ポントワース風景(全体の一部...by Jyu.Meiki)。10年程前 ... 精神的にかなり落ち込んでいた妻が、或るデパートの個展で心を射とめられ、わが家としては大枚?をはたいて購入した思い入れ深い絵です。水面を揺らす風、光、河畔に咲く花が 心をときほぐします。
人事の季節!
コロナ禍に翻弄されながら「人事の季節」を迎えました。酒の肴は上司の悪口、人事異動はサラリーマン最大の関心事!とはいえ、良き上司に巡りあうも望む人事異動も総ては運! 紙切れ一枚で決まります。宝くじのようなものかも?(以下5項は飛ばし読みを!)
人事は変貌する!
僅か二年ながら人事を担当した者としては、人事異動の第一案はほぼ完璧です。が、最終案へと紆余曲折を経る毎にワケわからん人事に変貌します。不満が出て当然で、内示されるや執務時間中は勿論、早朝と深夜を問わず自宅にまで電話がかかってきます。
上司は豹変する!
人事に思いを託すなら昇進することです。上司は選べずとも、部下は少しは選べます。すると酒の肴は部下の愚痴へと変わります。部下が自身を酒の肴にしていることなど思いもよらなくなります。そうしたことを繰り返し いつしか宮仕えは人の心を削ります。
正解はあるのか…
上司の命に身を挺し実現に努める部下。上司の命であれダメなものはダメ!と諫める部下。いずれも貴重な存在ですが、両者が自らの考えを貫けば? 正解はありません。ありませんが、誠意と責任をもって最終判断するその姿勢こそが正解かもしれません。
人事の不思議?
新規採用の若者は配属(最初の人事異動)に心を囚われます。長い宮仕え人生、最初の数年などタカがしれていますが、企画・財務など中枢への配属を望みます。長い宮仕えの結果、なぜか最初に現場に配属された者が伸びているのが人事の不思議です。
ないものねだり?
定年を三月末とするところ、新たな任地に転勤する方が多いのも三月です。別れの数ほどに新しい出会いが待っています。私は数々辞令を貰いましたが、転勤というものがない人生でした。転勤の厳しさを想いつつも、一度は遠くに転勤したかったなぁ、と。
人として…
今それなりの仕事がありますが、勤め人としての私は「終わった人」です。人事異動も転勤も定年もナシ。サバサバ! セイセイ!です。でも命の停年はいつか…「余命」宣告されるかもしれませんが、わかりません。人としてこの命は未だ終わっていません。
Painted by QP
光あふれる春の野に無人のブランコが風に揺れる。オチがあるようなナイような話はこのQPの絵に象徴される心象風景を以てオチマイ!な~んてダジャレかましたいところですが、この間、心の中で快哉!を叫んだ出来事を記し締め括りといたします。
「日本アカデミー賞」。特に関心はありませんが、政権の暗部を衝いた「新聞記者」がノミネートされ 期待はせず? 注目! ところが最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)、同主演男優賞(松坂桃李)、最優秀作品賞と主要三部門を独占。ビックリ!でした。
米国の映画界は赤狩りの教訓から時の権力にビシッと対峙しますが、日本では無理!と思っていました。
シム・ウンギョンさん演じる記者は 官房長官に食い下がり名を馳せた東京新聞の望月衣塑子記者がモデル。
松坂桃李さんは、世論操作の実態と新設大学認可を巡る暗躍を内部告発する若手官僚を演じました。
政権ベッタリ風潮が蔓延し映画界からパージされかねない中、超あり得ない!大胆&真摯な挑戦でした。
受賞により改めて上映機会が増えると思います。NHKは無理としてもTV放映されるかもしれません。機会がありましたらぜひ! ご覧ください。面舵(右旋回)いっぱいの方には「赤デミー賞」と揶揄されそうですが、日本の映画界の良心を見ることができます。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
人事の季節!
コロナ禍に翻弄されながら「人事の季節」を迎えました。酒の肴は上司の悪口、人事異動はサラリーマン最大の関心事!とはいえ、良き上司に巡りあうも望む人事異動も総ては運! 紙切れ一枚で決まります。宝くじのようなものかも?(以下5項は飛ばし読みを!)
人事は変貌する!
僅か二年ながら人事を担当した者としては、人事異動の第一案はほぼ完璧です。が、最終案へと紆余曲折を経る毎にワケわからん人事に変貌します。不満が出て当然で、内示されるや執務時間中は勿論、早朝と深夜を問わず自宅にまで電話がかかってきます。
上司は豹変する!
人事に思いを託すなら昇進することです。上司は選べずとも、部下は少しは選べます。すると酒の肴は部下の愚痴へと変わります。部下が自身を酒の肴にしていることなど思いもよらなくなります。そうしたことを繰り返し いつしか宮仕えは人の心を削ります。
正解はあるのか…
上司の命に身を挺し実現に努める部下。上司の命であれダメなものはダメ!と諫める部下。いずれも貴重な存在ですが、両者が自らの考えを貫けば? 正解はありません。ありませんが、誠意と責任をもって最終判断するその姿勢こそが正解かもしれません。
人事の不思議?
新規採用の若者は配属(最初の人事異動)に心を囚われます。長い宮仕え人生、最初の数年などタカがしれていますが、企画・財務など中枢への配属を望みます。長い宮仕えの結果、なぜか最初に現場に配属された者が伸びているのが人事の不思議です。
ないものねだり?
定年を三月末とするところ、新たな任地に転勤する方が多いのも三月です。別れの数ほどに新しい出会いが待っています。私は数々辞令を貰いましたが、転勤というものがない人生でした。転勤の厳しさを想いつつも、一度は遠くに転勤したかったなぁ、と。
人として…
今それなりの仕事がありますが、勤め人としての私は「終わった人」です。人事異動も転勤も定年もナシ。サバサバ! セイセイ!です。でも命の停年はいつか…「余命」宣告されるかもしれませんが、わかりません。人としてこの命は未だ終わっていません。
Painted by QP
光あふれる春の野に無人のブランコが風に揺れる。オチがあるようなナイような話はこのQPの絵に象徴される心象風景を以てオチマイ!な~んてダジャレかましたいところですが、この間、心の中で快哉!を叫んだ出来事を記し締め括りといたします。
「日本アカデミー賞」。特に関心はありませんが、政権の暗部を衝いた「新聞記者」がノミネートされ 期待はせず? 注目! ところが最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)、同主演男優賞(松坂桃李)、最優秀作品賞と主要三部門を独占。ビックリ!でした。
米国の映画界は赤狩りの教訓から時の権力にビシッと対峙しますが、日本では無理!と思っていました。
シム・ウンギョンさん演じる記者は 官房長官に食い下がり名を馳せた東京新聞の望月衣塑子記者がモデル。
松坂桃李さんは、世論操作の実態と新設大学認可を巡る暗躍を内部告発する若手官僚を演じました。
政権ベッタリ風潮が蔓延し映画界からパージされかねない中、超あり得ない!大胆&真摯な挑戦でした。
受賞により改めて上映機会が増えると思います。NHKは無理としてもTV放映されるかもしれません。機会がありましたらぜひ! ご覧ください。面舵(右旋回)いっぱいの方には「赤デミー賞」と揶揄されそうですが、日本の映画界の良心を見ることができます。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c