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Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
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Long Long Good-bye

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 既に書き盡したと思いつつ それでもブログ最後に改めて書き記したいと思うのです。
 QPのPC画。この絵があってこそ私のブログへのモチベーションは上がりました。四季折々の日本の風景、繊細に描かれた花々、気品あふれる人々、可愛いい動物たち。心から感謝します。
 ブログを始めるきっかけとなったSORAさんはじめ腎がん友の皆様に感謝します。北から南から優しく温かく鋭いコメントで支え励まして戴いた遠音さんはじめ たくさんのブロ友の皆様に感謝します。
 駆け足で天に昇られたmintさん、kumaさん、makotoさん、shiro-ouさん、フェリシアさん、敬愛するモン先輩、オソ松くん … 忘れえぬ多くの皆様に心こめ感謝をこめ ご冥福をお祈りします。

      

 QPから「ブログの最後に」と贈られた "昇り龍" もう大空めざし昇る元気はありませんが、気持ちはいつも前を向き上を向いて歩きたいと存じます。以下 QPの "メッセージ" を転載します。

 いよいよなんですね。思い起こせばデ某さんがブログを始められた2013年は再結成した私の所属する合唱団も形を成し始め正に「ポンポン山」と共に走り続けた9年でした。その合唱団の掲示板に画き続けた絵をデ某さんが発見してくださり「後輩の絵」として貴ブログに起用していただいた時は舞い上がるくらい嬉しかったです。(恐れ多くも!)感謝です!
 学生時代から文才「〇〇さん」でしたから、ブログの内容は多岐に渡り期待を裏切ることなく「面白い」ものでした。
 まず「吾輩も猫である」のシマさんの大ファンの一人で、"シマジロウの目"を通して語られる言葉はデ某さんの素の姿と重なって見え、大いに楽しませてもらいました。大病と闘っておられるシマさん、年齢的にも心配ではありますが デ某さんと奥様のもとに来た縁はシマジロウも喜んでいると思います。
 様々な想いが盛り込まれた「旅行記」「腎ガンのメモリー」「閑話休題」「人生の棚卸し」。時にはセンチメンタルに、時には鋭く世相を切り、また出逢われた人々との深いエピソード等、それぞれにデ某さんの優しさや愛情が垣間見られ秀逸なブログでした。
 そして何より、ブログ友さんが寄せられたコメントを読むのが楽しみでした!デ某さんならではのブロ友さんであり、類は友を呼び素敵な関係を築いて居られると思っておりました。一旦?このブログは終了されますが、これらのご縁は続いて行くことでしょう。
  ※コメント1回だけしかしていない私が言うのも何ですが…それも転倒事件?の時だけ(笑)
 デ某さん、9年間ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!くれぐれもお身体を大切にしてくださいね。
一回リセットして、またの登場を待っています!(まだ言うかっ!/笑)
 私QPの最後の絵として、これからもますますご活躍願いたいと言う思いを込めて「昇り龍」を送らせていただきます。 QP

    
                                  Painted by QP  

 ブログの締括りに 既に度々ご紹介した曲を改めてUPし 少し?私のメッセージも添えて…。

 日本のフォークシンガーは 総じて歌は上手ではありません。それでもなおフォークが支持され愛されるのは そのメッセージ性、プロテストソングたる民衆魂に在るのだと思います。が、原発、ウクライナ、政治に蔓延する腐臭について彼らから何かメッセージが発信されたでしょうか? 民衆にかわり抵抗の意思を示したでしょうか。そうした期待は 最早わが世代の思いこみに過ぎないのでしょうか?


     小椋佳さん「愛しき日々」
         風の流れの激しさに 告げる想いも揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道
           愚か者だと笑いますか もう少し時がゆるやかであったなら …
           愛しき日々の儚さは 消え残る夢 青春の影 気まじめ過ぎた まっすぐな愛
           不器用者と笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら
             愛しき日々は ほろにがく ひとり夕陽に浮かべる涙
             愛しき日々の儚さは 消え残る夢 青春の影

 小椋佳さん。デビューの頃からずっとファンです。
 昨夏 初めて生の!ステージで聴きました。どこか小説家 城山三郎さんに似た雰囲気を感じていました。晩年の城山三郎さんは 戦争と平和について、憲法擁護について、熱く語られたことが印象に残ります。小椋佳さんにもそうしたメッセージを期待するのは 「ちょっとちがうよ」なのでしょうか?


