Quantcast
Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
Viewing all 587 articles
Browse latest View live

腎がんのメモリー32(トランプ籾井結婚記念日)

$
0
0
       

 トランプ!?
 きょうは一日、TVの前にいました。どちらでもいい!と思っていた米国大統領選でしたが、「トランプ優勢」と聞き、つい!見入ってしまいました。内心は「どうせクリントンが勝つ」と思っていたからでしょうか、「トランプ? それはアカンやろう」と。

 なぜか慌てる
 英国のEU離脱の時もそうでした。どうせ欧州のこと、どうでもいい!と格別の興味はありませんでした。ところが国民投票では「EU離脱!」の審判。内心、「どうせ残留だろう」と思っていたので、「なんで? どうするつもり?」と、なぜか慌てました(笑)

       

 民意と民度
 さて、そう遠からず日本でも国民投票が行われましょう。憲法改正(改悪)が国会を3分の2以上の多数で可決され国民の審判に...。国民も当惑し、世論調査で「憲法改正案に反対!が優勢」と報じられる中、蓋を開ければ「改正案に賛成が過半数」

 言いたくなくとも...
 「民意」は、民主主義にあっては「民度の高さ」を証明する筈です。しかし英国でも米国でも斯くも意外な(「えぇ加減な」とは言いませんが..)民意がつづくと、民主主義は時に「民度の低さ」をも証明するものだと、言いたくなくとも言いたくなります。

 世界に冠たる米国の...
 クリントンとトランプの政策の詳細は存じません。クリントンがなぜあんなに嫌われるのか、それも正直わかりません。しかしトランプが米国大統領!? 一企業のオーナーなら兎も角、世界に君臨する核保有軍事大国のオールマイティ!大統領ですからねぇ。

       

 小粒ながら籾井さんも...
 どうにもやりきれないトランプですが、彼とはスケールも世界に与える影響も較ぶべもない小粒な人物ながら、NHKの籾井会長も下品にしていけすかない人物です。とっくに辞めてると思っていたら(そんな筈ない!)まだ会長にしがみついています。

 NHK受信料
 2期目を狙って「受信料引下げ」を検討している由。私は「NHKの受信料はドブに棄てるより悪い」と思いつつ、哀しいかな妻が「世間体が悪いから」と、断じて?払っています。不公平感だの世間体だのを巧みに利用した「みなさまのNHK」なり。

       

 遅ればせながら「腎がん」について
 で、なにが「腎がんのメモリー」なの? と? そうでした。前置きが長すぎました。カリカリしてストレスためるのは「免疫力低下=がん細胞活性化」なんて話にもって行けば、四文字熟語「牽強付会」です。と言うことで、次のリンクをクリックされたし。

 文化放送ラジオ「キャンサーカフェ~みんなでがんを考えよう~」
 先日亡くなられた田部井淳子さんをゲストに、「ガンマナイフ」などがん闘病について語られています。亡くなられる直前の収録ですから、やや声にはりがありませんが、それでも田部井さんの素晴らしい人間性と気高い闘病姿勢に触れ胸を打たれました。
   http://www.joqr.co.jp/caca/

   

 遅ればせながら きょうは結婚記念日
 42年前の11月9日、結婚式を挙げました。烏丸通を挟む京都御所に程近い某所にて当時流行の「実行委員会形式」の結婚式。ハネムーンは二泊三日で飛騨高山へ。地味婚ながらフンパツして急行はグリーン席。...て、腎がんとやはり関係ない?
 ※ブログ村から「腎がんカテゴリーにいるってどうよ?」と言われて以来、無意識に?意識!かも...

【絵】4点いずれもQPによるPCペイントです。
    上から「秋シリーズ」の『夕焼け小焼け』『秋なのに..』『秋の宵』。
     4点目は旧作で『秋の夕暮』
       秋山に霜降り覆ひ木の葉散り年は行くとも我れ忘れめや(柿本人麻呂)


 にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【「腎がんのメモリー」目次】
    http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2


腎がんのメモリー33 ( りりぃ 旅立つ)

$
0
0
 りりぃさんが旅立たれました。64歳、肺がん。ハスキーヴォイスが心の底までしみとおる「私は泣いています」を聴きつつ 心より哀悼を捧げ ご冥福をお祈りします。

 一家に一台
 TVがわが家に来たのは小学校3年生頃。大工の棟梁の祖父が見栄と勢いで買いました。当時TVは町内に数軒...日曜日の大相撲中継、力道山のプロレスが始まる時刻には茶の間~玄関に人だかりができました。しかしそれもほんの一年余、じきに「一家に一台」が当たり前になりました。高度経済成長下、そのようにして瞬く間に一家に一台の3Cすなわち Color TV、Cooler(Air-coditioner)、Carが普及しました。

 一家に一人は
 「一家に一台」は いま「一家に一人」はがん患者の時代になりました。国民の二人に一人が がんに罹るのですから、けして誇張ではありません。それだけポピュラーになった病気であり、家族が必死で本人に隠したのは既に昔話です。早期発見のシステムと治療法の進歩により「治る病」として告知が当たり前になりました。しかしそれでもなお「自分はがんにならない」と思う人が圧倒的に多いのではありますが...。

 がんナビゲーター認定試験
 NPO法人「キャンサーネットジャパン(CNJ)」をご存知ですか? がん患者と家族に対する支援、がん医療情報の提供、予防啓発など幅広い活動をされています。そのCNJが「がんナビゲーター認定試験(CCN)」を始めました。認定試験に向けて学ぶ講座も同時にラインナップされており、その中から「腎がん」講座、「がん検診」講座1~2、がんナビゲーター認定試験申込案内(全講座リンク付)を貼っておきます。
   ※「がん検診1~2」は目からウロコも! がん「未病」の方はぜひご覧ください。

 【腎がん】講師:近藤恒徳氏「腎がんの診断・治療の最新情報」(約50分)
        http://www.cancerchannel.jp/post26894      
 【がん検診1】講師:齋藤博氏「がん検診とは何か」(約23分)
        http://www.cancerchannel.jp/post26165
 【がん検診2】講師:齋藤博氏「お奨めできるがん検診」(約9分)
        http://www.cancerchannel.jp/post26179
 【がんナビゲーター認定試験案内】 
        http://www.cancernet.jp/training/ccn_list




 にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ

【過去ログ目次一覧】
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

吾輩も猫である133(中ぐらいの秋)

$
0
0

                  主人が草むらで撮った小鳥、勿論!鳥の名など知らない。
 
 交換条件...炬燵とブログ更新
 寒くなった。吾輩は毛皮を着ているゆえ暑いのはかにゃわんが、寒いのも厭。で、主人に『そろそろ炬燵など如何かにゃ?』と誘いかけたところ二つ返事で「オッケー!」ときた。が、「タブレットと苦闘中なので、ブログ更新を頼む」と。あにゃあ(泣)

 

 巨木に魅せられたひと
 先日、細君が急に「京都に買い物に行きます」。主人、京都までしぶしぶのアッシーくん。家から1時間、細君を四条烏丸で降ろし御所へ。ここの駐車場は3時間5百円也。細君との待合せまで秋の御苑を散策していたら、樹齢数百年の巨木に魅せられた女性が巨木のごつごつした肌合いを丁寧に写生してはった由。如何にも京都でおますな。



 御所は通年公開
 御苑は常緑樹が多く、一部は秋らしく色づきつつあるものの、全体としては大きく変わらない。(写真下は)左に行くと今は通年公開している紫宸殿などがあり、右前方には天皇さんが来られた際にお泊りになる大宮御所(これも通年公開)。手前に行くと堺町御門があり、丸太町通に出る。それにしても玉砂利の道は歩くのに結構!骨が折れる。



 もう一つ もう二つの 秋
 御所から四条通までウォーキング。京都随一の大通り「御池通(写真下)」の街路樹もかなり色づいたものの、主人「もう一つ、いや、もう二つ! 」なんだそうだ。シューベルツ「風」とかチャイコフスキー「秋のうた※」の雰囲気に程遠いと...。ナニをぬかしのフンドシ!と言いたいが、言わにゃい。 ※ https://www.youtube.com/watch?v=6b7o7rKPieQ
 


 カナディアンブラス日本公演第一夜
 主人、秋の風情から一転「カナディアンブラス」公演へ。この夜が数回の日本公演の第一夜。曲名は知らずとも「聴いたことがある」曲が多いバッハだが、中でも「小フーガ ト短調※」はその典型。オルガン曲をメンバーの一人がブラス(トランペット、ホルン、チューバ、トロンボーン)に編曲、オルガンよりず~っと派手!な演奏にご満悦だった。
       ※ https://www.youtube.com/watch?v=7gvStiNM_Ds&spfreload=10

