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Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
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吾輩も猫である 116 ( 遠き山に日は落ちて )

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 猫が好きでたまらない人がいれば、猫が苦手で見るだけで後ずさりされる方もいる。で、たまには猫ぬきの「吾輩も・・・」と奥床しいところを見せることにした。が、しかし、それでは余りに味気ない。ここはQPの新作を華やかにUPすることといたしたい。

 
      まるで音譜を紡ぐような・・・「糸」       そろそろ膨らみはじめたころ・・・「桃娘」   

 今回は主人とその姉が帰省
 今回の帰省には、吾輩も細君も同行していない。京都に住む主人の二つ上の姉が同行した。いつもなら主に父親を介護するための帰省なのだが、今回は独り暮らしをしている母親にケアホーム(サービス付高齢者住宅)に入って貰うことが主な目的であった。

 ショートステイ~ケアホーム大作戦
 先月、一時!歩けなくなった母親は急きょ「ショートステイ」に・・・。その際、ケアマネさんから主人に「これを機にお母様にケアホーム入居を勧めては?」と提案された。ダメモトで母親に勧めると、意外なことに「仕方ない」と。今回はそのツメ!である。

 
       蒜山高原の山並み               米子道出口より大山を眺望

 思い遣りも・・・有難迷惑!
 お天気が心配されたが、およそ300km・・・山越え!にチェーン規制もなく快適なドライブだった由。途中、姉の携帯がなんども鳴るのは母親から・・・。いつもそのようにして道中の無事を確認する。自分勝手の思い遣り・・・まったくもって有難迷惑ではあろう。

 中国道:落合JC より 米子道:蒜山~米子西IC~境港  
 蒜山(ひるぜん)にはかなりの雪が残り、山並みが陽光に映え「なんども見ているけど、こんなに美しいのは初めて」と・・・。やがて大山の姿が見えてくると米子道を降り一般道に入る。大山は後方に去り前方に出雲半島の山並み、右手に日本海を見ながら境港へ。


       日本海側から眺望する「伯耆富士」と称される大山 やや霞みがかかっていた

 ちゃんと診ていない医師
 主人の母親は先月15日、整形外科で「偽痛風」と診断されたが良くならず、再診では「血行障害」。その時点でショートステイに入る。やや快方に向かうも痛みが取れない。今回の帰省に際し大きな病院で診察をうけ「親指の付根にヒビ」が判明。嗚呼!

 しぶしぶながら・・・「入る」
 「ヤブめ!」と医者に立腹し、母親が可哀想になった主人だが、このチャンスは見逃せない。主人の姉とも協力して様々な手続き(なんとまあ提出書類の多いこと)や入居に必要なものを買い揃え、既成事実を作る。するとさすがの母親もしぶしぶ・・・「入る」。 

 
   隠岐航路の船と後方に森山レーダー基地       妖怪ロードの鬼太郎、ねずみ男 

 終の棲家で女子会
 ケアハウスは「終の棲家」に近い。母親が入るのは3Fで、20室がすべて満室。80代の女性数人が談話室で女子会をされていた由(笑)。主人「母も仲良く愉しく過ごしてくれればいいが・・・」。まあ母親もダテにトシはとっていない、と思うことだにゃ。

 9.11再現!?
 下の写真は夢みなとタワー。上空をひっきりなしに(数分毎に)自衛隊機が飛び、偶々カメラを向けると、タワーに自衛隊機が突入・・・? 「9.11」の映像を見たようで、主人「ぞっとした」由。帰省すると空の騒音がやけに気になる主人である。

 
                               タワーに自衛隊機突入?
 グループホームの父親を訪ねる
 母親の新居入り?が漸く一件落着し、父親のいる認知症対応のグループホームへ。父親は、座っている時も食事中でも殆ど「目を閉じて」ばかり・・・。時々、片目だけ開けるので、姉は「ウィンクした」と歓ぶが、主人は「なんでもいいから喋ってほしい」。

 春が近づいている
 所期の目的を達成して、主人も気持ち晴れやかに帰途についた。来るときは冠雪していた大山が、帰る時は雪も殆ど消えていた由。春が近づいているのだ、海にも山にも主人にも・・・。中国道「加西」ではジェット雲が碧空を大胆にクロスして駆け抜けた。

 
    帰途の米子道入口から眺む雪なき大山    中国道「加西」の碧空をクロスするジェット雲   

    「遠き山に日は落ちて」
  遠き山に日は落ちて 星は空を散りばめぬ きょうの業をなし終えて
  心かろく やすらえば 風はすずし この夕べ いざや楽し まどいせん
  闇に燃えし かがり火は 炎いまは 静まりて 眠れやすく いこえよと
  誘うごとく 消えゆけば やすき御手に護られて いざや楽し 夢を見ん
 

                       日本海側から弓ヶ浜の松林と中国山脈を眺む   

 

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吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
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