     加山雄三さん「旅人よ」with 森山良子さん
         風にふるえる緑の草原 たどる瞳かがやく若き旅人よ
           お聴き 遙かな空に 鐘が鳴る 遠い古里にいる母の歌に似て
           やがて冬が冷たい雪を運ぶだろう 君の若い足跡 胸に燃える恋も埋ずめて
           草は枯れても いのち果てるまで 君よ夢を心に若き旅人よ
             赤い雲ゆく夕陽の草原 たどる心やさしい若き旅人よ
             ごらん 遥かな空を鳥がゆく 遠い古里に聴く雲の歌に似て
             やがて深い静寂が星を飾るだろう 君の熱い想い出 胸に潤む夢を埋ずめて
           時はゆくとも いのち果てるまで 君よ夢を心に若き旅人よ
 
 加山雄三さん。小椋佳さんよりもっと前のデビューの頃… 高校時代からのファンです。
 慶応ボーイ。湘南のリッチな育ち。私とはまるで肌合いが違います。違いますが、好きなんですよねぇ。ただ当時の私の周りの雰囲気として "加山雄三のファン" とは言いづらい空気があり(笑) それを一変!させたのが「旅人よ」でした。このYou tube ... 森山良子さんのオブリガードも絶品!
      ※ ステージ活動を終えられる由。今の世相にサプライズ!のメッセージを出されないかなぁ。
    
    
     沢田聖子さん「ささやかなこの人生」... "風" の伊勢正三さんの歌ですが...
       花びらが散った後の桜が とても冷たくされるように 誰にも心の片隅に見せたくはないものがあるよね
        だけど人を愛したら 誰でも心の扉を閉め忘れては 傷つきそして傷つけ 引返すことの出来ない人生に気がつく
        優しかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい …
        … 風よ 季節の訪れを告げたら 淋しい人の心に吹け そして巡る季節よ その愛を拾って終りない物語を作れ
        優しかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない

 ♫ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない…。
 "ことば" は時に魔法ですね。このメロディを聴くと なぜか暫くこの詩がメロディが離れなくなります。"恋人達" であった時代は半世紀も前のことなのに、老いた躰にも心にも馴染み離れません。大層に語るつもりはありませんが、音楽はじめ小説・詩・絵画 … 芸術の普遍性というものに納得いたします。 

    
     The Rose ... 本来は Janis Joplin ですが Bette Midler でお聴きください。
        愛は川 かよわい心を流し去る
         愛は刃 魂を深く抉りとると… 愛は終わりなく疼く渇きだと…
         でも私は言う 愛は花だと そしてあなたは その唯ひとつの種子なのだと…
           傷つくことを恐れる魂は いつまでも解き放たれることはない
           目覚めることを恐れるかぎり 夢は叶えられない
           奪われることがなければ 与えることもない ただ死を恐れるだけの魂は 真に生きられない
         幸せな人や強い人だけが 愛に恵まれるのではない
         思い出してほしい 厳しい冬の 雪のした深く横たわる種子が 
         やがて太陽の光を浴び 春にバラを咲かせることを

 ♫ただ死を恐れるだけの魂は 真に生きられない 
 "老い" は 有体(ありてい)に言えば "死の淵" なのだと思います、肉体にとっても精神に於いても。46億年の地球の歴史に鑑みれば個々の肉体と精神は一瞬!の存在に過ぎないでしょう。しかし それは 唯ひとつの一瞬、かけがえのない一瞬。そう思い そう思うことで 今の一瞬!一瞬!を生きたいと存じます。

    
                                 Painted by QP

 最後のブログの最後に "Auld Lang Syne" を!
 なぜか日本では別れの歌 "蛍の光" です。しかしこの民謡を生んだスコットランドでは 旧友を懐かしみ あふれる思い出を語りあい 乾杯を交わし 故郷と人々の永遠の幸いを祈る歌です。
 スコットランド出身の Rod.Stewart でお聴き下さい。ありがとうございました! 感謝!



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 【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
LAST10  https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/3e9ca3a9dcf3a5c54737ace66e4e9a8e

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