日夜!仕事に追われる日々から、第一線を一歩ひいた閑職を経て 現在は自由自分党。カネも権力も勿論!選挙もなく時間のみふんだんにあります。そんなイマジン、否! ヒマジンの現下の私の日課は愛猫シマジロウの通院付添い。医者知らずの健康優良児だったシマも 今やすっかり動物病院の常連さんです。シマは『厭でたまらにゃい!』と悲嘆! 立腹!の日々ですが…。
毎日通院から隔日になり、三日に一度 一週間に一度と順調に回復していたのに... 妻が函館の実家に帰省した頃から元気をなくしました。血液検査をすると 案の定!腎機能が急降下。1週間に1度の通院(点滴)ではやや足りなかったようです。再び毎日通院に戻って漸く食欲も元気も回復。老成?しつつあったシマがなぜか幼かった頃に戻り... すっかり可愛くなりました。
11/13 NHK-BSP「ザ・プレミアム ... いのちよみがえるとき 瀬戸内寂聴」(以下同)
瀬戸内寂聴さん。99歳の旅立ちに多くの方が業績を称え自由闊達な生涯について語り記されています。わが母も99歳、寂聴さんと同い年です。偉大な寂聴さんとは較ぶべくもありませんが、母は寂聴さんの2週間前に生まれ "生きている日数" で寂聴さんを既に超えました。寂聴さんが見ることのできなかった百歳超!の世界へと更に長生きできますよう願っています。
或る方のブログ記で寂聴さんの句『子を捨てし われに母の日 喪のごとく』を知りました。おつれあいに「小説家になりたい」と告げ四歳の子を残し出奔した寂聴さん。後に密かにその子に会い抱きしめます。「ママはどうした?」と訊くと「死んだの」と。それから7年、漸く小説家と言われるようになりました。「何としても小説家にならねばならなかったのです」と。
寂聴さんは俗名「瀬戸内晴美」を捨て仏門に帰依します。『私は51歳で出家したから それ以来セックスしてないの。セックスしてたら 今頃どうなってたんでしょうねぇ』『子宮作家って言われるぐらいエロティックな作品書いてきたんですから』と屈託がありません。そりゃ寂聴さんに屈託はなくても 偶々(珍しく?)一緒に番組を視ていた私と妻は屈託ありまくりでした。
『恋愛は雷のように落ちてくる。打たれるしかないのです』『90になっても人を好きになる。ワクワクした気持ち。そわそわ もやもやした気持ち。そういう気持ちはね、私は "ある" って言っておきたい』。は寂聴さんが文学の師と仰ぐ小田仁二郎氏(19010~1979)と撮った写真。とても嬉し気に紹介され、話の流れからも表情からも私は "師と弟子" を超えていると...。
原発を巡ってはハンガーストライキまでされた寂聴さんですが、原発推進文化人との対談ではやや腰砕けとなり、佐高信さんから日和見!?と批判され、死刑制度を巡っては死刑を求める人々に「殺したがるバカども」と発言し物議を醸したことも...。一方、現行憲法を巡っては一貫してその擁護に発言・行動され、病をおして安保法制反対の国会前集会に参加されました。
国会前の安保法制反対集会にて。おや!あの辻元清美さんもいらっしゃいますね。
寂聴さんの「法話」はとても人気があり、京都の寂庵での法話に全国からファン!?が集います。「どんな話が印象に残りましたか?」と訊くと『憶えてない』方が多いようです(笑)。取り立てて印象的な話、人生の深~い話をされるのではなく、たぶん "呼吸をする" ようにその場の雰囲気にあわせてお話をされ、それが一つの恍惚を生み悦びを醸しているように思いました。
寂聴さんのこの番組を視ながら浮かんできたのはなぜか...小椋佳「愛しき日々」でした。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
毎日通院から隔日になり、三日に一度 一週間に一度と順調に回復していたのに... 妻が函館の実家に帰省した頃から元気をなくしました。血液検査をすると 案の定!腎機能が急降下。1週間に1度の通院(点滴)ではやや足りなかったようです。再び毎日通院に戻って漸く食欲も元気も回復。老成?しつつあったシマがなぜか幼かった頃に戻り... すっかり可愛くなりました。
11/13 NHK-BSP「ザ・プレミアム ... いのちよみがえるとき 瀬戸内寂聴」(以下同)
瀬戸内寂聴さん。99歳の旅立ちに多くの方が業績を称え自由闊達な生涯について語り記されています。わが母も99歳、寂聴さんと同い年です。偉大な寂聴さんとは較ぶべくもありませんが、母は寂聴さんの2週間前に生まれ "生きている日数" で寂聴さんを既に超えました。寂聴さんが見ることのできなかった百歳超!の世界へと更に長生きできますよう願っています。
或る方のブログ記で寂聴さんの句『子を捨てし われに母の日 喪のごとく』を知りました。おつれあいに「小説家になりたい」と告げ四歳の子を残し出奔した寂聴さん。後に密かにその子に会い抱きしめます。「ママはどうした?」と訊くと「死んだの」と。それから7年、漸く小説家と言われるようになりました。「何としても小説家にならねばならなかったのです」と。
寂聴さんは俗名「瀬戸内晴美」を捨て仏門に帰依します。『私は51歳で出家したから それ以来セックスしてないの。セックスしてたら 今頃どうなってたんでしょうねぇ』『子宮作家って言われるぐらいエロティックな作品書いてきたんですから』と屈託がありません。そりゃ寂聴さんに屈託はなくても 偶々(珍しく?)一緒に番組を視ていた私と妻は屈託ありまくりでした。
『恋愛は雷のように落ちてくる。打たれるしかないのです』『90になっても人を好きになる。ワクワクした気持ち。そわそわ もやもやした気持ち。そういう気持ちはね、私は "ある" って言っておきたい』。は寂聴さんが文学の師と仰ぐ小田仁二郎氏(19010~1979)と撮った写真。とても嬉し気に紹介され、話の流れからも表情からも私は "師と弟子" を超えていると...。
原発を巡ってはハンガーストライキまでされた寂聴さんですが、原発推進文化人との対談ではやや腰砕けとなり、佐高信さんから日和見!?と批判され、死刑制度を巡っては死刑を求める人々に「殺したがるバカども」と発言し物議を醸したことも...。一方、現行憲法を巡っては一貫してその擁護に発言・行動され、病をおして安保法制反対の国会前集会に参加されました。
国会前の安保法制反対集会にて。おや!あの辻元清美さんもいらっしゃいますね。
寂聴さんの「法話」はとても人気があり、京都の寂庵での法話に全国からファン!?が集います。「どんな話が印象に残りましたか?」と訊くと『憶えてない』方が多いようです(笑)。取り立てて印象的な話、人生の深~い話をされるのではなく、たぶん "呼吸をする" ようにその場の雰囲気にあわせてお話をされ、それが一つの恍惚を生み悦びを醸しているように思いました。
寂聴さんのこの番組を視ながら浮かんできたのはなぜか...小椋佳「愛しき日々」でした。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d