 なんやかや言うて...ますまずの秋やないかい!
 C.ハドソン「ホワイト・ローズ」、J.レノンとP.マッカートニー「ペニー・レイン」など十数曲のプログラム。ブラス・ブームとあって、客席の殆どが中高生を含む若い人たちであふれ、主人「若い人に敬意を表したい」と。熱くて気持ち良い拍手にプレーヤーもノリ!ノリ! アンコール「聖者が街にやってくる」は圧巻!だった由。

     

  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c



かんわきゅうだい 50(大相撲)

$
0
0


 黄昏の街。昨秋もそうでしたが、紅葉が綺麗ではありません。街路樹にも際立つ!色彩を感じませんし、感じないまま落葉が舗道に敷き詰められています。それでも銀杏は別で、彩やかな黄葉は昏れなずむ街をいくらか明るく照らしているように思います。

 大相撲九州場所
 現職中は大相撲をライブで視る機会が少ない所為か興味をひかれませんでした。ところがリタイアすると毎場所とても愉しみにしています。今場所は豪栄道の横綱獲りが注目されていますが、私の関心は主に十両以下で、とりわけ幕下の取組に惹かれています。

 関取と幕下以下
 幕下には東西60人、計120人の力士がいます。幕下以下は無給ですが、十両以上は「関取」と呼ばれる一人前、給料も付け人もつきます。ですから十両を目前にした幕下上位は、幕内上位の賜杯争奪戦以上!に必死かつ熾烈な闘いが繰り広げられます。



 熾烈な肉弾戦
 十両以上は一場所15番の取組がありますが、幕下以下は7番。一番の重みたるや大変なものです。そしてあの大きな身体が100m級ダッシュで頭からゴン!とぶつかりあう格闘技、怪我が絶えません。殆どの力士が包帯やサポーター、テーピングをしています。

 今日の一番!
 勝負の世界、相手の弱いところを衝くのは不道徳とは言えません。しかしそれでも相手力士への思い遣りが滲む相撲があります。今日の幕下9枚目 照強(てるつよし)と 14枚目 石橋の一番がそうでした。石橋は身長で19cm、体重で47kg 照強を上回ります。



 あわや大怪我の土俵際・・・
 両者3戦3勝、勝越しの懸る一番。幕下15枚目までは全7勝すれば無条件に十両昇進です。石橋が圧倒し正面(手前)土俵際まで照強を追い詰めます。勝負あった!ですが、照強は背を反らして粘ります。石橋が覆い被されば大怪我になりかねません。

 勝てた勝負の結果は・・・
 ところが石橋は、身体を預ければ(覆い被されば)完璧に勝つ一番で相手の身体を思い遣るように左足を出し衝撃を緩めようとしました(写真下)。石橋は、そうして相手を庇っても「勝てる(勝った)」と思ったのでしょう。が、結果は「勇み足」で敗けました。



 もし石橋が左足を出さなければ・・・
 下の写真からわかるように、左足をついて蹴った勢いで石橋の身体は照強の身体を越えて前に出ています。もし左足を出さず覆い被さっていれば、照強にぴったり重なり、照強の腰~背中は石橋の身体と土俵との間で大怪我を免れない衝撃を受けでしょう。

 称えも謗りもせず
 石橋は「自分が勝った」と思い勝ち名乗りを受けようとしました。が、軍配は照強に上がり、審判の物言いもありません。一瞬の判断、と言うより感性の問題でしょうか。私は、大怪我を畏れない照強を称えませんし、勝負を甘くみた石橋を謗りません。



 大相撲が大好きです
 関取を目指すサクセスストーリー、土俵の一瞬!一瞬!に展開される迫真のドラマ...大相撲が大好きです。やや敬遠される外国人力士...横綱 白鵬、ブルガリアの碧山、ジョージアの臥牙丸、ロシアの阿夢露、みんな大好きです。勿論!郷土から初入幕の石浦も。



 結びの一番が終わると外は昏れなずむ街。一昨日から妻は函館に介護帰省中、淋しい...と記しておきます。妻はこのブログを読みませんが、何があるかわかりませんからね(笑) まあ冷蔵・冷凍されている妻手製の惣菜をありがたく頂戴することといたします。

  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

かんわきゅうだい 51 「ただの日記」

$
0
0

                  枯葉散る夕暮れは季節の寒さをもの語り・・・

 いつも「テーマ性」をテーマに(笑)ブログに臨んでいます。そう言うと「それがアナタのブログのダメなところ」と言われそうですけどね。でもまあテーマ性のない如何なるブログもありますまい。日々の思いを綴られたものをずっと読ませていただくと、おそらくはそのブログのオーサーも気づかない深いテーマに触れ、こころを衝たれます。

  政治のハナシは…
 と言うことで(どう言うこと?)秋の夜長、徒然にテーマを掲げないことをテーマに(笑)記します。さてナニを書けばいいのでしょう。TPPをゴリ押しで通し、世界に先駆けてトランプさんに会い得意満面だったのに「TPPには加わらない」と言明したトランプさんにハシゴをはずされたおぼっちゃんのこと・・・はやめておきましょう。

  クリープ 否! ポリープ
 22日、大腸内視鏡検査を受けました。前回、十数個もポリープがあり、総て切除して頂きました。その時、「ポリープが出来やすい体質なのでしょうね」と言われたので、かなり!の数が・・・と思っていたら、なんとゼロ! 「つぎは5年ほど間をあけていいでしょう」と。つい「ポリープのない大腸なんて」と軽口を叩いてしまいました。

  猫無 否! 寝込む
 ついでに市の特定検診とPSA(前立腺がん腫瘍マーカー)も受けました。「インフルエンザの予防接種はどうされます?」と訊かれ、「あ、じゃ、それも」。ぜんぶで〆て1万円でお釣りがきました。そこまでは快調でしたが、前夜からこの日の夕刻まで絶食状態だった所為か、家に帰ると逆に食欲がなく、ぐったり寝込んでしまいました。

  スムージー
 翌23日は、祝日だったんですねぇ。勤労していない所為か勤労感謝の日を忘れていました。朝、起きると食欲も出てきました。しかし妻は函館に介護帰省中、自分で作らなければなりません。レタス、キャベツ、玉葱、バナナ、柿でスムージーを作りました。トーストにはカマンベールチーズと無花果のジャム。美味しゅうございました。

  タブレット or スマホ
 タブレットにも慣れてきました。が、携帯し易いようにと小さいタイプ(12×20cm)にしたため、視るのに不自由はなくとも書きこむのに手間がかかります。しかもローマ字打ちしかできないため、ふだん五十音で打っている私にはやりにくくて仕様がありません。まあそのうち慣れるとは思いますが、「どうせならスマホに」は後の祭。
 
  ネットサーフ
 がん関連サイトを訪ねて出遭った言葉『生きているってすごい。過去にとらわれず 未来におびえず 今を生きよう』『幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せ』。加藤登紀子さん「今どこにいますか」にも出遭い、一昨年旅立たれたHさん最期のブログの最期の言葉が甦りました。『私はいますか? どこにいますか? 笑っていますか?』

 おや、知らん間に2時半。寝ます。シマジロウがこちらを見て「早く!」と。寒くなり、妻もいないため、シマは私の布団に入ることに決めたようです。シマには「細君のかわり」かもしれませんが、私には「アンカがわり」です。ただ、私の寝相が良くない所為か、途中で脱け出し、朝方また「にゃあ」とひと声ないて私の布団に戻ります。

  なんだか懐かしい Judy Collins の優しく澄んだうたごえが聴きたくて・・・


  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

かんわきゅうだい 52(若きウェルテルの悩み)

$
0
0

                             蒜山(ひるぜん)高原にて

 北海道は雪に覆われ、東京にも各地の山峡にも降雪があったと報じられました。秋の来るのがやや早かったと思っていたら、なかなか冷込まないままだらだらと?秋がつづき、ここに来てにわかに冬の冷え込み...どうか地震の追い討ちがありませんように!

