ブログを閉じるにあたり「振り返りだけを記す」 として “Last10” としたのでした。まだ "2/10" を記しただけなのに 今!の情況について触れざるを得ません。”α/10” を記します。
緑の森と清流 Painted by QP
8日お昼 “安倍元首相 撃たれる” 。やがて “心肺停止!”。「10日投票の参院選は殆ど意味がなくなった」と思いました。凶行の後、選挙戦は自粛。報道は 一色!と化し ”言論の自由と民主主義に対する許しがたい暴力!凶行!” と。そのとおり!と思いつつ 意見の表明も 感想を記す気も喪くしました。
誰であれ死者に鞭うつことは恥ずべきことだと思います。一人の政治家がその政治信条を説くにおいて凶弾に斃れたことは 言論の自由と民主主義を揺るがすものであり 些かも認められるものではありません。併せて 凶行を境に 斃れた方の総てが肯定され 美化され 況や批判が封じられてはなりますまい。
凶行に直感として ”政治的な動機ではないかもしれない”と思いました。報道は まず「容疑者の名前」。次に「元海上自衛隊員」。そして「或る宗教団体に恨みがあり元総理がこの団体に関係していると思い込んだ」と。いずれの報道も同じ言いまわしで 警察情報が吟味されず流されたことが窺えました。
※「元総理がこの団体に関係している」と "思った" のではなく"思い込んだ"とは 容疑者の供述そのまま!でしょうか?
"或る宗教団体" が "統一教会" であり "勝共連合" "原理運動" と一体だ と報じられたのは 投開票日の翌日!でした。
容疑者の母親がその宗教団体に「一億円献金した」との報道も数日後!でした。
"与党圧勝" の事前予想に輪をかけたガチガチの結果が判明し 早くも次の人事、内閣改造へ!
世論調査。"世論" には程遠い支持政党(候補者)の "票読み" です。投票所の "出口調査" と併せて投票締切と同時に当確と党派別の議席獲得予想が出ます。数時間もすれば判ることにどのTV局も莫大な労力・経費を投じますが、いったいどんな意味があるのか! 選挙・民主主義に対する冒涜でありましょう。
デフレ脱却をめざしたアベノミクスの超緩和!金融政策は破綻。世界が金融引締め(利上げ)に動いても 日本は「金融政策は変えない」。国債をじゃぶじゃぶ発行し日銀が引受ける(紙幣を印刷する)のも不変。年金財源まで投じ株価を維持。そうしたアベノミクスを岸田内閣 "新資本主義" はどうするのか?
そうしたことが論じられない国政選挙。物価は上がり賃金と年金は下がる。ウクライナ情勢から「軍備増強、核共有、軍事同盟強化」「現行憲法を改める」。原油価格の高騰には「原発再稼働を進める」。二大政党をめざし "小選挙区" 制にしたのに 少ない得票で与党が圧勝、野党は小さく多様化し乱立。
時に痛快なスクープを飛ばす "新潮 " "文春" も本質的にベッタリ!のその本質が垣間見えます。
「世界が賞賛した元首相」「世界中から弔意が続々」「夫人がお気の毒でならない」。称賛と追悼の中、ジャーナリストと称する評論家は『私は父の死にも涙を流さなかったが 今回は涙かあふれた』と。亡き父親が聞けばどう思うでしょうか。この人はそんな感性で政治(家)を論じてきたのでしょうか。
まともな人々の多くが 息苦しさのあまり 発言を控え躊躇し自粛しています。死者に鞭打つまいと配慮しているのでしょう。しかし 死者に対峙してきた人々をここぞとばかりに罵りつつ これまでの為政を悉く肯定し美化し神格化さえしようとする人々が少なくありません。心ふるえる思いがいたします。
"津波対策を先送り" した旧経営陣に「許されない」と賠償を命じる判決が下りました。
6年後までの議席を決める参議院選挙の最終盤の選挙活動を与野党ともに "自粛" しました。
政党、政治家として賢明な判断だったでしょうか? 国民・国政・民主主義に貢献したでしょうか?
凶弾に斃れた方は 吉田茂氏につづき この秋に 国葬とされることがきまりました。
東北大震災に関し 刑事裁判では罪に問われなかった国と東京電力の重鎮達でしたが、
民事裁判では 原発被災の重大性に鑑み その責任はかつてなく烈しく裁かれました。
東北大震災の死者1万9747名、行方不明者2556名の魂に 国はどう向き合ってきたでしょうか?
そして全壊住宅 12万2005棟、 今なお避難生活を送る 3万8千余名に今後どう向き合うのでしょうか?
