立花 隆 田中角栄の研究」 「日本共産党の研究」
立花隆。彼の名を知ったのは70年代半ばに刊行された「田中角栄研究〜その金脈と人脈」、絶頂期にあった田中角栄を退陣に追込み一躍その名を知らしめた方でした。しかし当時も今も札付きの右傾誌で知られる「文芸春秋」から刊行された書であることは、如何にも不思議ではありました。
角栄を退陣に追込むため仇敵の福田赳夫が検察と協力、検察から立花隆に大量の疑惑!情報が流された由。真偽の程はわかりませんが、あり得ないことではあり得ないと・・・(笑)。その流れで角栄研究から2年余が過ぎ、当時右肩上がりであった「日本共産党の研究」が刊行されました。
「えぇ加減な奴」 に惹かれるまで・・・
隆盛を極めた田中角栄を撃破、右肩上がりの共産党を揶揄して左肩下がり?に追い込んだ立花隆は、気鋭の評論家として脚光を浴び、今に至るゆるぎない名声を得ました。「えぇ加減な奴や」と、私は彼が大嫌いでしたが、その後、かなりの年月を経て(不遜にも?)彼を高く評価するに至りました。
一つは20年余前、NHKスペシャルでの彼のレポート「臨死体験〜人は死ぬ時 何を見るのか〜」・・・私の人生観に少なからぬ影響を及ぼしました。もう一つは、一昨年トルコを旅した際にご一緒した方に奨められた彼の著「エーゲ」※・・・読んで欧州的世界観が広がり痛く!惹かれました。
※私の旅行記にも… http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/d724e6e38daa86fef94d4f02604c8043
立花 隆 「思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」
先夜、前記「臨死体験」の続編と言うべきNHKスペシャル「立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」が放映されました。『死ぬのはそれほど怖い事ではないとわかった』『いい夢を見たい、見ようという気持ちで、人間は死んで行けるのではないか、そんな気持ちになった』・・・。
『人間の心の平安を乱す最大のものは自分の死について頭を巡らせること』『人生の究極の目的は、つまるところ心の平安である』・・・。臨死体験については勿論、人間の夢や意識のメカニズムについてはいまなお未解明ですが、『科学で証明する必要はない』に、私は深く頷きました。
* ここではとても紹介しきれません。再放送されればぜひご覧ください。
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立花隆。彼の名を知ったのは70年代半ばに刊行された「田中角栄研究〜その金脈と人脈」、絶頂期にあった田中角栄を退陣に追込み一躍その名を知らしめた方でした。しかし当時も今も札付きの右傾誌で知られる「文芸春秋」から刊行された書であることは、如何にも不思議ではありました。
角栄を退陣に追込むため仇敵の福田赳夫が検察と協力、検察から立花隆に大量の疑惑!情報が流された由。真偽の程はわかりませんが、あり得ないことではあり得ないと・・・(笑)。その流れで角栄研究から2年余が過ぎ、当時右肩上がりであった「日本共産党の研究」が刊行されました。
「えぇ加減な奴」 に惹かれるまで・・・
隆盛を極めた田中角栄を撃破、右肩上がりの共産党を揶揄して左肩下がり?に追い込んだ立花隆は、気鋭の評論家として脚光を浴び、今に至るゆるぎない名声を得ました。「えぇ加減な奴や」と、私は彼が大嫌いでしたが、その後、かなりの年月を経て(不遜にも?)彼を高く評価するに至りました。
一つは20年余前、NHKスペシャルでの彼のレポート「臨死体験〜人は死ぬ時 何を見るのか〜」・・・私の人生観に少なからぬ影響を及ぼしました。もう一つは、一昨年トルコを旅した際にご一緒した方に奨められた彼の著「エーゲ」※・・・読んで欧州的世界観が広がり痛く!惹かれました。
※私の旅行記にも… http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/d724e6e38daa86fef94d4f02604c8043
立花 隆 「思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」
先夜、前記「臨死体験」の続編と言うべきNHKスペシャル「立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか」が放映されました。『死ぬのはそれほど怖い事ではないとわかった』『いい夢を見たい、見ようという気持ちで、人間は死んで行けるのではないか、そんな気持ちになった』・・・。
『人間の心の平安を乱す最大のものは自分の死について頭を巡らせること』『人生の究極の目的は、つまるところ心の平安である』・・・。臨死体験については勿論、人間の夢や意識のメカニズムについてはいまなお未解明ですが、『科学で証明する必要はない』に、私は深く頷きました。
* ここではとても紹介しきれません。再放送されればぜひご覧ください。
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