低い。吾輩はこの時点で既に納谷が優勢と見た。



 納谷が一気に寄ると豊昇龍はしなやかに耐え、納谷の左手を小手に巻き投げをうつ。
 構わず納谷は左かいなをグッと張って小手に巻かせず、体をかぶせて攻めたてる。



 土俵際、なんとか体を残そうとする豊昇龍だが、右肘が僅かに納谷より早く落ちた。



 主人は三段目の「虎来欧」にも注目している。元大関 琴欧州が親方の鳴門部屋に所属するブルガリア出身力士、今場所は既に2勝0敗と白星先行である。欧州勢、モンゴル勢など「わざわざ日本にきて頑張る外国出身力士」に主人は結構!入れ込むのである。



 まあそれはそれとして、ここ数日の暖かさゆえか 小さな庭の蝋梅がにわかに膨らみはじめた。まだまだ寒さ厳しい候ながら、巷には様々な春の息吹が垣間見える。みなさまにはご家族ともどもに 幸多く一斉に花開く春が訪れることを心より念ずる次第である

  谷村新司「群青」ではない もう一つの「群青」を!


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異邦人

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 「花を愛でる」ことに幾らかなり目醒めさせたのは、雨に光る紫陽花と雪に映える蝋梅でした。今冬はまだ雪を被った蝋梅にお目にかかっていませんが、日ごと膨らみ艶をまし匂う蝋梅に見とれています、窓越しに妻とシマジロウの訝かし気な視線を浴びつつ・・・。



 久保田早紀「異邦人」。30代初めに聴いた筈ですが、もっとず~っと前に聴いていたような気がします。エキゾチックな雰囲気ながらどこか子守唄のように聴いていました。この曲の数年後、岩崎宏美「聖母たちのララバイ」を聴き・・・やっぱり!と思いました。

 その久保田早紀さんを久しぶりにEテレ「明日も晴れ 人生レシピ」で視ました、タイトルは『名曲“異邦人”を超えて』。この曲でデビューされたのは21歳、そして現在59歳でいらっしゃいます。その間38年ながら私の中にいささかのブランクもありません。



 曲名は「旅人」「エトランゼ」など幾つかの案から彼女自身は「あり得ない」と思った「異邦人」に決まります。彼女自身が作詞作曲した作品とはいえレコード会社によって大幅に書き換えられ、タイトルも彼女の意とかけ離れていましたが、大ヒットします。

 ちなみに「異邦人」という言葉は、聖書に100も200も登場します。「異国の人」という意味ではなく「いまだ神を知らない人々」の意だそうです。「歎異抄」で親鸞が説く「悪人・・・信仰心の乏しい人」とよく似ています。さしずめ私も異邦人で悪人・・・。



 のYou tume.はデビュー当時の彼女の「異邦人」です。なんども聴いた曲ですが、歌謡番組を視ることはなく、今にして初めて視る映像です。なるほどエキゾチックな容貌が曲想によく似合う一方、彼女自身はこうした「造り」に違和感があったのだと思います。



 水着で写真を撮られることも拒否した彼女ですから、歌謡界には違和感があったのでしょう。1984年、結婚を機に歌謡界からリタイアしました。その後、敬虔なキリスト教徒として神学校でキリスト教を本格的に学び、音楽伝道師として再び歌い始めます。



 かつて或る作曲家から「ティッシュペーパーのような音楽を作ってもつまらない」と言われた言葉は、彼女が今も時々思い返す印象的かつ衝撃的な言葉であった由。反論もありそうな含蓄ある言葉ではあります、音楽に限らず映画であれ小説であれ絵画であれ・・・。



 教会で開かれる小さな集いで彼女は語り歌います。神様の教えを『私は100人、200人の人々には伝えられないかもしれません。でも10人、20人の方には伝えられるような気がします』と。それは久保田早紀としてではなく、音楽伝導師の久米小百合として・・・。

  音楽伝道師 久米小百合の歌う「異邦人」「You Raise Me Up」 


 ブログ村はじめブログ界にランキングサイトがあります。様々なカテゴリーに分かれ、アクセスした人数・閲覧回数などが日・週単位にランキング表示されます。目次がわりになれば・・・と私も登録していますが、少し疲れます。そのようにされてしまいます

 時にカテゴリーの中で違和感覚え、そこにいる自身が「異邦人」に思えます。「異国の人」「未だ神を知らない人」ではなく「そこにいてもいいのか?」と思う異邦人として漂流しています。でもまあそれはそれ、貧しい拙庭を明るく彩る蝋梅を愛でるとします。