 びみょ~な...好き嫌い
 親子でも稀にびみょ~な好き嫌いがある由。お兄ちゃんとはどうも...とか、下の女の子と合わなくて...など。様々な人間関係にあっても「彼とはウマがあうんや」「あ・うんと言うかツーカーと言うか」があれば、「どうも肌があわない」「生理的に嫌い」も。

 青春時代の真ん中は...
 そこから様々な分析を試みました。が、どうにも厭らしい書きぶりになりやめました。やめましたけど何か書きたくて旧い話にたどり着きました。青春時代の真ん中は道に迷ってばかりですが(笑)人との付き合いにも迷います。迷いの多くは圧倒的に「恋心」がらみです。憧れ、ときめき、熱情、歓喜の一方、嫉妬、軋轢、落胆、自己嫌悪も際限なく!

 ドリフ風に『ちょっとだけよ』
 え? そんなこと書ける?って? 書けまセーヌ川。今更!(書いても)って思いもあれば、もうえぇやろ!って気持ちも。「誰も気にとめてへんのちがう?」って声も聴こえてきそうです。ドリフの加藤茶にならい『ちょっとだけよ』ってところかなぁ。


      QPの少し旧い時期の作品。燃える秋と凍える冬の端境期にふさわしく...

 ひとり語り日記
 高校の入学式。男女一列ずつ交互に座りました。私のすぐ前にYさん。同じ中学だったのに、気にもとめていなかったのに、その髪にうなじに背中に...勿論!そんなパーツにではなく総てに心を奪われました。それから卒業までひとり語り日記を綴りました。

 今の若者は読まない?「若きウェルテルの悩み」
 その日記は、卒業の春に燃やしました。たぶん大学ノート20~30冊ぐらいです。日本海に面した砂浜(今は埋め立てられ広大な空地となっています)を堀り、新聞紙や流木とともに火をつけました。ゲーテ「若きウェルテルの悩み」もいっしょに燃やしました。

 恋するロッテ...チューインガムではありません
 なぜ「若きウェルテルの悩み」も?って? 日記は「見られたくない」。でも誰かに「見られるかも知れない」。「見られてもいい」。「見てほしい気もする」(笑)。で、文中に本名は出ません。「若きウェルテル」が恋する「ロッテ」を彼女の名としました。

 夜も更けてまいりました。私も老けてまいりました。寒さがこたえます。で、とりあえず今夜のところはここまでといたします。You tube.は当時ヒットしたマージョリー・ノエル「そよ風にのって」。彼女、2000年に空に旅立ちました。



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

若きウェルテルの悩み Ⅱ

$
0
0


 腎がんの手術から5年余。手術した当時、製薬でがん研究をしていた愚息は「お父さんは幸運やと思う。これから分子標的薬の時代が始まる」「再発転移しても副作用は減り効果は高い」と。しかし現実は容易なものではないことがわかってきました。

 がんの再発転移と闘っている人は、文字通り「命懸け」で治療を受け凹みながら勇気をふりしぼっています。副作用に苦しみながら希望を失わずもっと良い明日へと今日を生きています。そんな時・・・そんな時ですけど、わが青春のコイバナを記します。

                         

 青春を象徴する小説・音楽・・・
 ゲーテ「若きウェテルの悩み」がそれほど!?読まれていないのは想定外でした。まあ国民的ヒット曲でも実は知らない人の方が多いそうですからね。各々の青春の時代に各々の青春を象徴したのは、いったいどんな小説・音楽・映画だったのでしょう。

 想定外の仕打ち
 赤い夕陽が校舎を染めて楡の木陰にはずむ声・・・。高校時代、2~3年生は舟木一夫の歌がよく似合う旧校舎、1年生はそこから3km離れた鉄筋4階建の新校舎で高校生活が始まり、隔離された新入生に想定外の仕打ちが待っていました。

 自主退学を
 担任の生物教員「サ〇ちゃん」。校則で髪型はフリーの筈ですが、『俺のクラスは全員丸刈りになってもらう』。私は反抗して髪を切らなかったところ、母親が学校に呼び出され『担任の指示に逆らうなら自主的に退学して貰います』と告げられました。
 
 気の晴れる想いも
 母親を攻められては丸刈りにするほかありません。しかし丸刈りも節を曲げたこともどちらもキマリ悪くしばらく凹みました。しかしある時、思いがけない女子から『丸刈り、よく似合ってるしカッコいい』と言われ、気の晴れるところなきにしも非ず。

 アイドルをさがせ
 この頃、シルヴィ・ヴァルタン「アイドルをさがせ」、ジリオラ・チンクエッティ「夢見る想い」がヒット、「夢見る想い」はイタリア語で歌っていました(今でも歌えます)。歌謡曲は舟木一夫「高原のお嬢さん」、西郷輝彦「あぁ青春の胸の血は」など。



 風向きが変わって
 6月に入ると生徒会が「丸刈り強制」を問題視し、新聞部は1~2面ぶち抜きで「担任の横暴」を特集しました。風が吹いている!と感じ一斉に髪を伸ばし始めました。結果・・・夏休みが終わるとみんな長髪に戻って登校し、サ〇ちゃんも咎めませんでした。

 あの時代の高校生の恋
 そういう時代でした。そういう空気がやがてこの世代を大学闘争に駆り立てる一つの下地ではあったかもしれません。しかし男女の恋に関しては今よりはるかに遅れていました。町を手をつないで歩いた他のクラスの二人は全校は勿論、町を沸騰させました。

 切なく悶々と・・・
 あっ、私ではありません。私にそんな勇気はありません。そもそもわが秘めたる恋はとてもそこまで・・・。日記には綴ってもラブレターはよう出しません。如何に彼女に、如何にひそかに、如何にこの気持ちを伝えられるか・・・切なく悶々と考える日々でした。

                         

 オトナの世界に一歩
 夏休みは文化祭で上演するESSの英語劇「ハムレット」の稽古に没頭しました。同窓会館に男女みんなで泊りこんだことも、その年に新規採用された美しい英語教員の熱心な指導を受けたことも、オトナの世界に一歩近づいたようなめくるめく体験でした。

 視線があって・・・
 「ハムレット」は結構!話題になりました。レアチーズとの派手なチャンバラ、否、決闘シーンも好評でした(余談ながらそのレアチーズ役がいま郷里の副市長です)。舞台からそれとなく客席を眺め、彼女!の視線をみとめたことも心を満たしました。

       
 「ハムレット」の一場面 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/078da643559ddb91dea90d023f535583
 
 体育祭のフィナーレ
 文化祭が終わると体育祭。そのフィナーレはグランドの真ん中でマスコットを燃やし、その周りで肩を組んで校歌を歌ったりフォークダンスをしたり・・・。適当に輪に入ったりしません。必ず彼女と組む番!がまわってくる位置を選んで輪に入りました。

 放心状態に・・・
 ライバルもかなりいますから、若干の諍いを経て良い位置をキープしました。にもかかわらず、なぜ?だったのか今もわかりませんが、番!がまわってきませんでした。もうすっかり落ち込み家に帰っても放心状態・・・。たかがフォークダンスですけどねぇ。

                         

 同人誌「吾妹」
 2年生の夏頃でしたか・・・「吾妹(わぎも)」という同人誌が校内に出まわりました。「私の妹」ではなく「わが愛しきひと」の意です。私が勝手にライバル視していた男子数人が始めたもので、詩・小説・エッセイなどが綴られたガリ版刷りの冊子でした。

 同人誌「器」創刊
 激しく動揺し、むらむらと怒りにも似た対抗心が沸き起こりました。急遽、数人に呼びかけ同人誌を創刊しました。タイトルはデューイの道具主義にちなみ「器」とし、姑息にも題字は祖父に、表紙絵はアマチュア画家の叔父に「港」の風景を依頼しました。
 
 淡く静かにたれこめて
 そこで初めて自分の想いを詩に託しました。ヴェルレーヌ風(上田敏の邦訳風?)に『淡く静かにたれこめて』という一行で始まる詩でした。しかしガリ刷の創刊号は残っていませんし、その一行しか憶えていません。淡く静かな、否、切ない青春でした。

                         
 
 キリがなくなりそうなので今回はこのへんで・・・。「肝腎なコイバナが内野内科医!」と? そりゃ半世紀も前の田舎の純情な高校生のプラトニックな恋心ですから、ドラマチックなコイバナを期待されてもねぇ。でも次はそこのところも考えないと・・・。

 昨日、テニスコートやレストランなどもある広大な敷地に建つS彫刻美術館で開かれた女性4人によるジャズコンサートにでかけました。聴きながら、高校の文化祭で喝采を浴びたエレキバンドの「パイプライン」「キエンセラ」を思い出していました。
  
