一昨日UPした「9月を前に」。はからずもたくさんのコメントをいただき、コメントひとつ一つが心にしみ、自身 深く考えるところがありました。「8月のブログはこれでお仕舞」と思っていましたが、仕舞いきれない思いと若干の顛末を記すことにします。
All painted by QP.
腎がんの方の多くはブログ村の「腎臓がん」カテゴリーをご覧のことと思います。現在40余のブログが登録され、同病の方の闘病記、治療法その他の情報など或る面、診療機関以上にリアル且つ貴重な存在であり、何より自身への大きな励ましになっています。
勿論、親しくコメントを交換し励ましあっていた方が旅立れる衝撃、悲しみは避けられません。4年前にブログを初めてからも、幾度となく・・・。しかし死は誰にも免れがたく、そしてがんという病に限らず私たちの周りに日常普段に起きていることでもあります。
腎がんは、術後(寛解まで)がとても長いがんです。10年たっても再発・転移があり、術後の定期健診は必須!です。ステージその他の状態によりますが、術後は3~6月毎にCT検査があり、かなり経っても年1回のCT、時に骨シンチ検査が行われます。
私は、6月毎の血液検査と診察のほか、昨年9月(術後5年)からCT検査は年1回・・・まさに今回は1年ぶりのCTです。健康診断と異なり、がんという病気の1年は重い!ですが、一方、CTの放射線被曝は胸部X線の250回分・・・患者には厳しい選択肢です。
前回の検査から再発or転移が始まれば、(個人差はありますが)1年でかなり広がります。そう思っている時に身体の方々に不調が出ると、「肩や背中の痛みは肺転移?」「首や関節の痛みは骨転移?」とつい!思ってしまいます(腎がんからの転移は殆どが肺or骨です)。
数か月前から足先のしびれと痛みが続いています。でもこれはそれほど心配ではありませんでした。しかし少し前から胸~腋を経て肩甲骨までの痛みがあり、ここ2~3日はロキソニンなしに眠れないほどの痛みです。猛烈な勢いで肺にがんが広がっている?
一週間後には術後6年の検査があるので・・・と我慢していました。しかしどうにも耐えられず今朝、掛りつけ医に参りました。診断は「たぶん・・・帯状疱疹でしょう」と、ウィルスの増殖を抑える薬(3回x5日)と鎮痛剤を処方されました。「たぶん」ですが・・・。
実は帯状疱疹には20年程前に一度罹りました。「一生に一度」と聞いていましたが、「免疫力が下がったり老化によって身体の中のウィルスが活性化することは珍しくない」とのことでした。「免疫力低下」も「老化」も気に入りませんが、仕方ありません。
たぶん・・・を信じないわけではありませんが(信じていない)医師の言うとおり抗ウィルス薬を「5日服用すれば治る」のであればと、鎮痛剤は敢えて服用しないことにしました。それで治らなければそれこそ「最善を信じ最悪に備え」なければなりませんから。
前回(一昨日)リトアニアの合唱団の「You Raise Me Up」をご紹介しました。前回いただいたコメントに触発され、この歌の意味について少し掘り下げて考えてみたくなり、原詩から翻訳にとりくみました。かなり意訳した部分もありますが、お赦しください。
When I am down and, oh my soul, so weary
こころが落ちこみ 疲れ果てて
When troubles come and my heart burdened be
なにもかもに 心が折れそうなとき
Then, I am still and wait here in the silence
そんなときは ここでただ静かに 待ちつづける
Until you come and sit awhile with me
あなたが来て より添ってくれるまで
(※1) You raise me up, so I can stand on mountains
あなたは私を勇気づけてくれる だから山の頂にも立てる
(※2) You raise me up, to walk on stormy seas
あなたは私を勇気づけてくれる だから荒ら海にも漕ぎ出せる
(※3) I am strong, when I am on your shoulders
私は強くなれる あなたにいつも支えられているから
(※4) You raise me up to more than I can be
あなたは私を勇気づけてくれる 私が思う その何倍も
(※1~4) リフレイン
There is no life - no life without its hunger
飢えることなき命など無い
Each restless heart beats so imperfectly
やすみなく脈を刻む胸も 時に烈しく乱れる
But when you come and I am filled with wonder
だけどあなたに逢えば 不思議なほど満たされ
Sometimes, I think I glimpse eternity
そんなとき私はいつも 永遠の世界を垣間見ている
(※1~4) リフレイン
(※4) リフレイン
【過去ログ目次一覧】
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
All painted by QP.