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The Rose .... やがて来る春に 薔薇の花を咲かせる

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 昨夕、小雪の舞う中、1時間余りスロージョギングしました、「この雪、明日の朝は積もるかもしれんなぁ」と思いつつ・・・。そして今朝、新聞をとりに出ると、一面 薄っすら雪景色。「溶けないうちに撮っておこう」とかじかむ手でシャッターを切りました。



 朝刊を開くと「野中広務氏死去、元官房長官・自民幹事長」の見出し。数年前の夏、野中さんの「人権・平和」の講演会に行き、少しお元気がないように見えました。どのような最期であったのか報じられていませんが、92歳、天寿を全うされたことと思います。

 講演では、貧しい生い立ちと一兵卒として狩り出された戦争について語られました。強面で睨みをきかせた自民幹事長時代とは裏腹に、「戦争は金輪際してはならない。そのためにも憲法9条は護らねばならない」と、訥々と語られた姿が印象に残ります。合掌。 



 NHKの朝ドラ。今回はそう熱心に?視ていません。それでも朝食をとり新聞を読み つい!TVを視る頃にこの朝ドラ「わろてんか」が始まります。テンポが急に早くなったり妙にだらだらするところが厭気ですが、今朝はあまりに早い展開にビックリしました。

 夫婦に「別れのとき」が来るのは朝ドラにつきものとはいえ、放送は3月末まで、まだ1月ですからね。それらしき伏線はありましたが、それにしても早い。も、もうちょっと生かしておいてあげまへんか! てんさんが可哀想やおまへんか! そんな感じです。


                         Wax Plum:Painted by QP.

 私のブロ友には映画「The Rose」の主題歌が好きな方がたくさんいらっしゃいます。映画で歌ったBette Midlerのほか、手嶌葵さんの歌も深く心に届きます。それぞれに素晴らしい中、春を待つ祈りをこめ主人公のモデルとなったJanis Joplinの歌でお聴き下さい。

  誰かが 愛は 川だと言う かよわい葦さえはかなく沈めてしまうと・・・
  愛は 刃であり それはやがて魂をも切り裂くだろうと・・・
  愛は 飢えであり それは終わりなき心のうずきなのだと・・・
  でも私は言いたい 愛は 花だと・・・ そしてあなたは そのただ一つの種だと・・・

  心が傷つくことを恐れては いきいきと躍動できない
  夢から目覚めることを恐れては どんなチャンスも掴めない
  誰かに奪われないかと気にやめば 与えることさえ出来なくなってしまう
  そして 死を恐れる魂は 生きることについて何ひとつ学べなくなる

  あまりにも孤独な夜 あまりにも長い人生の道のりに
  運の強い者 強者だけが愛を得られると考えてしまう
  でも思いおこしてほしい 冬に降り積む雪の下はるか深く横たわる種は
  やがて来る春に 太陽の光を浴び薔薇の花を咲かせることを




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誰かが誰も信じない嘘をついている

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1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。1年がまるで若い日のひと月のように瞬く間に過ぎ2月を迎えようとしています。カレンダーをめくりながら溜息まじりに口ずさんでいたのは Janis Ian「Will you dance?」の一節 誰かが誰も信じない嘘をついている・・・


                  初場所十四日目 松鳳山を寄切り優勝を決めました

 低調が懸念された大相撲初場所は、栃ノ心の活躍で場所前の喧騒を払拭しました。不祥事(暴力事件?)について私は敢えて多くを語りませんでしたが、場所後なお火種が残り燻る情況に幾許か語りたいと思います、勿論!なんの影響力もないことを承知しつつ・・・。

 なぜか声高に問われた「横綱の品格」。数学者の藤原正彦が著した「国家の品格」で一躍「〇〇の品格」が問われました。角界にはそれ以前からあった言葉でしょうか? それとも、そう簡単に定義し得ない奥儀のような「阿吽(あうん)」の世界なのでしょうか?

