様々なスポーツにあってレフェリング(審判)にはしばしば首を傾げました。野球、ラグビー、サッカー、体操、フィギュアスケート、ボクシング、柔道・・・判定に「ひいき」があることはもはや前提、その上で「ひいき」を圧倒する勝利が競技者に求められました。
ここ数年、ビデオ判定を含めて公平・公正なレフェリングへと改革が急速に進みつつある中、国技!相撲はどうでしょうか。写真(ビデオ)判定では寧ろ先駆けでしたが、審判を含め総てにわたり親方と部屋(一門)が睨みをきかす仕組みは微動?だにしません。
具体例で考えてみましょう。今日は、三月場所5日目。中入後に微妙な勝負判定が二つありました。まずは結びの一番、全勝の横綱 鶴竜 対 宝富士(幕内2枚目)の一番。前後しますが幕内最初の一番、妙義龍(幕内15枚目)対 碧山(幕尻の17枚目)の一番をご覧下さい。
今場所、鶴竜は怪我で出場が危ぶまれましたが、白鵬・稀勢里が休場必至とあって、今までこれでもか!と休場しまくったお詫びでしょうか、出場に踏み切りました。出れば流石!横綱、ここまで4連勝。対する宝富士は4連敗、横綱圧勝!が予想されました。
しかし押し込んだのは宝富士。横綱 鶴竜、ずるずる後退し引き落としに出ました。
宝富士の右腕が落ちるのが先か、土俵ぎわ俵に乗った鶴竜の右足が辛くも残るか・・・。
宝富士の腕が落ちるのと鶴竜の右足かかとが土を踏むのがほぼ同時も、軍配は鶴竜に!
物言いがつき協議の結果(協議とはいうもののビデオの結果をきくだけ)同体取り直し!に。
鶴竜は「悪い癖」とされる引き技から一転、取り直しの一番は押し出しの圧勝でした。
さて問題は幕内最初の取組「碧山 対 妙義龍」戦。ブルガリア出身の碧山は4連勝と好調。対する妙義龍は兵庫県高砂市出身、準ご当地?ですから1勝3敗でも声援では圧倒。いずれも十両から帰り入幕したばかり、しかも1986年生まれ、31歳の同い年です。
相撲は妙義龍が碧山を土俵際まで追い詰めますが、碧山が巨体をするりとかわし・・・
たまらず妙義龍の全身が地を這い、碧山の右足かかとは辛くも土俵に残っていました。
角度を変えて見ても妙義龍の右手が砂をかき碧山の足は残っています。しかし行司軍配は妙義龍に! それはまあ仕様がありません。問題は、5人いる審判から誰一人「物言い」がつかなかった点にあります。解説の舞の海さんも「せめて物言いを!」と。
行司とは別に視角を変えた審判の目は確かに必要でしょう。が、少なくとも2人は行司出身者を充て、部屋持ちの親方は審判から外し、総て部屋から独立した者に限ることとしたい。なおこの際!審判には「年寄株」不要、「眼力試験」にて選任しては如何か?
にほんブログ村 60歳代ランキング
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
ここ数年、ビデオ判定を含めて公平・公正なレフェリングへと改革が急速に進みつつある中、国技!相撲はどうでしょうか。写真(ビデオ)判定では寧ろ先駆けでしたが、審判を含め総てにわたり親方と部屋(一門)が睨みをきかす仕組みは微動?だにしません。
具体例で考えてみましょう。今日は、三月場所5日目。中入後に微妙な勝負判定が二つありました。まずは結びの一番、全勝の横綱 鶴竜 対 宝富士(幕内2枚目)の一番。前後しますが幕内最初の一番、妙義龍(幕内15枚目)対 碧山(幕尻の17枚目)の一番をご覧下さい。
今場所、鶴竜は怪我で出場が危ぶまれましたが、白鵬・稀勢里が休場必至とあって、今までこれでもか!と休場しまくったお詫びでしょうか、出場に踏み切りました。出れば流石!横綱、ここまで4連勝。対する宝富士は4連敗、横綱圧勝!が予想されました。
しかし押し込んだのは宝富士。横綱 鶴竜、ずるずる後退し引き落としに出ました。
宝富士の右腕が落ちるのが先か、土俵ぎわ俵に乗った鶴竜の右足が辛くも残るか・・・。
宝富士の腕が落ちるのと鶴竜の右足かかとが土を踏むのがほぼ同時も、軍配は鶴竜に!
物言いがつき協議の結果(協議とはいうもののビデオの結果をきくだけ)同体取り直し!に。
鶴竜は「悪い癖」とされる引き技から一転、取り直しの一番は押し出しの圧勝でした。
さて問題は幕内最初の取組「碧山 対 妙義龍」戦。ブルガリア出身の碧山は4連勝と好調。対する妙義龍は兵庫県高砂市出身、準ご当地?ですから1勝3敗でも声援では圧倒。いずれも十両から帰り入幕したばかり、しかも1986年生まれ、31歳の同い年です。
相撲は妙義龍が碧山を土俵際まで追い詰めますが、碧山が巨体をするりとかわし・・・
たまらず妙義龍の全身が地を這い、碧山の右足かかとは辛くも土俵に残っていました。
角度を変えて見ても妙義龍の右手が砂をかき碧山の足は残っています。しかし行司軍配は妙義龍に! それはまあ仕様がありません。問題は、5人いる審判から誰一人「物言い」がつかなかった点にあります。解説の舞の海さんも「せめて物言いを!」と。
行司とは別に視角を変えた審判の目は確かに必要でしょう。が、少なくとも2人は行司出身者を充て、部屋持ちの親方は審判から外し、総て部屋から独立した者に限ることとしたい。なおこの際!審判には「年寄株」不要、「眼力試験」にて選任しては如何か?
にほんブログ村 60歳代ランキング
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c