原子力工学者の小出裕章さん。原発の現実の危険を説き、国会(公聴会)でわかりやすく証言されたのが印象に残ります。
以下 小出さんが9日、札幌に向かう機中で綴られた「アベさんに対する銃撃について思うこと」をご紹介します。
http://www.labornetjp.org/news/2022/0710koide?fbclid=IwAR2ukrmOMKTjvBzxCBeyKP8RT2hMWxpczAKKSsXl6ESN3OjiVg4VtaYMBow
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
LAST10 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/3e9ca3a9dcf3a5c54737ace66e4e9a8e
緑の森と清流 Painted by QP
8日お昼 “安倍元首相 撃たれる” 。やがて “心肺停止!”。「10日投票の参院選は殆ど意味がなくなった」と思いました。凶行の後、選挙戦は自粛。報道は 一色!と化し ”言論の自由と民主主義に対する許しがたい暴力!凶行!” と。そのとおり!と思いつつ 意見の表明も 感想を記す気も喪くしました。
誰であれ死者に鞭うつことは恥ずべきことだと思います。一人の政治家がその政治信条を説くにおいて凶弾に斃れたことは 言論の自由と民主主義を揺るがすものであり 些かも認められるものではありません。併せて 凶行を境に 斃れた方の総てが肯定され 美化され 況や批判が封じられてはなりますまい。
凶行に直感として ”政治的な動機ではないかもしれない”と思いました。報道は まず「容疑者の名前」。次に「元海上自衛隊員」。そして「或る宗教団体に恨みがあり元総理がこの団体に関係していると思い込んだ」と。いずれの報道も同じ言いまわしで 警察情報が吟味されず流されたことが窺えました。
※「元総理がこの団体に関係している」と "思った" のではなく"思い込んだ"とは 容疑者の供述そのまま!でしょうか?
"或る宗教団体" が "統一教会" であり "勝共連合" "原理運動" と一体だ と報じられたのは 投開票日の翌日!でした。
容疑者の母親がその宗教団体に「一億円献金した」との報道も数日後!でした。
"与党圧勝" の事前予想に輪をかけたガチガチの結果が判明し 早くも次の人事、内閣改造へ!
世論調査。"世論" には程遠い支持政党(候補者)の "票読み" です。投票所の "出口調査" と併せて投票締切と同時に当確と党派別の議席獲得予想が出ます。数時間もすれば判ることにどのTV局も莫大な労力・経費を投じますが、いったいどんな意味があるのか! 選挙・民主主義に対する冒涜でありましょう。
デフレ脱却をめざしたアベノミクスの超緩和!金融政策は破綻。世界が金融引締め(利上げ)に動いても 日本は「金融政策は変えない」。国債をじゃぶじゃぶ発行し日銀が引受ける(紙幣を印刷する)のも不変。年金財源まで投じ株価を維持。そうしたアベノミクスを岸田内閣 "新資本主義" はどうするのか?
そうしたことが論じられない国政選挙。物価は上がり賃金と年金は下がる。ウクライナ情勢から「軍備増強、核共有、軍事同盟強化」「現行憲法を改める」。原油価格の高騰には「原発再稼働を進める」。二大政党をめざし "小選挙区" 制にしたのに 少ない得票で与党が圧勝、野党は小さく多様化し乱立。
時に痛快なスクープを飛ばす "新潮 " "文春" も本質的にベッタリ!のその本質が垣間見えます。
「世界が賞賛した元首相」「世界中から弔意が続々」「夫人がお気の毒でならない」。称賛と追悼の中、ジャーナリストと称する評論家は『私は父の死にも涙を流さなかったが 今回は涙かあふれた』と。亡き父親が聞けばどう思うでしょうか。この人はそんな感性で政治(家)を論じてきたのでしょうか。
まともな人々の多くが 息苦しさのあまり 発言を控え躊躇し自粛しています。死者に鞭打つまいと配慮しているのでしょう。しかし 死者に対峙してきた人々をここぞとばかりに罵りつつ これまでの為政を悉く肯定し美化し神格化さえしようとする人々が少なくありません。心ふるえる思いがいたします。
"津波対策を先送り" した旧経営陣に「許されない」と賠償を命じる判決が下りました。
6年後までの議席を決める参議院選挙の最終盤の選挙活動を与野党ともに "自粛" しました。
政党、政治家として賢明な判断だったでしょうか? 国民・国政・民主主義に貢献したでしょうか?
凶弾に斃れた方は 吉田茂氏につづき この秋に 国葬とされることがきまりました。
東北大震災に関し 刑事裁判では罪に問われなかった国と東京電力の重鎮達でしたが、
民事裁判では 原発被災の重大性に鑑み その責任はかつてなく烈しく裁かれました。
東北大震災の死者1万9747名、行方不明者2556名の魂に 国はどう向き合ってきたでしょうか?
そして全壊住宅 12万2005棟、 今なお避難生活を送る 3万8千余名に今後どう向き合うのでしょうか?
原子力工学者の小出裕章さん。原発の現実の危険を説き、国会(公聴会)でわかりやすく証言されたのが印象に残ります。
以下 小出さんが9日、札幌に向かう機中で綴られた「アベさんに対する銃撃について思うこと」をご紹介します。
http://www.labornetjp.org/news/2022/0710koide?fbclid=IwAR2ukrmOMKTjvBzxCBeyKP8RT2hMWxpczAKKSsXl6ESN3OjiVg4VtaYMBow
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
LAST10 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/3e9ca3a9dcf3a5c54737ace66e4e9a8e