 横綱より政治家にこそ国家を背負う品格を求めたい。えっ? ないものねだり? 横綱の品格よりはるかに簡単なことだと思います。①嘘をつかない。②過ちは素直に認め謝る。それだけで十分!です。たったそれだけのことができない品格の政治家ばかりです。


         角のない頭の八角理事長から賜杯をうけるニコラス・ケイジ 否! 栃ノ心

 さて例の相撲界の事件。異なる事実?が次々出てきます。誰かが嘘をついています。或いは誰もが嘘をついています。嘘や虚飾が生業(なりわい)のマスコミは 面白い(ウケる)かどうかを価値基準に取り上げます。事実はますます遠くに去り定番の有耶無耶に・・・。

 大のオトナの酒席の事件は、「報告義務」をめぐり角界の大幹部(公益財団の理事)の責任に及び理事を解任処分。国会では、沖縄の米軍機事故を質す議員に「それで誰か死んだんかい!」と野次を飛ばした副大臣が辞職しましたが、処分!はありませんでした。

 横綱の品格を論じがたく、つい!政治家の品格に流れ申し訳ありまセーヌ川。ともあれ栃ノ心の優勝を称えた国技館観客の品格に大いに安堵しました。かつて米メジャーリーグでMVPに輝いた松井を称えたヤンキーススタジアム観客を彷彿させるシーンでした。

                           

 「岸辺のアルバム」をご存知ですか? 40年も前に放映されたTVドラマです。毎回冒頭に流れるのは、玉川堤防が決壊、家が激流に流れて行く・・・実際の洪水の映像でした。不倫、受験に伴う家族の崩壊と洪水に立ち向かうことで取り戻される絆。冒頭の映像に流れていたのが Janis Ian「Will you dance?」でした。
  Someone's lying,No one's buying. 誰かが誰も信じない嘘をついている・・・



  ※ 明31日から4~5日帰省しますので明日以降のリコメは遅れます。ご諒承ください。

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郷里から思い広がり

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 ほぼ毎月、郷里の境港に帰ります。先月末から三泊四日、帰省しました。グループホームにいる母もその間「自宅に外泊」しました。何をするわけでもありませんが、どんな精神安定剤よりも母の心を和らげ、どんな睡眠導入剤よりも心地良い眠りに就かせます。

 帰省中、友人を訪ねたり母校を訪ねたり湾岸を散策したり商店街に買物に出かけたり・・・思いがけず懐かしい人に出遭っては、昔話をしたり「数年前に亡くなられた」と知った恩師の思い出を語りあったり・・・。母には母なりに私には私なりに癒しの時間が流れます。



 高校の地理の最初の授業で「日本以外の国の世界地図を見たことはあるか?」と問われました。誰ひとりいませんでした。そこで教師が見せた数か国の世界地図に・・・ビックリ! 当たり前と言えば当たり前ですが、どの国も自国を中心(真ん中)に置く世界地図でした。

 そのとき初めて日本が欧米から「Far East(極東)」と呼ばれる意味がわかりました。なるほど欧米の世界地図では日本は遥か東端にあります。勿論!アラブ諸国が「中近東」と呼ばれる意味もわかりました。その呼称が日本で普通に使われるのが不思議ですが・・・。

 世界史の最後の授業は「広島・長崎に原爆が投下された理由」でした。本当に「戦争を早く終結させるため」であったのか? 「教科書とは異なる事実、歴史において未だ検証されていない事実がたくさんある。行間を読まなければわからない事実がある」と。

 戦争であれ「無差別爆撃」は国際法(ジュネーブ協定)違反になります。軍事施設を攻撃するための爆撃は可!であっても、東京大空襲のような皆殺し爆撃や原爆投下は明らかな国際法違反であり「人道に反する罪」ですが、勝者ゆえその非は裁かれませんでした。



 世界の主要言語はPCの普及とともにすっかり英米語化しつつあります。一方、今では世界のニュースに殆ど登場しないスペイン・ポルトガルも、大航海時代(15~17世紀)の覇者の名残りか、中南米などかつて植民地であった国々の母語として今なお健在!です。

 旧くはアフリカ大陸から拉致してきた人々を奴隷として売買、酷使した米国。他国民を麻薬(アヘン)漬けにして支配した大英帝国。捕虜を凍土のシベリア開発に活用した旧ソ連。安上がりの4K労働を移民に依拠しつつ「高くつく」と移民排斥に走る西欧先進国。

 対イラク戦争をなぜ「湾岸戦争」と呼ぶのでしょうか? 「湾岸」とは実は欧米にとっては「ペルシャ湾」を指し、その湾岸の多くはイラクの国土です。「対イラク戦争」「対ペルシャ戦争」と呼びたくない或る種のカムフラージュとしての「湾岸戦争」でした。

 「大量破壊(核)兵器がある」「クウェートを武力攻撃」と後に謀略と判明した理由でイラクに侵攻した国連(米)軍。油まみれの海鳥だとか、実際は米国に在住する少女を使った「酷い目にあった少女」の映像が世界に垂れ流され、「戦争の大義」が演出されました。