 
   【左】彫刻美術館の庭(冒頭の写真も) 【右】ジャズコンサートの案内

  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

吾輩も猫である134 (朝ドラ「べっぴんさん」)

$
0
0

   今朝 細君が 玄関に飾った。 花は町内の某食料品店から主人にとどいた 誕生月プレゼント。
 
  朝ドラで出会う言葉
 『どんな生き方をしてても幼い頃にたたきこまれたことは役に立つはず』...きょうの朝ドラ「べっぴんさん」より。自分では気づかない、しかし他の人には「えぇ感じやなあ」と映る身についた習慣とか...。この朝ドラでは毎回こころに響く言葉に出会える。

 安達もじり氏
 演出は時々交替するようだが、今週は安達もじりさん。一昨年の朝ドラ「花子とアン」でも演出を担当され、その時も主人が「閑話休題」として少し紹介している。この「安達もじり」で検索される方が結構!多いようで、にもよく訪ねてこられる。 
  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/fccd2a1820d6a28b38f658b8386001a1

 猫も朝ドラのファン
 この時期、猫には朝ドラを視るものが結構!多い。朝の陽ざしが身体に暖かくて優しいし、炬燵で視ている主人or細君の膝にのっているとなんとなく気持ち良い、癒される。まあ主人よりは細君がず~っといい!のだが、ゼイタク言うと主人の気分を害する。 

 
   QP描く にゃんこ・わんこ。猫派・犬派もいれば嫌猫・厭犬も...。でもこの絵は誰にも優しい。

 つなぎ!に・・・
 主人の「若きウェルテルの悩み」。と~ぜん!のことながら悩むほどでも関心を呼ぶほどでもない。吾輩が「もうやめたら?」と言うと、「そやなぁ」と素直...。まぁ、大学時代となると生臭くなるし...ここは吾輩の朝ドラ記にて間をつないでおきま~す!

  主人の昔話をきくよりも・・・Carpenters「Yesterday Once More」を!


  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c


吾輩も猫である 135 (Love is over!)

$
0
0

 主人のPCはデスクトップのみだったが、ひと月ほど前から携帯用にタブレットを使い始めた。デスクトップよりかなり小ぶりのため、見るのは兎も角、書き込むのに難儀している、何せ画面は小さく指は太く加えて五十音が使えずアルファベットのみゆえ。

 主人も吾輩もタブレットの画面の「ひょっこりポンポン山」を見て「えっ?」と驚いた。レイアウトがデスクトップとまるでちがうのだ。ただ単に縮小されるのではなく、例えば写真を横に2枚並べたものが縦に2枚になる...のは、スマホも同様のようだ。
  ※その後、「PCサイト版」をクリックすればデスクトップと同じ画像になる!と教わりました。     

 

 ジョンと漱石の命日
 さて。主人はもう「若きウェルテルの悩み」を書く気がないとみえ、『昨日はジョン・レノンの命日、今日は夏目漱石の100回目の命日やなぁ』と呟き、吾輩に『ジョンの曲をかけてやるから、漱石にあやかるお前の責任でテキト~に話を〆てくれ」だと。

 Happy Christmas = War Is Over ・・・ Love Is Over
 で、「Happy Christmas」を「War Is Over」に置き換えたジョンの曲を主人が流しはじめた。まあ、主人のふる臭いコイバナも「Love Is Over」ということで 〆るにはちょうど良い。学生時代のは?と訊くと、「関係者が多いので差し控える」由。



 リベンジ!フォークダンス
 結局のところ、高校卒業まで片思いのプラトニック・ラブがつづく。誰が考えたか、粋なはからいで、卒業式の少し前に卒業生だけの「お別れフォークダンス」かあった。主人、体育祭のリベンジをすべく周到に計算して「番が来る」のを待ったんだと。

 これで青春も終わりかな...
 その甲斐あって初めて彼女の手に触れた。ナケナシの勇気をふりしぼり彼女の手をぎゅっ! 彼女もぎゅっ・・・は妄想ですにゃ。兎も角その感触を手とハートに刻み卒業式を迎え『これで青春も終わりかなとつぶやいた』は ※「大阪で生まれた女」だにゃ。
     ※ https://www.youtube.com/watch?v=VtgtijaaQ7s

 補欠合格通知
 彼女は九州の某大薬学部へ。主人は京都の某予備校へ。当時、国立は「一期校・二期校」の時代だが、その中間に受験日を設ける公立大があり九州にも一校あった。主人、下心もあってそこを受験・・・不合格だったものの4月に入り補欠合格の通知があった。

 ラブ・レター
 京都の下宿先で補欠合格を知り心が動いた。動いたついでに彼女に手紙を書いた。早い話がラブレターなり。が、な~んの返事もない。補欠合格のことも書いたのだが・・・。で、な~んか空しくなり九州に行くのはやめ、京都で浪人生活をすることにきめた。

 同窓会には出ない!
 まあ、それだけのこと・・・。なんかありそうな雰囲気だが、主人、往生際?の良いところを見せたいのか「おしまいや」と、どこかへ行ってしまった。彼女? 卒業後は郷里の医大に勤め、その医大に入った同級生と結ばれた由。以来、主人は同窓会に出ない!

 
   街にクリスマスのイルミネーション・・・かたいことは言わず愉しみましょう! Painted by QP

  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

アニバーサリー(かんわきゅうだい54)

$
0
0
 様々なアニバーサリーがあるものです。或るブロ友さんは、昨13日が奥様と「つきあい始めた記念日」だった由。読者の赤面を誘うタッチでUPされていました(笑)。ちなみに(ちなむ必要はありませんが)私の「つきあい始めた記念日」は忘却の彼方です

 昨日は、デ某がお生まれになった日(笑)でもあります。幾人か「正確にはお幾つに?」と問われました。「問わず語り」ながら、敢えて伏せております(爆)。まあ一つぐらいナゾ?があってもいぃかなぁと。尤も、これだけ晒しておいて、ナゾもありませんよね。

 

 プレゼント
 息子一家から誕生日のプレゼントが届きました。いくらなんでも大きすぎる4Lの を2着。「少し大きいけどゆったりと着心地がいい」とお礼を そして今朝「間もなくクリスマス。〇〇(孫娘)にプレゼントを送らなきゃ」と言うと、妻「用意できてます」。 

 絵本「子うさぎましろのお話」 
 妻の手作りワンピース1着。そして佐々木たづさんの絵本「子うさぎましろのお話」。「読んでみる?」と言うので、読みましたとも! 18歳で失明された佐々木たづさんの、なんとまあ心あらわれるお話...。勿論!三好碩也さんのイラストも素晴らしい。

【お話のサワリ】クリスマス。動物の子もサンタからプレゼントを貰います。白兎の「ましろ」は真っ先に貰いましたが、もっと欲しくて体に炭を塗り変装します。サンタを追いかけ「まだもらってないよ」と。でもサンタの袋には「小さなタネ」しか残っていません。仕方なくそのタネをもらった「ましろ」は...。

 

 2017 カレンダー by QP    
 このブログにしばしばPC画を提供して頂くQPから 今朝、小荷物が届きました。ウキウキして開くと、アルバム風のカレンダーでした。彼女がMCをつとめるライブで記念品として配ったそうです。月毎に季節感あふれるQPの素敵な絵!がついています。 

 この橋 渡る
 「下左」は本年12月、「中」は来年1月。2月以降は、月始めに順次ご紹介します。そして「右」には・・・『この橋 渡る いつもの人と 会うために / この橋 渡る なつかしい人と 会うために / この橋 渡る 知らない人に 出遭うために』と。

 

 昨年の12月13日のブログ(吾輩も・・・113)同様、エンディングは「We are the world」を!



