例によって主人からメモと写真を渡され「書け」と言われ・・・止むなくPCに向かう。吾輩も最近は歳をとり? なんかヤルことが億劫になっている。まぁ主人からこのように促されるのは、或る意味、ボケ防止かな。
JR京都駅構内にて見上げる 階段スロープステージで軽音楽 8Fレストランから眺む
シルバーウィークの一日。主人と細君、車ではなく少しおめかしして家を出た。息子一家とJR京都でおち逢うらしい。主人の息子は2か月つづく卒業試験の最中だが、娘すなわち主人の孫娘にランドセルを贈るとあっては、「忙しい」と無下に断れなかったのだろう。
吾輩、JR京都に行ったことはない。それでも写真で見るとその斬新さがなんとなくわかる。主人の学生時代はなんと言うことはない2階建の駅舎だったらしい。デザイン・設計をコンペでやるのは今や当たり前だが、当時としてはこのやり方も話題を呼んだそうだ。
駅前で変わらないのは京都タワー。京都にいた頃は、車窓からこのタワーを見て「京都に帰った」という気になったらしい。新しい駅舎同様、このタワーも建てられた当時(1964年)は賛否両論あり、喧々諤々。たとえば「東寺の五重塔がかすんでしまう」とか・・・。
孫娘に贈ったランドセル 昔とちがうのは色と形? 否! お値段!
ランドセルは、3~4万円ぐらいか・・・と思っていたらしいが、なんと5~10万円。しかも「人気のある」ものは売り切れている。だから、並んでいるのは総て見本品、代金は先払いして品物が届くのは早くて年末、場合によっては来年2月になることもある・・・らしい。
孫娘、色は意外にも「赤がいい」と・・・。ところが実際に背負って・・・変った。選んだのはこげ茶色のランドセル。色としては男女いずれにも選ばれるそうだ。主人曰く「赤よりこげ茶色のほうがなんとなく賢こそうに見える」。アホくさ! ジジばかと言うよりマジばか!
主人一家は、なぜかここに行くと定番のように「〇賀屋」さんで食事をする。美味なんだろうが、吾輩のあずかり知るところではない。その後、北海道物産展へ。細君の実家が函館だから、珍しいものではない。結局、何も買わずソフトクリームだけいただいた由。
ではここで・・・と言うと、笑顔だった孫娘が急に泣き顔になった。もうちょっと一緒に居たかったらしい。そういう孫娘の様子を見るだけで主人も細君もグッと来る。単純と言うか、アホと言うか・・・。まあそんな時期はあっ!という間に終わりまっせぇ~。
JR高槻駅につながる広場にて やや北部の丘からJR高槻を眺む
高槻に帰ると、駅前で数人の若い女性(一部「若いとは言いにくい」女性も…)がゴスペルを歌っていた。なかなか素晴らしいうたごえで、とりわけ「I Need You」は最高だった!と。「東北大震災支援」と控えめに記されたカンパ箱が置かれ、主人、気持ちだけ・・・。
駅から自宅まで4~5km。主人にはちょうど良い距離で、駅から北に向かってなだらかな坂道をウォーキングして帰った。途中、駅の方を振り返ると、如何にも秋らしい空と雲・・・。「厭な時代だが、孫娘の時代がこんな晴れ渡る空のようでありますように」と祈った由。
THE BEATLES「 I Need You 」(駅前で歌っていたのは別の曲「I need you to survive」)
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吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0