吾輩に哲学は似合わない。そんなことは自身よくわかっている。だ~か~ら~タイトルも「てつがく」と記してるやおま変化。とは言え高名な哲学者は如何にも哲学者ラシクナイ風体で哲学を語る。横丁のおっさんが言葉を噛み砕きやわらこう説くように・・・。
鷲田清一さん。元大阪大学総長、現京都市芸大学長で専門は哲学・美学。鷲田さんが横丁のおっさんや言うわけではないが(言うてる!)、明治学院大で特別講義を行い、質疑ではそのきっぱり潔い髪型(型ナシ?)同様、平明にして簡潔に哲学を解き明かした。
哲学やアートで身につけられるもの・・・ 苦しみを感じる能力・・・
総てをゼロから見直す時代、『手放してよいもの、外せないものは何か。見究める方向感覚は哲学やアートで身につけられる』。「深く考えるのは無呼吸で潜り続けるように苦しい」と言う学生には、考えることを潜水ではなく登山にたとえ『見晴らしの良い所に登り深呼吸できる歓びがある』と。作家の高橋源一郎さんも『空気の薄い所を通らないと空気の有難味は分らない。人間には苦しみを感じる能力がある、と考えよう』と補足した。
分断が進む社会・・・ひとりひとり「どうつながれるか」
明治学院大は安保法制に対する抗議行動で一躍名を馳せた「SEALD's」発祥の地。行動に参加している学生から「鷲田さんにとってデモクラシーとは何か?」と問われ、『社会が過剰に統合されている時は [異なる] ことをベースに民主主義を考える。しかし今のように分断が進むと [どうつながれるか] が大事だ』。そして『哲学には人の心をわしづかみにする言葉が散らばっている。そうした言葉について考えると自分の世界が変わる』と。
著書名もご子息の名前もユニーク
著書名「てつがくを着てまちを歩こう」「普通をだれも教えてくれない」「死なないでいる理由」「教養としての [死] を考える」からも何となく人物像は浮かぶ。髪型は兎も角、年齢はわが主人と変わらない。なお金沢21世紀美術館キュレーターとしてご活躍の鷲田めるろ氏(哲学者メルロ・ポンティより命名)、「花子とアン」ほかNHKの敏腕ディレクターで知られる安達もじり氏(画家モジリアニより命名)はご子息である。
グチのひとつも言いたくなるぜよ・・・
あぁ~あ、月が変ればツキ!に恵まれると思ったのに、今日からまた主人の帰省に「同行せよ!」だってさ・・・。カレンダーの猫たちが羨ましいぜ、ったく・・・。まぁ、主人も細君も大変!なのであましに文句は言えんけど、けどけどけどけど・・・なぁぁぁ
Deep River
吾輩の哲学を語る代りにニグロ・スピリチュアルをおくる。歌われている「Deep River」とはヨルダン川・・・新約聖書に記された神聖な川である。奴隷として鎖につながれた黒人たちが「あの川の向こうに自由がある」と、神の国への渇望と祈りをこめて歌った。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
鷲田清一さん。元大阪大学総長、現京都市芸大学長で専門は哲学・美学。鷲田さんが横丁のおっさんや言うわけではないが(言うてる!)、明治学院大で特別講義を行い、質疑ではそのきっぱり潔い髪型(型ナシ?)同様、平明にして簡潔に哲学を解き明かした。
哲学やアートで身につけられるもの・・・ 苦しみを感じる能力・・・
総てをゼロから見直す時代、『手放してよいもの、外せないものは何か。見究める方向感覚は哲学やアートで身につけられる』。「深く考えるのは無呼吸で潜り続けるように苦しい」と言う学生には、考えることを潜水ではなく登山にたとえ『見晴らしの良い所に登り深呼吸できる歓びがある』と。作家の高橋源一郎さんも『空気の薄い所を通らないと空気の有難味は分らない。人間には苦しみを感じる能力がある、と考えよう』と補足した。
分断が進む社会・・・ひとりひとり「どうつながれるか」
明治学院大は安保法制に対する抗議行動で一躍名を馳せた「SEALD's」発祥の地。行動に参加している学生から「鷲田さんにとってデモクラシーとは何か?」と問われ、『社会が過剰に統合されている時は [異なる] ことをベースに民主主義を考える。しかし今のように分断が進むと [どうつながれるか] が大事だ』。そして『哲学には人の心をわしづかみにする言葉が散らばっている。そうした言葉について考えると自分の世界が変わる』と。
著書名もご子息の名前もユニーク
著書名「てつがくを着てまちを歩こう」「普通をだれも教えてくれない」「死なないでいる理由」「教養としての [死] を考える」からも何となく人物像は浮かぶ。髪型は兎も角、年齢はわが主人と変わらない。なお金沢21世紀美術館キュレーターとしてご活躍の鷲田めるろ氏(哲学者メルロ・ポンティより命名)、「花子とアン」ほかNHKの敏腕ディレクターで知られる安達もじり氏(画家モジリアニより命名)はご子息である。
グチのひとつも言いたくなるぜよ・・・
あぁ~あ、月が変ればツキ!に恵まれると思ったのに、今日からまた主人の帰省に「同行せよ!」だってさ・・・。カレンダーの猫たちが羨ましいぜ、ったく・・・。まぁ、主人も細君も大変!なのであましに文句は言えんけど、けどけどけどけど・・・なぁぁぁ
Deep River
吾輩の哲学を語る代りにニグロ・スピリチュアルをおくる。歌われている「Deep River」とはヨルダン川・・・新約聖書に記された神聖な川である。奴隷として鎖につながれた黒人たちが「あの川の向こうに自由がある」と、神の国への渇望と祈りをこめて歌った。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0