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

師走の光景(かんわきゅうだい 55)

$
0
0



 幼い頃はクリスマスが近づくと心躍りました。チョコレートたっぷりの母の手作りケーキをいただく数少ない機会でした。サンタのプレゼントも胸わく!わく!で待ち焦がれました。やがてそんな夢は破られ、期末テストと通知表に頭を痛めるのですが...。

 写真上は某ホールのホワイエのクリスマス・ツリーです。背景に新宮晋さんのオブジェのシルエット・・・。先日、ティーンズ音楽コンクールの本選に出場した若い人達がここで記念撮影していました。プロの音楽家として大成するよう彼らのために祈りました。 

      

 空のイメージ
 このオブジェは「空のイメージ」。「動く彫刻」がつとに知られ、「風の魔術師」と称される新宮さんらしく、ホール・ホワイエを鳩のオブジェが飛びかっていました。昨年、兵庫県三田のアトリエを訪ねましたが、そこはまさに「風の彫刻の杜」でした。

 

 日本一のパン職人
 とりとめなく書いています。とりとめないついでに...偶々みたTV番組「プロフェショナル:仕事の流儀」は、伝説のパン職人のルポでした(19日 15:00~NHK)。パン作りの全国コンクールで優勝し、一日に千人以上が店の前に並んだと言われる方です。
 
 人生をリセット
 凄まじい人気に工房を増やし一日の売上げは100万円超。憧れていた超!豪華マンションに住み、外車を乗りまわしていました。が、どうしようもない空虚感に襲われ「俺じゃない」「俺のパンじゃない」。やがて工房を閉鎖、人生をゼロにリセットしました。

 

 最新作は「チャイ(紅茶)パン」
 郊外に工房兼店舗を移し、「並んだのに買えない」ことがないよう予約制に。飽きられて予約が埋まらなくなると新作に取り組みます。「売れば売るほど儲からない」と言いながら、愉しそうです。最新作「チャイ(紅茶)パン」を食べたくなりました。

 男の花園
 この時期、かつては「花園」に出かけました。秘密の...ではなくラグビーの花園に。しかしリタイアして暇になると逆に「寒風の中、出かけるのは億劫」になりました。専らTV観戦です。NHKは中継が限られますが、CATVはほぼ全試合を放映します。

 

 正月2日は注目の準決勝
 ここ数年、大学選手権で関西勢は押されっぱなしでした。高校では関西勢が強いのですが、有力選手が関東の大学に進学しますからねぇ。しかし今年の関西勢は一変、ベスト8に3校が進み、2校が準決勝に進出しました。正月2日の試合は眼が離せません。

 kumaさん 観てはりますか?
 8月の終わりに急逝された鹿児島のkumaさんもラグビーのファンでした。「もし学生時代に帰ることができるならラグビーでFWをやりたい」などという話をブログで交わしたことがありました。kumaさん、お元気ですか? 雲の上から観戦しはりますか? 

 

 やさしい贈りもの
 今秋の「べっぴんさん」のテーマは『やさしい贈りもの』。みなさん、クリスマス、お正月・・・やさしい贈りものを考えては考えあぐねてることでしょうね。ヒロインのすみれさんは、仕事を辞めて家庭に入ることになった今週・・・さあ、それで輝けるかなぁ・・・。

 「べっぴんさん」の不思議
 この番組の不思議が二つ。①関西なのに「おぉきに」ではなく「ありがとう」と仰います。②毎回、太陽光がいっぱいに射しこむシーンがあります、逆光も顧みず! いずれも、毎回見るうちに何となく意図がわかるような気がしてきました。皆さんは如何? 

  「今、ここに(Ima Kokoni)」という合唱曲、ご存じですか? 作詞:松下耕、作曲:伊藤玲子、そして合唱は Salt Lake 合唱団、日本語の歌詞で歌います。素晴らしいです。ラストは圧巻です。会場に轟くブラボーと拍手の暖かさにも感動します。

 今ここに私は居て/今ここで私は歌う/今ここで私は立ち/今ここで私は聴く/空気 風 光 身体を通り抜けて/空気 風 光 心から溢れるもの/私の身体を通り抜けて/貴方へ届くもの/私の身体を通り抜けて/貴方から届くもの/今ここに私は居て/ここで私は歌う



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

プレ・クリスマス (吾輩も猫である136)

$
0
0


  師走も半ばを過ぎ、間もなくクリスマスだ。恋人もいないまま既に青春を過ぎ中年になろうかという吾輩、「かわいそうなヤツ!」と誰か抱きしめてくれへんかなぁ。主人? そりゃちゃいますやろ。細君? △関係になったらどないしますんや! あぁあ・・・。



 イブのイブのイブ
 今日はクリスマス・イブ・のイブのイブ。人間の若い彼や彼女たちはどうしてるだろう。「一緒にイブを迎える恋人」がいない彼や彼女たち、焦ったり凹んだりしてるんだろうなぁ。その彼、ン十年前のわが主人であり、ン十年前のア・ナ・タ!かも...。

 クリスマスの青春
 クリスマスになると思い出すのは JR東海のCM「X'mas Express」。深津絵里がなかなかいぃ味を出してる。若い娘の心情がよくわかる。山下達郎の音楽がまた実に巧い。僅か60秒にクリスマスの青春が凝縮されている。竹内まりやが惚れたのもムベなる哉。



 ありえない胸きゅん!
  同じバージョンで「牧瀬里穂」版もある。最近とんと見ないが、彼女が一番輝いていた頃でしょうなぁ。なんともケナゲで愛らしい深津さん、牧瀬さん。でもスマホも携帯もなかった時代のオ・ハ・ナ・シ。今の時代には アリエナイ胸きゅん・・・やろなぁ。



 Ave Maria。グノー、シューベルト、マスカーニなど大作曲家がそれぞれのアヴェ・マリアを描いた。いずれも 深く敬虔な そして愛と優しみにみちた曲。その中から、がんと闘った本田美奈子さんの歌う カッチーニの「Ave Maria」をお聴きいただきましょう。



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

Merry Christmas!(吾輩も猫である137)

$
0
0
     

 主人の息子がミッション系の中高に通った6年間、毎年イブの夜、主人と細君は「クリスマス・タブロー(イエス降誕の無言劇)」にでかけた。本来が布教のためのページェント・・・キリスト教に無縁であった主人夫妻もそれなりに関心をいだき始めた。吾輩? 猫も神様に祝福されるのであれば、それなりに・・・。

 

 日本ではクリスマスは西洋(キリスト教)文化へのある種の憧憬として、あるいはコマーシャル・ベースにのり広がった。本来、宗教は排他的ではなく、仏教における『善人なおもて往生をとぐ、況や悪人(不信心な人)をや』と同様、信心深さに関わりなく寛容であり、クリスマスが広く親しまれる所以である。

 このブログ記をみてQPがシマさんタクロースを描いて下さった。吾輩、感激の極み也。早速UPし紙面を通じてお礼申し上げる。それにしても、よくそんな短時間にサア~っと描けるものと感心しきり・・・。しかも実像よりかなりイケメンで、先刻から吾輩ったらハイテンション! ほんま・・・神ってま~す! 

       

 前記「クリスマス・タブロー」で会場にいつも最後まで流れている曲「Oh Holy Night(さやかに星はきらめき)」を Susan.Boyle Celine.Dion のデュエットにて!
  みなさまが日々健やかで 大いなる恩寵と祝福に恵まれますように!



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

行く年 来る年

$
0
0
       

 ブログを始めて3年余。ブログオーサーには各々の生き様、感性、表現法があり総てが「My Way」の世界...時に好感をもって迎えられ、時に図らずも厭な印象を抱かれます。新たに訪ねてこられる方(新たに訪ねるブログ)、疎遠になる方(訪ねなくなったブログ)など様々です。そして、やめようとたびたび思いつつ...やめませんでした。

 我ながらよく続いています。何千、何万アクセス!の人気ブログではないにもかかわらずコメントは「多いほど嬉しい」私...ですが、皆さんなぜかコメント欄を閉じられるのに倣って私もコメント欄を閉じ、明30日 渋滞の道を帰省します。なお12~1月の風景が描かれたPC画はいずれもQP作...いつもながら繊細で美しい絵です。

       

 2011年初夏。腎がんと告げられ7月末に手術しました。初期ながら悪性度の高いがん細胞(G3)のため以後3月毎の胸腹部CTと骨シンチを言い渡されました。がんは一般に「5年で寛解」とされますので、5年後すなわち2016年を生きる!目標にしました。その2016年の今年、お蔭様で術後5年検診を無事クリアーできました。

 ブログを始めたきっかけはSORAさんの腎臓癌日記でした。当然、5年続いたのは腎がんに関わる絆に拠るところが大きいと思います。その後、腎がん関係のブログがみるみる増え、転移される方が少なからずおられ、旅立たれる方も・・・。絆の強さとともに何処か或る種の疎外感をおぼえつつ5年の節目が過ぎ、6年目を迎えました。

       

 シマジロウは新年に9歳目を迎えます。キャットイヤーの計算式では最初の1年で20歳を迎え、以後4年ずつ歳をとるそうです。概ね「人間50年」、レッキとした中年であり、そろそろ老境に入ります。なるほどかつてのような元気はなくなりました。が、数式上は兎も角、私にはいつまでも子どもであり可愛いい存在です。

 かつてわが家にいた愛犬コロが旅立ってちょうど20年経ちました。喪失感から容易に立ち直れなかった妻が本当に!立ち直れたのは、息子の飼い猫だったシマをわが家に迎えてからでした。昨28日まで函館の母親の介護帰省をしていた妻が戻り、玄関のドアを開けるやシマが駆け寄ってしがみついたのは、蓋し相思相愛でありましょう。

       

 様々な一年でした。様々に一年が過ぎました。それぞれの2016年でした。それぞれに2017年を迎えられましょう。多くは望みませんが、今年よりは良い一年でありますよう望みたいと存じます。哀しみの癒えない方、苦しい闘いの途上にある方...少しでも哀しみが和らぎ苦しみが去りますよう心よりお祈り申し上げます。 SO Long!

