風に葉が散ると一挙に匂うように咲く蝋梅…とても自然のもの!に思えない不思議な花です。わが狭くて冴えない庭には勿体ないような蝋梅ですが、毎年!勿体ぶってブログでご紹介しています。ただね、やはりね、少しずつ若々しさが色褪せるのが哀しいです。
さて 読みたくない! 視たくない! 聴きたくない! から何を連想されますか? はい! 間違いなく新型コロナ報道だと思います。鼻と口にマスク! 耳にタコ! 眼にクマ! そんな時、わが耳目をひかれ少なからず胸躍るTV番組がありましたのでご紹介します。
1/16放送のNHK BSスペシャル『新型コロナ全論文解読』。AIが選んだ全世界の新型コロナ論文から12人のスペシャリストを選び出し 1. 感染拡大はどこまで? 2. 安全で効果的なワクチン・薬の開発は? 3. マスク生活はいつまで続く? を解き明かしました。
コロナ禍も一年余が過ぎ様々な特徴が判ってきました。一つは、冬に急拡大する背景には『気温と湿度がウィルスの生存を左右』する要因であること。真夏(気温35℃ 湿度60%)のウィルスの生存が2時間に対して秋口(24℃ 20%)は15時間まで生存時間が伸びます。
死亡数に関わる特別な要因として『ネアンデルタール人から受け継ぐDNAを持つ人は重症化しやすい 』(2020.11「ネイチャー」)。このDNAをもつ人は 南アジアは1/2 、欧州は1/6 に対して日本を含む東アジアはゼロ! "ファクターX" と言われた一つでしょうか。
様々なリスク要因の一つに「ネアンデルタール人から受け継いだDNA」も…
体内の免疫細胞が抗体を作り、ウィルスが体内から消えた後も一定期間残ってウィルス(変種を含む)に効く… これを交差免疫と言います。東大児玉研の調査では日本人の75%に交差免疫が有る由。東アジアで頻繁に流行する中で免疫が得られたと考えられています。
マスクではウィルスを防ぎきれません。しかしマスクを通し微量の感染を繰返し、その度に抗体が作られ免疫力を高めていることが判りました。その結果、罹患しても軽症の人が増えたこと、罹患しても無症状の人の全員が免疫力を獲得していることが判りました。
全世界のコロナ研究者の論文からAIが選び出した特別な方!の "一言" をご紹介します。このコメントの限りではリブシッチ教授を除き かなり厳しいコメントばかりですが…。
『感染者の数は今後 指数関数的に (ネズミ算式に) 増えるだろう』
ヒューマニタス大 M.チュッコーユ教授 (集中治療医学のエキスパート)
『今後数か月にわたり死亡者数は急増する』(昨年10月のコメント)
オックスフォード大 M.クレイマー博士 (コロナ感染追跡マップ開発者)
『今冬は感染者が更に増える。今冬が正念場であり日本もこの波から逃れられない』
ワシントン大 K.ジェローム教授 (ウィルス学の世界的権威)
『効果的な治療法があっても感染者の急増で医療崩壊が進むだろう』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授 (ワクチン研究のフロントランナー)
『有効な対策がない中で日本は早い段階から ”三密” 回避を進め世界に成果を示した』
ハーバード大 M.リプシッチ教授 (予測研究の世界的権威)
罹患・感染拡大と並行して新型コロナには "真の脅威" … 長く続く後遺症があります。他の風邪、流感は呼吸器を中心に影響が現れますが、新型コロナは全身100か所以上に後遺症が現れます。その典型が「脳の霧」… 脳の認知機能に特異な症状をきたすものです。
頭に霧がかかったようにぼんやりし集中力を長期にわたり喪わせるもので、イェール大の岩崎明子教授によれば『若い女性に特に多い症状』です。 ACE2受容体という突起にウィルスが取りつくことで脳の脈絡叢の異物バリアーが破壊されることが判ってきました。
昨年10月にトランプ米大統領が抗体医薬による治療で恢復、また12月にはワクチンが実用化されました。日本の総理は「先のこと、仮定の話はできない」そうですが、今後についてAIが選んだ研究者は「新型コロナ終息」についてどう予想しているでしょうか。
選ばれた12人の研究者のうち「本年(2021)夏~年末までに終息」との予想は9人。「来年(2022)末までに終息」が2人。「終息しない」との悲観的な見方は1人。決定打については全員が「効果的で安全なワクチン」と。予想外に早く終息との予想にビックリ!
