
寒い。関西では「さむい」ではなく「さぶい」と言う。細君の郷里では「しばれる」と言う。いずれも実感のある言葉ではある。深窓育ちの吾輩、殊の外!寒さに弱いゆえ、このところ細君の布団にて夜を過ごし朝を迎える。勿論!妖しい関係ではありまセーヌ川。
主人、どこか朦朧としていて、まるで春先の蜃気楼のようだ。「シマ。おまえが加計、否! 書け」ときた。いつものことながら面倒臭いときの猫頼みだ。白鵬さんの真似して「猫だまし」でもかましてやりたいところだが、一宿ならぬ永宿の恩・・・仕方にゃい。

『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる』。昔の人間の感性にこころ魅かれる。春はやっぱり明け方だにゃ。山並が少し明るみ紫がかった雲が細くたなびく様はなんとも風情がある。枕猫子たる吾輩もさふ思ふ。
冬はどうかにゃ? 『冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに火など急ぎおこして炭持て渡るもいとつきづきし』。え? 冬は早朝がいい!と? 雪が降り霜がおりる朝、炭にて暖をとるのがいい!と? 冷ぇ~っ!
風雅な清少納言さんは兎も角、吾輩は炬燵で蜜柑をたべながらTVを視ている主人の傍にいる方がいい。その主人がよく視ているのは「猫」番組。吾輩としては格別視たいとは思わないが、主人「おまえの仲間やないか!ちゃんと視ときや!」とは大きなお世話よ。

ジャン・コクトー、藤田嗣治らが集った1923年創業のカフェにて寛ぐミカエルくん。


「赤毛のアン」でおなじみのカナダ「プリンス・エドワード島」の吾輩の次に!ハンサムな猫。


フツー!のキムタクがプロ!のボディガードをさり気なく演じる。主人の焦点は石田ゆり子か?


淡き光立つ にわか雨 いとし面影の沈丁花・・・
あふるる涙の蕾から ひとつ ひとつ 香り始める・・・
それは それは 空を越えて やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ 瞼閉じれば そこに 愛をくれし君の 懐かしき声がする
春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 夢をくれし君の 眼ざしが肩を抱く


【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c