  歌がなければないなりに・・・詞がなければそれもまた・・・



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春はあけぼの(吾輩も猫である 155)

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 寒い。関西では「さむい」ではなく「さぶい」と言う。細君の郷里では「しばれる」と言う。いずれも実感のある言葉ではある。深窓育ちの吾輩、殊の外!寒さに弱いゆえ、このところ細君の布団にて夜を過ごし朝を迎える。勿論!妖しい関係ではありまセーヌ川。

 主人、どこか朦朧としていて、まるで春先の蜃気楼のようだ。「シマ。おまえが加計、否! 書け」ときた。いつものことながら面倒臭いときの猫頼みだ。白鵬さんの真似して「猫だまし」でもかましてやりたいところだが、一宿ならぬ永宿の恩・・・仕方にゃい。



 『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる』。昔の人間の感性にこころ魅かれる。春はやっぱり明け方だにゃ。山並が少し明るみ紫がかった雲が細くたなびく様はなんとも風情がある。枕猫子たる吾輩もさふ思ふ。

 冬はどうかにゃ? 『冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに火など急ぎおこして炭持て渡るもいとつきづきし』。え? 冬は早朝がいい!と? 雪が降り霜がおりる朝、炭にて暖をとるのがいい!と? 冷ぇ~っ!

 風雅な清少納言さんは兎も角、吾輩は炬燵で蜜柑をたべながらTVを視ている主人の傍にいる方がいい。その主人がよく視ているのは「猫」番組。吾輩としては格別視たいとは思わないが、主人「おまえの仲間やないか!ちゃんと視ときや!」とは大きなお世話よ。

  BS-TBS「旅猫ロマン」・・・不定期放送。今月は27日(火) 23:00~
   ジャン・コクトー、藤田嗣治らが集った1923年創業のカフェにて寛ぐミカエルくん。



  ご存じ!BSプレミアム岩合光昭さんの「世界猫歩き」・・・ 金曜夜10時 水曜朝6時
   「赤毛のアン」でおなじみのカナダ「プリンス・エドワード島」の吾輩の次に!ハンサムな猫。



  ついでに!と言ってはなんだが テレ朝系のキムタク主演「BG~身辺警護人~」・・・ 木曜夜9時
   フツー!のキムタクがプロ!のボディガードをさり気なく演じる。主人の焦点は石田ゆり子か?



  松任谷由実 「春よ、来い」
    淡き光立つ にわか雨 いとし面影の沈丁花・・・
    あふるる涙の蕾から ひとつ ひとつ 香り始める・・・
    それは それは 空を越えて やがて やがて 迎えに来る
    春よ 遠き春よ 瞼閉じれば そこに 愛をくれし君の 懐かしき声がする
    春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 夢をくれし君の 眼ざしが肩を抱く

 


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北の空に・・・

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 或るブログに「朝の空に残る半月」の写真がUPされていました。「正月、朝の空のスーパームーンを撮ったけどUPの機会を逃した」とコメントしましたら、「今からでもぜひUPを」と。すぐその気になるのが私のいいところですので(んな・・・)UPします。

 正月3日の早朝、やや北寄りの西の空にまるで幻影のように仄かに浮かんでいました。カメラを構え「今この時刻この月を世界の何処でどれぐらいの人が見ているだろう?」と思いつつシャッターをきりました。そんなことに如何程の意味もありますまいに・・・。



 ピョンチャン五輪。それなりに楽しみたいと思いスキー男子「ジャンプ(ノーマルヒル)」決勝を視ました、五輪ぐらいはナショナリズムに浸っていいと思いながら・・・。しかし深夜となり冷え込みも半端なく観客も殆ど居なくなった競技に熱くはなれませんでした。

 また或るブログの「友よ生きていますか?」。書かれた方は、戦争中、日本の炭鉱で働かされていた朝鮮人の子どもたちと一緒に学んだ由。ブログにはその頃のクラス写真が二葉添えられています。やがて北の国へ帰った友を思い「あなたは生きていますか?」と。


     決勝は・・・深夜、5m超の強風、零下8℃とも伝えられた過酷なジャンプ競技会場。

 小学生だった頃、どのクラスにも1~2人の「朝鮮人の子」がいました。私のその級友の家は「クズ拾い」で生計をたてていました。両親はリヤカーをひきながら『てるくじないか。あかしんちゅうぶりきなんでもいいよ(※)』と、町をたずねまわっていました。
   ※ 『捨てるクズはありませんか? 銅、真鍮、ブリキ、何でもいいよ』

