まずはQPの如何にも秋らしい絵を!
「吾輩も猫である」は吾輩の近影が冒頭を飾るのが常である。が、例外のない規則はない。ウオッホン! 英語で言えば「There is no rule without some exceptions」。と言うことで、まずはこの季節にふさわしいQPの爽やかなPCペン画をご紹介した。
広島東洋カープ 25年ぶりセ・リーグ優勝 おめでとう!
先日、広島東洋カープが25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。止まらない涙のまま胴上げされる黒田投手を見て吾輩も貰い泣きした。断っておくが(断らんでいい!)吾輩は広島ファンではない。主人も関西在住ながら巨人ファンである(例外のない...)
・
黒田投手「涙の胴上げ」を見て...
黒田投手を見ながら、主人は31年前の阪神優勝を思い出していた。なんで巨人ファンの主人がそんな昔の阪神優勝を思い出すのか?と? そのとき主人は阪神ファンに胴上げされたのである。では、なんで巨人ファンの主人が阪神ファンに胴上げされたのか...。
公私混同のコラム
当時まだ30代の主人は労組役員。週2回、機関紙にコラムを書いていた。公私混同の主人ゆえ、阪神を茶化し巨人を美化するようなことまで書いた。例えば「いま生きている阪神ファンが優勝を祝うことは生涯あるまい!」などとあるまじきコラムを。
阪神優勝の祝賀会に招かれ...
そこに阪神優勝! 祝勝会開催を企画した阪神ファンは一計を謀った。「これまでお世話になったので」と祝勝会に主人を招待したのだ。主人も「なんかある」と承知しつつ男気で「よっしゃ!」とノコノコ出かけた。タダの招待がタダで済む筈がない。
宙に舞いつつ いつ落されるかと...
主人が祝勝会場に着くや「おぉ~っ!」と拍手で歓迎。まあ!まあ!とステージに招かれるや司会者「巨人ファンに敬意を表し胴上げをしま~す」。主人、思きし宙に舞いながら、いつ天井にぶつけられるか、いつ落とされるかと、心底!びびったそうだ。
(左)五代小川文斎 飾壺「光彩」 (中)十四代今泉今衛門 白磁「色絵雪花墨色墨はじき四季花文花瓶」
(右)八代清水六兵衛「色柄鳳凰吊香炉」... いずれも京都「迎賓館」本年9月展示より
コラム「いっすんのむし」
主人は、役員を降りる時、コラムの中から100篇を当時普及し始めたワープロで打ち、冊子にして組合員に配ると、管理職から「俺にもくれ」と言われ追加して配った由。その冊子が残っているので、前記顛末を記した1985年11月のコラム2篇を記す。
『世紀末!大トラフィーバー』
トラフィーバーがいまだつづく。我が組合員諸氏もその例外ではない◆なんとこの14日、〇〇荘で祝勝会を開催するそうである。その案内チラシは、「悲願達成の時がきた!」という大時代的文句に始まり、選手達の似顔顔が並ぶという笑えるチラシだ。ま、この日を夢に見、幾度となく悪夢にうなされた虎ファンの心情からすればムベなる哉◆朝日「天声人語」もこの虎フィーバーを取り上げ、掛布・岡田らオモロイ顔の選手をお笑いネタにしていた。オモロイのは選手ばかりやない。ウチのファンかてたいがい...◆ま、すべてのアンチ!阪神の皆様、この機に長年にわたり耐え忍んできた阪神ファンの屈辱と歓喜のために乾杯ぐらいはしてあげようではないか。〇〇荘、大いに結構。大フィーバー結構!結構! 一生に一度だ。過去は総て忘れ飲み!歌い!踊り!喚き!...好きにしなはれ。
『阪神ファンは永遠に不滅です』
狂喜乱舞痛飲放歌感涙絶叫。昨夜の〇〇荘はさしずめ暴徒の狂宴と化した。みなさん「こんなに盛り上がるとは思わんかった」と。21年の雌伏から目覚めた今世紀最後の虎の宴はかくも大盛況であった◆かなわんものと諦め、生涯を悪女の深情けかと肚をくくっていた阪神ファンだが、歴史は時に逆流し神の情けの深いことを証明した。絶望にくれる人々に生きる勇気と希望を与えた画期的「事件」でもあった◆労働組合にも大きなインパクトがあった。〇〇、〇〇氏ら青年部幹部諸氏の気怠い雰囲気を一掃。〇〇、〇〇氏ら壮年部先輩諸氏の青春を甦らせ、〇〇、〇〇氏ら管理職諸氏に「前向きな回答」を出す気にさせた◆オウ!オウ!オォー! ハ~ンシ~ンタイガ~ス! フレーフレッフレッフレー! はいはい阪神ファンは永遠に不滅です。いやあ、ほんと、オメデタイ!オメデタイ!
(上左)冒頭にはUPしなかったが、文責シマジロウとして末尾に近影をUPしておく
(上右)QPによる主人の少~し若い頃の 少~しはじけた様を描いたPC画である。
夕空晴れて秋風吹き 月影落ちて鈴虫啼く 思えば遠し故郷の空 嗚呼わが父母 如何におわす
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
故郷の空