『パンデミック終息の決め手は二つで … ソーシャルディスタンスとワクチン接種』
ラドバウド大 M.ネティア教授(免疫研究の世界的権威)
『ワクチンこそが流れを変える鍵。今夏にもWHOが ”終息” 宣言するだろう』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授(ワクチン研究のフロントランナー)
『終息のための三要素はソーシャル・ディスタンス、ワクチン接種、マスク着用』
『ワクチンは効果的だが高齢・糖尿・肥満の人には効かないことも多いだろう』
マウントサイナイ医大 M.メラード教授(免疫研究のトップランナー)
『人口の7割が拙者すれば万全だが、それは2022年(来年)春~夏頃だろう』
フロリダ大 ヤン・ヤン准教授(感染症疫学研究のエキスパート)
『富裕国でもワクチンが行きわたるのは2022年末頃。世界的にはもっと遅れる』
香港大 B.カウリング教授(予測研究のトップランナー)
『ワクチンが決め手だが、ワクチンの効果が90%か50%かで終息時期も変わる』
ハーバード大 D.バルーク教授(ワクチン開発の世界的権威)
『ワクチンは効果的でも明確な終息日は来ない。少なくとも数年は予防策が必要』
ハーバード大 M.リプシッチ教授(予測研究の世界的権威)
東アジアの国ながら今後のハイリスク!の国々に日本も!
究極の秘策? … 1.消毒技術 2.紫外線 3.不活(無害)化 4.蒸発 5.加湿器
病院でスリッパを消毒する青白い光 … これは紫外線照射による消毒です。紫外線は人体に影響しますが、波長222ナノミクロンの紫外線を10秒照射すれば人体に影響なくウィルスの9割を無害化します。この照射器を室内に設置すれば効果的で既に実用化されています。
水道水の高度処理にも使われている低濃度オゾン発生装置(自然界にも存在するオゾンの酸化力で滅菌)によってウィルスの7割を無害化できるシステムも開発されています。簡単なものは加湿器、『こんなに効果があるのかと驚くほど効果的』(イエール大 岩崎明子教授)です。
※ ニューヨークの地下鉄では車両をまるごと紫外線で消毒する試みが始められています。
駅、病院など大勢人が集まる場所にこうした装置が備えられれば大きな効果が期待されます。
なんの脈絡もありませんが … 拙庭の蝋梅の写真をもう一点!
結びに … 最前線の科学者からのメッセージを!