 私たちは非情にも朝鮮人の子らにしばしばその言葉を投げ囃しました。そんな或る日、まるで突然!学校から朝鮮人の子が一斉に姿を消しました。親に問うと「朝鮮に帰ったんだろう」と。からかいつつも一緒に遊んだ友・・・血の気が引き胸の痛みを覚えました。 


   今は埋立てられましたが、子どもの頃はこの砂浜が恰好の遊び場でした(後方は出雲半島)

 かつて「ブーフーウー」という三匹の子ブタの物語がありました。赤頭巾ちゃん同様、三匹の子ブタを狙う悪いオオカミがいつも登場します。やっつけろ!と思いつつ、なんだか可哀想なオオカミでした。そのオオカミの声の役をされていたのが永山一夫さん。

 彼は1971年、最後の帰国船で北朝鮮に帰りました。迷った末の最後の!帰国船でありましょう。半世紀近く前、それを報じたNHKの番組を私は覚えています。20年ほど前に病死されたそうですが、この場合の「病死」は「処刑」と同義・・・胸塞がります。

  「プーフーウー」の頃・・・左端が永山一夫さん。右端は黒柳徹子さん、その隣は大山のぶ代さん。


「ブーフーウー」で永山一夫さんが歌う『オオカミの歌』・・・ 俺はノケ者だ いつでもいつでも仲間はずれ どうして俺は好かれない どうして俺は嫌われる 俺はこんなにいいオオカミなのに み~んなみんな嫌がるんだ 俺はノケ者だ いつでもいつでも 仲間はずれ・・・。

  1967年頃にNHK「おかあさんといっしょ」で放映された「ブーフーウー」

       2分20秒からオオカミが登場し前記の永山一夫さんの声が聴けます。


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結弦は譲らない?

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 「羽生結弦が闘いの場に戻ってきました」「世界中がみつめています」。中継するアナウンサーが、この日のために考えに考えて用意した言葉だったのでしょう。「固唾をのむ」思いでTV画面をみつめたのは、小学生の頃の大鵬・柏戸戦以来でしょうか・・・。

 フリデリック・ショパン「バラード」No.1 が始まってもしばらく微動だにしない羽生結弦。その間いったい何秒だったのでしょうか・・・私には長い沈黙でした。羽生結弦にとっても、致命的!と懸念された怪我からの長く苦しい沈黙がこめられていたことでしょう。



 4回転サルコ!トリプルアクセル! ジャンプにばかり目を奪われがちですが、正直なところ、私にはそれを見分ける動体視力はありません。アナウンサーが「完璧だ~!」と叫べば、私もヨシ!と・・・。ジャンプに限らずなにもかもが素晴らしい羽生結弦でした。



 その完璧な羽生結弦がただ一か所、一瞬!・・・如何にも苦しげな表情を見せました。下を向き回転するシーンゆえ、気づいた方は少なかったかもしれません。が、その一瞬に、世界のトップを歩み注目され期待され闘いつづけねばならない苦しさを、垣間見ました。



 「羽生結弦が帰ってきました」「異次元の強さです」「何という精神力、何という高い技術」「羽生結弦がパワーアップして戻ってきました」「この二か月、本当に氷の上に乗らなかったのでしょうか」「信じられません」・・・アナウンサーの昂奮はやみません。



 しかし勝負はなおつづき、明17日、羽生結弦も他の選手も再び闘いの場に臨みます。世界トップの座をほんとうに「譲らない」結弦なのか、誰かにその地位を譲るのか・・・。期待とともに、「もう十分! ありがとう!」と、いつになく殊勝な?デ某にございます。

  羽生結弦の演技に流れたショパン「バラード 第1番 ト短調 Op.23」



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結弦は譲らなかった!

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 羽生結弦のオリンピックが終わりました。正直なところ、SPでもう十分!と思いましたし、フリーを最後まで滑りきるのは難しいと思っていました。たとえメダルがとれなくても!ぐらいの気持ちでした。ですから金メダルには身も心も空中浮揚・・・でした。
 
 昨日の「結弦は譲らない?」は、金メダルはとれないだろうとの予感に基づくタイトルでした。きょうの予定稿は「結弦が譲ったものは・・・」でした。譲らなかった羽生結弦には勿論、宇野昌磨にもハピエル・フェルナンデスにも心から感謝し祝福をおくります。

  曲が流れはじめたときの羽生結弦・・・視るものにも張りつめた空気がびりびり伝わってきます。


  羽生結弦の演技ひとつひとつに・・・それぞれ演技にふさわしい歓声が広がります。


  まるでスピードスケートのコーナリングのような精悍な姿(後方にB.オーサーコーチ)


  TVを見ながら・・・思わず!手を大きく広げ その広げた手をぎゅっと握りしめ ヨシッ! 