腎がんの方の多くはブログ村の「腎臓がん」カテゴリーをご覧のことと思います。現在40余のブログが登録され、同病の方の闘病記、治療法その他の情報など或る面、診療機関以上にリアル且つ貴重な存在であり、何より自身への大きな励ましになっています。
勿論、親しくコメントを交換し励ましあっていた方が旅立れる衝撃、悲しみは避けられません。4年前にブログを初めてからも、幾度となく・・・。しかし死は誰にも免れがたく、そしてがんという病に限らず私たちの周りに日常普段に起きていることでもあります。
腎がんは、術後(寛解まで)がとても長いがんです。10年たっても再発・転移があり、術後の定期健診は必須!です。ステージその他の状態によりますが、術後は3~6月毎にCT検査があり、かなり経っても年1回のCT、時に骨シンチ検査が行われます。
私は、6月毎の血液検査と診察のほか、昨年9月(術後5年)からCT検査は年1回・・・まさに今回は1年ぶりのCTです。健康診断と異なり、がんという病気の1年は重い!ですが、一方、CTの放射線被曝は胸部X線の250回分・・・患者には厳しい選択肢です。
前回の検査から再発or転移が始まれば、(個人差はありますが)1年でかなり広がります。そう思っている時に身体の方々に不調が出ると、「肩や背中の痛みは肺転移?」「首や関節の痛みは骨転移?」とつい!思ってしまいます(腎がんからの転移は殆どが肺or骨です)。
数か月前から足先のしびれと痛みが続いています。でもこれはそれほど心配ではありませんでした。しかし少し前から胸~腋を経て肩甲骨までの痛みがあり、ここ2~3日はロキソニンなしに眠れないほどの痛みです。猛烈な勢いで肺にがんが広がっている?
一週間後には術後6年の検査があるので・・・と我慢していました。しかしどうにも耐えられず今朝、掛りつけ医に参りました。診断は「たぶん・・・帯状疱疹でしょう」と、ウィルスの増殖を抑える薬(3回x5日)と鎮痛剤を処方されました。「たぶん」ですが・・・。
実は帯状疱疹には20年程前に一度罹りました。「一生に一度」と聞いていましたが、「免疫力が下がったり老化によって身体の中のウィルスが活性化することは珍しくない」とのことでした。「免疫力低下」も「老化」も気に入りませんが、仕方ありません。
たぶん・・・を信じないわけではありませんが(信じていない)医師の言うとおり抗ウィルス薬を「5日服用すれば治る」のであればと、鎮痛剤は敢えて服用しないことにしました。それで治らなければそれこそ「最善を信じ最悪に備え」なければなりませんから。
前回(一昨日)リトアニアの合唱団の「You Raise Me Up」をご紹介しました。前回いただいたコメントに触発され、この歌の意味について少し掘り下げて考えてみたくなり、原詩から翻訳にとりくみました。かなり意訳した部分もありますが、お赦しください。
When I am down and, oh my soul, so weary
こころが落ちこみ 疲れ果てて
When troubles come and my heart burdened be
なにもかもに 心が折れそうなとき
Then, I am still and wait here in the silence
そんなときは ここでただ静かに 待ちつづける
Until you come and sit awhile with me
あなたが来て より添ってくれるまで
(※1) You raise me up, so I can stand on mountains
あなたは私を勇気づけてくれる だから山の頂にも立てる
(※2) You raise me up, to walk on stormy seas
あなたは私を勇気づけてくれる だから荒ら海にも漕ぎ出せる
(※3) I am strong, when I am on your shoulders
私は強くなれる あなたにいつも支えられているから
(※4) You raise me up to more than I can be
あなたは私を勇気づけてくれる 私が思う その何倍も
(※1~4) リフレイン
There is no life - no life without its hunger
飢えることなき命など無い
Each restless heart beats so imperfectly
やすみなく脈を刻む胸も 時に烈しく乱れる
But when you come and I am filled with wonder
だけどあなたに逢えば 不思議なほど満たされ
Sometimes, I think I glimpse eternity
そんなとき私はいつも 永遠の世界を垣間見ている
(※1~4) リフレイン
(※4) リフレイン
【過去ログ目次一覧】
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c