数年前のこの季節、三色彩道(千里ニュータウン:吹田市)を通り 燃え上がる秋映えの樹々の美しさに目を奪われました。その近くの某大学講堂で友人がプロデュースする歌と語りと踊りの舞台「つるの女房」公演があるときき、久しぶりに三色彩道界隈を歩きました。
秋晴れの爽やかなお天気でした。阪急千里線の終点で降り2~3分歩くと三色彩道に出ます。同じようにカメラを手にした方が行き交います。初恋の人に再会するようにわくわくして歩きました。でも時期がやや遅かったのでしょうか、初恋の人もやや色褪せて・・・。
それでも 腐っても鯛! 衰えても美人! なお際立つ美しさがあります。やはり・・・ひとたび心深く刻まれた印象はそう簡単に色褪せませんね。また舟木一夫ですが、『優しく白き手をのべて林檎を吾に与えしは薄紅の秋の実に人恋い初めしはじめなり(「初恋」より)』
高度経済成長期、70年万博とともに千里丘陵を開発して新しく生まれた街は、高層マンション群と豪邸そして自然に恵まれ、ちょっとエキゾチックな雰囲気があります。オールドタウン化が懸念されましたが、再び甦りつつあるのは 元来!美人ゆえでしょうか。
三色彩道を折れ豪邸の建ち並ぶ街を通りぬけると某女子大に出ます。女子大に入るのは三色彩道を歩く以上にわくわくします。鼻の下が1mmほど伸びていたかもしれません。この女子大の講堂で、元同僚が主宰し友人がプロデュース&出演する公演に参りました。
時間をもて余しても流石に女子大の中は自由に歩けません。開演までまだ1時間!ながら早々に講堂に入りました。まるで宝塚歌劇場のような雰囲気の大ホール(1400名収容)に入り、少しだけゲネプロを見ました。熱のこもったステージⅠのゲネプロでした。
ステージⅠは、この女子大の学生による群読「生きる(谷川俊太郎)」と「花は咲く」の合唱。会場からは「おねえちゃん、がんばれ~」の可愛い声援も・・・。メインとなるステージⅡは、民話「鶴の恩がえし」を歌と語りと踊りでアレンジした「つるの女房」です。
語りを柱にソプラノ独唱、踊り(日本舞踊)、ピアノ・フルート・・・アンサンブルが素晴らしく、感動的な終幕へ向かい熱いカーテンコールを浴びました。終演後、元同僚も友人も疲れ切っていて声をかけませんでしたが、さぞ心地良い疲れであったことと思います。
一昨日は43回目の結婚記念日。記念品に「BOSE(Wave music system IV)」を発注しました。僅か2日でつい先刻!届きました。小さいのに高い!だけあって、小さいのになかなか厚みのある迫力のサウンド! 卓上で気軽に楽しめそうでちょっと嬉しい。
谷川俊太郎「生きる」
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