  総ての演技を終え・・・まるで氷のリンクを抱くように!


  素顔にもどり スタンドに手を振り 微笑む羽生結弦。


  スポーツ中継なのに ドラマのドUPのように表情に迫るカメラ・・・目に涙がたまっていました。


  銀メダルが決まった瞬間の宇野選手・・・何がおきているのか信じられない戸惑いの表情でした。


  メダリスト三人の表情に闘いと演技のエッセンスがこめられあふれています。


 闘い終えた3選手。それぞれに全力を尽くし満ちたりた爽やかな笑顔が殊の外!印象的でした。そしてメダル届かなかったネイサン・チェン選手の圧倒的な4回転ラッシュのフリー演技が最後までこの闘いの興味をリードしつづけたことも特筆されましょう。

  オリンピック讃歌、あらためて聴き「なかなかいいなぁ」と・・・。



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トップの嘘(吾輩も猫である156)

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 会社でトップ!と言えば代表権のある会長か社長に決まっている。が、国の単位でトップとなれば誰を指すのか・・・なんて小理屈っぽい前置きは兎も角、世界も日本もトップたるものが、そしてトップを追う報道も・・・なんか山本リンダ、否! ヘンダ! 困っちゃう!


  似ているが 吾輩に非ず! TVを吾輩の眼内カメラで撮ったフェイク!シマの「イメージ画像」

 米国の大統領選に流行語大賞があるとすれば「Fake(フェイク)」で決まりだ。「偽物」「模造」と訳されるが、要するにウソ! 大統領選の論戦がウソ!に満ち、米国民はウソ!に流され、ウソ!で決着がついたと・・・。これ、ウソ!ではないところがウソ寒い。

 翻って我が国のトップはどうか・・・。ま、ウソはつかない。ウソはついてはならない。ウソはつかないだろう。ウソをつかないと信じたい。信じたいが、ウソをついているかもしれない。ウソだとは言い切れないが、ウソではない!とも言いきれない。びみょ~・・・。



 この紙面を読むのは容易ではないので簡単に記す。問題は「働き方改革」の名の下に政府が主導する裁量労働制の是否にある。管理職に残業手当がないのはご存知と思うが、これを一般の労働者にも適用し、労働時間を労働者の裁量に任せようとする制度である。

 野党は「残業タダ働き法案」とし、長時間労働を労働者の意思とかわす「長時間労働野放し法案」と批判する。質疑で総理は「裁量労働制で働く人のほうが一般労働者の労働時間より短いとのデータもある」と答弁。が、最終的に総理はこの答弁を「撤回」した。

 紙面左下は鷲田清一さんのコラム「折々のことば」。高橋源一郎さんの『誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは、酔っているみたいで、すごく卑しい感じがする』を紹介。その上で「(対話は)相手へのリスペクト(敬意)と自己へのサスペクト(疑念)がなければ成り立たない」と。以て自戒したい。

   
   

 総理が意図的にウソをついたとは思わない。が、答弁案を用意した厚労省には少なくとも「法案を通しやすいように」との忖度が働いたにちがいない。モリカケ!の財務省もそうだったが、この内閣には限りなくウソに近い「ウソと言われない答弁」が多すぎる。

 それにしても官僚達のなんたる小賢しさ。閣僚のお気に召すデータを取捨選択し、まるで異なる規準で収集したデータを都合よく比較してみせる。そのように官僚に忖度を蔓延させた独裁臭の強い内閣だが、報じる新聞まで「答弁を撤回」で済ませるとは!



 そもそもこの内閣には、答弁に際し『事前に通告を受けていない』との枕詞が多すぎる。たださえ官僚が事前取材、調整するのだが、本会議なら兎も角、委員会まで質問の逐一を事前に!なんてことで言論の府の丁々発止が期待できよう筈がないではないか!

 そんなことだから官僚が知恵をしぼる余地を生む。そんな浅知恵を以て官僚は閣僚に依存させ、閣僚は官僚に依存する。イラクに核兵器がなかった責任を問われ「私にわかるわけがないじゃないか」と答えた小泉総理がマシ?に思えるほどつまらん答弁が多すぎる。



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