   1971年の国連総会議場でパブロ・カザルスが演奏したカタルーニャ民謡「鳥の歌」。
    ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーの哀愁にみちた しかし力強い歌をお聴きください。 



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c


人生のすべてに意味があるから(吾輩も猫である138)

$
0
0



 主人「俺は喪中やから、シマ、かわりにUPしといてな」。そう言うかも、と思っていたら案の定・・・。ダメモトで吾輩「そろそろ寒中見舞ということで自分でしはったら?」。すると主人「それは理屈や」。なんとまあとんでもない屁理屈かましはりましたわ。

 

 意外にすい!すい!
 主人と細君に同行して年末30日に主人の郷里へ。名神も中国道もさすがに混んでいたが、それでも西宮を過ぎると流れ始めホッと一安心。落合ICから米子道に入り蒜山を過ぎても積雪なし! 予めタイヤはスタッドレスに換えていたが、用ナシだった。
 大山は 心のままに・・・
 米子道を出て国道に入るところから望む大山。毎月一度は帰っているのに「ここ一年すっきり晴れた日が一度もなかった」と主人は嘆く。まあそれも心のままに・・・かもしれない。この日の大山もやや荒れ模様、雪を被った山頂付近は厚い雲に覆われていた。 

 

 「ようかい」は ようかい!でも・・・
 郷里の「妖怪ロード」にたむろする?妖怪たちは一つ一つ正月用に しめ縄 が飾られていた。まあ今やこの町のドル箱、猫より大事にされてますわ。妖怪!もえぇけど「要介(護)」のお年寄りこそもっと手厚く大事にしたほうがえぇのんとちゃいますかなぁ。
 かつては満員のSLが走った境線
 米子と境港を結ぶ「JR境線」は、明治時代に開通した(1902年)旧い路線ときいてビックリ。さびれた単線だが、日本海に軍事物資や兵員を輸送する要路であった由。かつてはSLが満員の通勤客を運んだそうだが、今は「妖怪」ディーゼルに替った。

 

 平尾誠二さん逝く
 学生時代に帰れるなら「ラグビーをやる」と言う主人、12~1月はラグビー・シーズン真っ只中!気持ちも その真っ只中!にある。その主人に痛切であったのは平尾誠二さんが逝ったこと、全盛期の彼をナマ!で観ているだけに思いも一入(ヒトシオ)か・・・。

 

 All for Seiji, Seiji for all.
『ラグビーは少年をいち早く大人にして/大人に永遠の少年の魂を抱かせる』。こころをぎゅっとつかまれる言葉・・・と言っても、主人と同類の人にしか通じない。主人、昨夏 旅立たれた腎がんのブログ友kumaさんともっとラグビーの話をしたかったと・・・。
 久しぶりにガッツポーズ!
 今年の高校ラグビー決勝戦(東福岡:東海仰星)は最高レベル!の試合だったが、高校は西高東低でもここ十数年は有力選手が東に流れ大学選手権は西低東高であった。しかし今年は西もよく頑張り、明治・慶応・早稲田を破った時は主人もガッツポーズ

 

 歌が起こす奇蹟の力 
 大晦日のNHK「SONGS」・・・合唱スペシャル版「歌が起こす奇蹟の力」。音楽とりわけ合唱の力を改めて思った。義務教育において「学力」ばかりが無闇に語られ、その対極で時代錯誤の「道徳」が力説されるが、合唱のもつ奇蹟!の力こそもっと語られるべし。
 現代日本の若い人たちの心の闇
 人生の総てを懐疑し命を絶つ若い人。一方に無知か非情か幼い命を絶たせる若い!大人たち。猫が生意気に言わせて貰うが、アンジェラ・アキさん「手紙」がNHK中学校合唱コンクールのテーマ曲から瞬く間に広がった背景に若い人たちの心の闇を垣間見る。

 
 
 沈黙・・・サイレンス
 2日のBS1スペシャル「巨匠スコセッシ〝沈黙〟に挑む」に惹かれた。イエス像を踏ませ「転ぶ(背教)」ことを迫られた人々と伝道にきたポルトガル人神父。「踏絵」は、大なり小なり各々の人生の各場面にあったことかもしれない・・・と思いつつ視た。
 神の存在と信仰
 スコセッシが長くあたためてきた遠藤周作「沈黙」を、『今の時代にこそ』と執念を実らせて制作した映画は間もなく公開される。遠藤周作のこの小説は勿論、「イエスの生涯」にも惹かれた主人、「神の存在と信仰」について改めて考えたいようである。



アンジェラ・アキさん「手紙」

拝啓 この手紙読んでいるあなたは/どこで何をしているのだろう
十五の僕には誰にも話せない/悩みの種があるのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら/きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は/誰の言葉を信じ歩けばいいの?
一つしかないこの胸が何度もばらばらに割れて/苦しい中で今を生きている・・・

拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたい事があるのです
自分とは何で どこへ向かうべきか/問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど/明日の岸辺へと 夢の舟よ 進め
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は/自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど/苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから/恐れずにあなたの夢を育てて/ Keep on believing!

負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は/誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は/自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど/笑顔を見せて今を生きていこう・・・

拝啓 この手紙読んでいるあなたが/幸せなことを願います



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

この世界の片隅に(かんわきゅうだい56)

$
0
0


 以前、ある方のブログでこの映画を知りました。あらためてあの戦争を問う映画、ポスターの絵からすでに魅かれたアニメ、そして京都の繁華街にある 廃校になった小学校の校舎を利用した映画館「立誠シネマ」。いずれ・・・と思っていて、今日!行きました。

 映画の舞台は、軍港で知られた呉。私の父は、戦争中に呉の高射砲部隊に配属されたことがあり、後に「敵は高射砲の性能を知りつくし弾はB29にまったく届かんかった」と語っていました。映画で、B29に高射砲が向けられるシーンに一瞬!胸が詰まりました。

   

 阪急河原町駅を降り、高瀬川に沿って木屋町を北へ徒歩数分。学校らしい建物が見えたら、それが「立誠シネマ」です。明治30年のちょうど今の時期、この小学校が建つ前のこの地(京都電燈株式会社の中庭)で日本で初めて映画の試写実験が行われました。

   

 立誠小学校は昭和3年に建てられ、67年後の平成5年に廃校になりました。その玄関が、そのまま立誠シネマの玄関になっています。それと知らなければ小学校だと思い通り過ぎてしまうでしょう。玄関に入ると小学校らしい懐かしい匂いがまだ漂います。

 戦中から敗戦直後までの数年間、広島から呉に嫁いだ娘(すずさん)の、当時としてはごく普通の日々、やがて軍港の街とあって連日!焼夷弾に襲われる日々、右手を失くしたすずさんは玉音放送に「まだ左手も足もある。みんな玉砕する筈じゃなかったのか」。
 
   

 玄関から廊下に沿ってかつての校長室、職員室、保健室らしき部屋が並びます。写真からは薄暗くて辛気臭く思われるでしょうが、寧ろ落ち着いた雰囲気に安らぎさえ覚えます。そして奥の階段の踊り場には南側からの陽光がさんさんと降り注いでいます。

 戦時下の小学校では授業らしい授業は行われません。「休んでも、どうせたいした授業はないじゃろ」と・・・。すずさんの年齢にあわせているためか学校の様子は詳細には描かれませんが、あの時代、親をなくした子はいったいどんな日々を送ったのでしょう・・・。

   

 階段の踊り場は、写真では逆光のためシルエットぽく見えますが、ほっこり明るい陽だまりです。2階は衣料品のお店か縫製場?などに使われていて「関係者外ご遠慮を」と。シネマは3階まで上がります。幅広い階段を上るのが、なんか胸躍り心愉しくて・・・。

