先日、久しぶりに主人の帰省に同行した。長距離(300km)のドライブは気が進まなかったのだが、細君も一緒に行くし吾輩一人で留守番するのは「なんだかなぁ」と、同行した次第。でもまぁ道中は往きも帰りもそれなりに爽やかなお天気、車中では細君の膝の上というのも、悪くない!と・・・。
港の風景とこの地に残る説話
主人の郷里は、これまで何度も触れたように境港。小さな港町とは言え水揚量(とりわけカニとマグロ)は一、二を競う。その所為か水産庁の調査船も入港していた(下左)。それにしてもこの旗、水産庁の「水」のつもりであろうが、どう考えてもユニオンジャックの出来損ない?にしか見えない。
下右は隠岐航路のフェリー。隠岐は古くから流罪の島とされ後鳥羽院や後醍醐帝もこの島に流された。弓ヶ浜半島(境港市)は隠岐への出立地で、後醍醐帝が隠岐に流される際、土地の人がちまきを作って差上げ帝を慰めたとの説話が残る。700年を経た今もその時期にちまきがつくられている。
この海を護る大港神社
海の安全と豊漁を護るのが海岸に程近い大港神社(下左)。既にかなり散っていたが、それでもなお豊かな銀杏の樹が神社を際立たせる。寄付者の中に写真家の植田正治氏の名も・・・(下中)。神社近くにはなぜかホテル、クラブ、スナックが多い。 やまとく~ん!なでしこさ~ん!(下右)。
或る雑貨&本&カフェのお店
主人の父親が入っているグループホームは元映画館があった場所にある。主人はかつてここで東映時代劇、舟木一夫の青春映画などを観たそうだ。近くには古い民家を改装した雑貨と本とカフェのお店がある(下左・中)。全5室にユニークな書、手編みセーター、帽子、食器などが並ぶ。
2階のカフェで主人夫婦、主人の姉とともにお茶をいただいた。ただし吾輩は細君の膝の上にておとなしくしておった。2階に上る階段のところには猫の絵がかかっていて(下右)、一瞬!吾輩、身構えたのは・・・ちと羞かしかった。まぁそれだけリアルな絵であった・・・ということにしておかねばならない。
NHK朝ドラ「マッサン」と“There is a ship”
さて、NHKの朝ドラ・・・。このところエリーさんがよく歌うのは、前作「花子とアン」でも歌われた “There is a ship”。 “Give me a boat” “The water is wide”のタイトルもある。原曲はスコットランド民謡・・・エリーさんが口ずさむわけだ。主人の愛した弓ヶ浜の海にもよく似合う歌である(最下段にYou tube)
帰路、米子道「蒜山SA」から眺めた山並。寄棟造の家のようでもありゾウさんのようでもある
白鳥英美子“There is a ship”
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