   

 壁に貼られたポスターは「近日公開」の映画・・・。上写真の右側のポスターをご覧ください。「David Bowie is」と書かれたデヴィッド・ボウイ追悼1周年、生誕70周年の回顧ドキュメントです。ちなみに「デブと某医」はデヴィッド・ボウイにちなみます(笑)

   

 3階に来ると漸くシネマのフロアーです。ひと気ないように見えるのは、人のいない時を見はからって撮ったためで、上映時間が近づき続々人が集まってきます。客席数はたぶん50~60のミニシアター、平日の午后なのに一瞬!「札止め」を心配しました。

   

 ドアを開けて係の方が「間もなく上映します。お急ぎくださ~い」。このドアから入るとそこがロビーで、映画関連の書籍等が展示されていました。撮りたかったのですが、たくさん人がいて撮るのは差し控えました。若い方が多いのが殊の外!嬉しかったです。

 冒頭から、シーンの一つ一つになんとも仕合わせな気分に誘われます。のどかで平和で普通の人々の普通の暮し・・・。天真爛漫でのほほんとしたすずさんは18歳、えっ?と思うほどあっけなく・・・言われるままに結婚し、嫁ぎ先でもその性格のままに溶け込みます。

 やがて戦火は烈しさを増し、絵が得意で、絵でみんなを和ませていたすずさんの右手が爆弾で失われます。そして8月6日、実家の広島に原爆が落とされ、茫然と遠くのキノコ雲を眺めます。原爆の惨禍は・・・アニメであっても極まりなく酷く、こころ塞ぎます。

 敗戦、食糧難、進駐軍・・・。空襲後は涙が止まらないシーンが続きますが、戦争孤児と思われる子をすずさんがひきとり再び戦争前の普通の家族の、普通の穏やかで笑いのある日々が甦ります。なお、男女の心の襞に触れる秀逸な挿話は、映画をご覧ください。

 映画冒頭に流れる「悲しくてやりきれない」。サトウハチローさんの詩に加藤和彦さんが作曲しました。サトウさんには「もずが枯れ木で」という秀逸な反戦歌がありますが、怒りの矛先が見つからない絶望を歌う「悲しくてやりきれない」ではあります。



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

初雪に蝋梅(かんわきゅうだい57)

$
0
0

                             今朝のわが街の雪景色

 『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
  次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。』 (三好達治「雪」)

 この二行の詩に、昭和の雪景色が凝縮されています。わが郷里には今もまだこの詩にふさわしい光景があるのではないか・・・と、そんな幻想のような郷愁にかられます。



 昨日、今日・・・列島に雪が降り積みました。わが街も今冬初めての積雪、突風と雪の重みとで小さな庭の蝋梅の葉が落ち、蕾と 僅かにひらいた可憐な花が姿を現しました。



 わが庭の蝋梅は毎年初雪がある頃に花開きます。まるで蝋細工のような、可憐と言えば可憐な、艶やかと言えば艶やかな蝋梅。花木に疎い私がなぜか最も好きな花です。



 「雪の降る街を」。かつて高英男さんが歌ってヒットしました。作詞が劇作家の内村直也さんであるのは、もともとラジオドラマの挿入歌として作られたからのようです。

 岩崎宏美さんの「雪の降る街を」。映像はなぜか旧いイタリア映画。岩崎さんの歌声がこの曲によく似合います。「あたたかき幸せの微笑み」が皆さまにありますように!



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

ターニング・ポイント (かんわきゅうだい58)

$
0
0
 

 前号「雪の降る街」「蝋梅」にQPからイメージ画像をいただきました。いつもながら見事なセンスと筆致に驚嘆します。折角!でもありますし、今回の「ちょっと硬い」本題に入る前に、この優しく穏やかな世界で少し息を入れていただけばいいかな...。

 今回のテーマは「ターニング・ポイント(分岐点)」。ひとり一人の人生に様々なターニング・ポイントがあるように『世界の現代史にも、夥しい人命が、時に地球の未来が左右される大きなターニング・ポイントがある』と映画監督O.ストーン氏は語ります。



 間違っていることは正すべきだ
 私が最初に観た彼の映画はヴェトナム戦争を描いた「プラトーン」、米国の良心の一端を垣間見る作品でした。また昨年NHKでも放映された「もう一つのアメリカ史」(全10回)も衝撃的であり画期的なドキュメントでした。その視点は「間違っていることは正すべきだ」というきわめてシンプルな、しかし勇気と決断のいる姿勢、行動でした。

 もしトルーマンでなかったら・・・
 日本への原爆投下には「戦争を終わらせるため」「百数十万の米兵の死者を未然に防ぐため」との原爆投下肯定論があります。ストーン氏は「ルーズベトの副大統領選びにおけるトルーマンとウォレスの戦いこそターニング・ポイントだった」「もしトルーマンではなくウォレスが選ばれていたら、原爆投下も米ソ冷戦もなかった」と語ります。

 謀略で盛り返したトルーマン
 当時、米大統領ルーズベルトは重病のため副大統領選びは大統領選びでもありした。ウォレスは徹底した平和主義者で、圧倒的支持を背景に民主党大会で副大統領に選出されることが確実視されていました。しかしナチスの国会議事堂放火デッチ上げ事件のような「党大会場が火災になる」との謀略で党大会は延期・・・トルーマンが盛り返しました。



 原爆投下、核軍拡競争へ
 まるで昨秋の民主党大会におけるヒラリー氏とトランプ氏が争った米大統領候補選を見るようです。ともあれ圧倒的不利を覆しトルーマンが副大統領に選出されます。その僅か3月後にルーズベルトが死去しトルーマンが第33代大統領に就任。更に4か月後、日本への原爆投下を命じ、戦後の軍事大国化と核軍拡、米ソ冷戦構造を方向付けました。

 根拠なき推論による原爆肯定論
 原爆投下の肯定論を支えた「百数十万の米兵の死者を未然に防ぐ」は、米国本土が空襲されてもそれだけの死者は出ない荒唐無稽な推論ですが、当時の米国民の良心を納得させる論拠となり、今も「核軍拡による平和」信仰を支えています。ともあれ戦後、米ソを筆頭とする東西陣営は各軍拡を進め、一触即発のキューバ危機は世界を震撼させました。

 もしケネディが生きていたら゜・・・
 キューバ危機を切り抜けたケネディ大統領は、本格的な核軍縮に乗り出しますが、その緒につくや暗殺されました。ストーン氏はこれも「ターニング・ポイント」に挙げ、「もしケネディが生きていたら」と語ります。しかし後を継いだジョンソン大統領によってヴェトナム戦争がエスカレート、世界中に「紛争」と呼ばれる米国の介入が始まります。



 再びのターニング・ポイトン・・・レイキャビク
 ソ連に「ペレストロイカ(改革)」を掲げるゴルバチョフが登場した頃、米国ではレーガンが「力による平和」戦略を打ち上げます。この時期に開かれた米ソ首脳会談(1986年レイキャビクにて)のテーマは「核軍縮」、一時は「核兵器50%削減」まで進みます。しかし核戦略における米国優位を信じて疑わないレーガンは合意に躊躇、冷戦終結に至りません。

 幻に終わった米ソ核軍縮・・・を経て 現在!
 ストーン氏はレイキャビク会談は「地球から核をなくす最後のターニング・ポイント」と語ります。ソ連邦崩壊、東欧社会主義消滅により米ソ冷戦は自然消滅しますが、世界中の核兵器は温存されたままです。その一方、危険な小国が核をもち、ロシアの核(安全)管理能力は危ぶまれ、「力による政治」をめざす荒っぽい米国大統領が登場しました。



 ストーン監督の新作「スノーデン」
 昨夜、今月公開される映画「スノーデン」について語るストーン氏のインタビューが放映されました。米国による膨大な個人情報監視を告発したCIA諜報員スノーデン氏は、輝かしいキャリアと築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまでなぜこの重大な告発を決意したのか。「日本が米国との同盟を解消」する日に備えた米国の謀略も描かれます。

 大きなウソ、大きな真実、大きな不安・・・
 ナチスは「小さなウソはいつかバレて国民の信を失う。大きなウソは簡単には見破られない」と、大きなウソによって国民と軍隊を戦争に駆り立てました。何が大きなウソで、何が大きな真実なのか・・・私にはわかりません。わかりませんが、日本も世界も危なっかしい明日へと進んでいるように思います。それは私の 間違いなく「大きな不安」です。

   ナターシャ・グジー「いつも何度でも」   
   
   呼んでいる 胸のどこか奥で/いつも心おどる 夢を見たい
   悲しみは数えきれないけれど/その向こうで きっとあなたに会える
   繰り返すあやまちの そのたび人は/ただ青い空の 青さを知る
   果てしなく道は 続いて見えるけれど/この両手は 光を抱ける
   さよならのときの 静かな胸/ゼロになる身体が 耳をすませる
   生きている不思議 死んでいく不思議/花も風も街も みんなおなじ

   呼んでいる 胸のどこか奥で/いつも何度でも 夢を描こう
   悲しみの数を 言い尽くすより/同じくちびるで そっと歌おう
   閉じていく思い出のその中にいつも/忘れたくない ささやきを聞く
   こなごなに砕かれた 鏡の上にも/新しい景色が 映される
   はじまりの朝の 静かな窓/ゼロになる身体 充たされてゆけ
   海の彼方には もう探さない/輝くものは いつもここに
   ・・・わたしのなかに 見つけられたから



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

記録的大雪に遭遇(吾輩も猫である139)

$
0
0


 主人の今回の帰省に吾輩は同行していない。細君と仲良くお留守番だったのだ。なのに主人ときたら吾輩にメモ書きを寄こし「頼んだぞ」と。「頼まれないぞ!」って目をしてみたものの知らんぷり!だもんなぁ。ったく・・・。ひと、否! 猫づかいが荒すぎる。

 

 郷里に向かった22日はよく晴れた日で道中も殆ど雪景色を見なかった由。勿論、寒波がくるとの予報だったので、車はすでにスタッドレスを履いている。日曜日で寒波予報とあれば道は空いている。いつもは5時間の道を4時間余で走り、余裕のよっちゃん!

 が、その日の夕刻からもう怪しい気配になったらしい。エアコンを入れても部屋がなかなか暖まらない。夜になると音がするほどのアラレが降りはじめ、庭はもう薄く雪化粧。そして朝を迎えカーテンを開けると、そこはもうアッ!と声をのむ一面の銀世界・・・。



 三泊四日の帰省を予定していたが、予報では「明日も明後日も大雪」。そこで母親の主治医との面談はじめ為すべきことは23日中に終えることにした。ハンドルをとられながら雪道を走りまわり、ちょっと駐車すると雪かきしなきゃ車が動かなかったそうな・・・。

 間断なく降り続いたこの日は、朝に雪かき夕刻にも雪かき。主人、余りのきつさにベソもかいたらしい。「日頃の行いが悪いからちゃいますか?」と言うと、さすがにむっ!として「言うてくれるやないかい。けどそれはちがう。厄落としというもんや」。



 そう思うのは勝手だが、「因果応報」と言うべし。吾輩にもっと上等の鰹節を出してくれるなり日頃から徳を積んでいればそんな目に遭うこともなかっただろう。それでも為すべきことは為し終えたと、主人、予定を一日繰り上げ24日に帰阪することにした。

 が、夜のニュースで「今夕、米子道は全区間通行止めになりました」「動けなくなって道路に取り残された車は60台に上ります」と。まあ、今夜一晩のうちに除雪し、明日は開通するやろ」と眠りについたものの・・・甘い! この夜、前夜の倍も雪が降った。  



 結局24日は一日家に閉じ込められた由。その間、時々タブを開いて道路情報を見ては「あかん」「まだや」と溜息。近くのスーパーへの買い物も長靴で歩いて・・・まさに「雪隠(せっちん)詰め」とはこういうことだろう。せっかちな主人には酷なことだった。

 翌25日は、朝から陽が射す良いお天気。主人も「そろそろ開通」とタブを開くが、まだ2区間が通行止のまま。「それはないやろ」「カンニンして下さい」「往生しまっせぇ」と関西ぼやきの連発だったことだろう。荷物はもう積み込んでおいたのに・・・。 



 お昼に漸く全区間「解除」。「介助に帰省して漸く解除」なんてダジャレを言うたかどうかは・・・差し控える。写真上は、通行止区間にある米子道「蒜山(ひるぜん)SA」。軒近くまで雪が積もり、「立山」とまでは言わないが、ちょっとした雪の壁ができていた。
 
 米子道を無事!通過し 落合JCTから中国道へ。順調に走るも 宝塚あたりでやや渋滞。ここで右レーンに同じナンバーの車を発見。目ざとい主人、チャンスを窺い 一瞬!停まったスキに写真を撮った由。「8008・・・晴れれば」とは、さもありなむ心境(写真下)



 さて 寒いおはなしゆえ暖かな音楽を聴いていただこう。「California Dreamin」と言えば「Mamas&Papas」だが、キャンディーズでおとどけする。今や、ミキちゃんは完全リタイア、スーちゃんは天国へ行ったが、ランちゃんはまだ女優として活躍している。



  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c

吾輩も猫である 135 (Love is over!)

$
0
0

 主人のPCはデスクトップのみだったが、ひと月ほど前から携帯用にタブレットを使い始めた。デスクトップよりかなり小ぶりのため、見るのは兎も角、書き込むのに難儀している、何せ画面は小さく指は太く加えて五十音が使えずアルファベットのみゆえ。

 主人も吾輩もタブレットの画面の「ひょっこりポンポン山」を見て「えっ?」と驚いた。レイアウトがデスクトップとまるでちがうのだ。ただ単に縮小されるのではなく、例えば写真を横に2枚並べたものが縦に2枚になる...のは、スマホも同様のようだ。
  ※その後、「PCサイト版」をクリックすればデスクトップと同じ画像になる!と教わりました。     

 

 ジョンと漱石の命日
 さて。主人はもう「若きウェルテルの悩み」を書く気がないとみえ、『昨日はジョン・レノンの命日、今日は夏目漱石の100回目の命日やなぁ』と呟き、吾輩に『ジョンの曲をかけてやるから、漱石にあやかるお前の責任でテキト~に話を〆てくれ」だと。

 Happy Christmas = War Is Over ・・・ Love Is Over
 で、「Happy Christmas」を「War Is Over」に置き換えたジョンの曲を主人が流しはじめた。まあ、主人のふる臭いコイバナも「Love Is Over」ということで 〆るにはちょうど良い。学生時代のは?と訊くと、「関係者が多いので差し控える」由。



 リベンジ!フォークダンス
 結局のところ、高校卒業まで片思いのプラトニック・ラブがつづく。誰が考えたか、粋なはからいで、卒業式の少し前に卒業生だけの「お別れフォークダンス」かあった。主人、体育祭のリベンジをすべく周到に計算して「番が来る」のを待ったんだと。

 これで青春も終わりかな...
 その甲斐あって初めて彼女の手に触れた。ナケナシの勇気をふりしぼり彼女の手をぎゅっ! 彼女もぎゅっ・・・は妄想ですにゃ。兎も角その感触を手とハートに刻み卒業式を迎え『これで青春も終わりかなとつぶやいた』は ※「大阪で生まれた女」だにゃ。
     ※ https://www.youtube.com/watch?v=VtgtijaaQ7s

 補欠合格通知
 彼女は九州の某大薬学部へ。主人は京都の某予備校へ。当時、国立は「一期校・二期校」の時代だが、その中間に受験日を設ける公立大があり九州にも一校あった。主人、下心もあってそこを受験・・・不合格だったものの4月に入り補欠合格の通知があった。

 ラブ・レター
 京都の下宿先で補欠合格を知り心が動いた。動いたついでに彼女に手紙を書いた。早い話がラブレターなり。が、な~んの返事もない。補欠合格のことも書いたのだが・・・。で、な~んか空しくなり九州に行くのはやめ、京都で浪人生活をすることにきめた。

 同窓会には出ない!
 まあ、それだけのこと・・・。なんかありそうな雰囲気だが、主人、往生際?の良いところを見せたいのか「おしまいや」と、どこかへ行ってしまった。彼女? 卒業後は郷里の医大に勤め、その医大に入った同級生と結ばれた由。以来、主人は同窓会に出ない!

 
   街にクリスマスのイルミネーション・・・かたいことは言わず愉しみましょう! Painted by QP

  にほんブログ村 病気ブログ 腎臓がんへ 

 【過去ログ目次一覧】
 吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
 吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
 吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
 かんわきゅうだい  http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
 閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
 腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
 旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
 ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
Viewing all 587 articles
Browse latest View live