『人間はコロナに疲れきってもウィルスは疲れることはない。賢く対処するほかない』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授 (ワクチン研究のフロントランナー)
『周りに感染する人が増えても世界の終わりだと思ってはならない。
良いニュースを届けるため世界中の科学者がいま最大限の努力を続けている』
ヒューマニタス大 M.チュッコーユ教授 (集中治療医学のエキスパート)
『感染を防ぐために、自分と愛する家族、そして社会を守るために
今こそ!科学を信頼し 希望に目を向けてください』
ワシントン大 K.ジェローム教授 (ウィルス学の世界的権威)
深夜のバイデン米大統領就任式で「This Land is Your Land」が歌われました(by Jennifer Lopez)
まさにトランプ時代の終焉を告げる光景でした。
オバマ大統領誕生時に歌われた「This Land is Your Land」です。
コロナ終息!の日には全世界で「This Earth is Our Land」を謳いたいですね。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
さて 読みたくない! 視たくない! 聴きたくない! から何を連想されますか? はい! 間違いなく新型コロナ報道だと思います。鼻と口にマスク! 耳にタコ! 眼にクマ! そんな時、わが耳目をひかれ少なからず胸躍るTV番組がありましたのでご紹介します。
1/16放送のNHK BSスペシャル『新型コロナ全論文解読』。AIが選んだ全世界の新型コロナ論文から12人のスペシャリストを選び出し 1. 感染拡大はどこまで? 2. 安全で効果的なワクチン・薬の開発は? 3. マスク生活はいつまで続く? を解き明かしました。
コロナ禍も一年余が過ぎ様々な特徴が判ってきました。一つは、冬に急拡大する背景には『気温と湿度がウィルスの生存を左右』する要因であること。真夏(気温35℃ 湿度60%)のウィルスの生存が2時間に対して秋口(24℃ 20%)は15時間まで生存時間が伸びます。
死亡数に関わる特別な要因として『ネアンデルタール人から受け継ぐDNAを持つ人は重症化しやすい 』(2020.11「ネイチャー」)。このDNAをもつ人は 南アジアは1/2 、欧州は1/6 に対して日本を含む東アジアはゼロ! "ファクターX" と言われた一つでしょうか。
様々なリスク要因の一つに「ネアンデルタール人から受け継いだDNA」も…
体内の免疫細胞が抗体を作り、ウィルスが体内から消えた後も一定期間残ってウィルス(変種を含む)に効く… これを交差免疫と言います。東大児玉研の調査では日本人の75%に交差免疫が有る由。東アジアで頻繁に流行する中で免疫が得られたと考えられています。
マスクではウィルスを防ぎきれません。しかしマスクを通し微量の感染を繰返し、その度に抗体が作られ免疫力を高めていることが判りました。その結果、罹患しても軽症の人が増えたこと、罹患しても無症状の人の全員が免疫力を獲得していることが判りました。
全世界のコロナ研究者の論文からAIが選び出した特別な方!の "一言" をご紹介します。このコメントの限りではリブシッチ教授を除き かなり厳しいコメントばかりですが…。
『感染者の数は今後 指数関数的に (ネズミ算式に) 増えるだろう』
ヒューマニタス大 M.チュッコーユ教授 (集中治療医学のエキスパート)
『今後数か月にわたり死亡者数は急増する』(昨年10月のコメント)
オックスフォード大 M.クレイマー博士 (コロナ感染追跡マップ開発者)
『今冬は感染者が更に増える。今冬が正念場であり日本もこの波から逃れられない』
ワシントン大 K.ジェローム教授 (ウィルス学の世界的権威)
『効果的な治療法があっても感染者の急増で医療崩壊が進むだろう』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授 (ワクチン研究のフロントランナー)
『有効な対策がない中で日本は早い段階から ”三密” 回避を進め世界に成果を示した』
ハーバード大 M.リプシッチ教授 (予測研究の世界的権威)
罹患・感染拡大と並行して新型コロナには "真の脅威" … 長く続く後遺症があります。他の風邪、流感は呼吸器を中心に影響が現れますが、新型コロナは全身100か所以上に後遺症が現れます。その典型が「脳の霧」… 脳の認知機能に特異な症状をきたすものです。
頭に霧がかかったようにぼんやりし集中力を長期にわたり喪わせるもので、イェール大の岩崎明子教授によれば『若い女性に特に多い症状』です。 ACE2受容体という突起にウィルスが取りつくことで脳の脈絡叢の異物バリアーが破壊されることが判ってきました。
昨年10月にトランプ米大統領が抗体医薬による治療で恢復、また12月にはワクチンが実用化されました。日本の総理は「先のこと、仮定の話はできない」そうですが、今後についてAIが選んだ研究者は「新型コロナ終息」についてどう予想しているでしょうか。
選ばれた12人の研究者のうち「本年(2021)夏~年末までに終息」との予想は9人。「来年(2022)末までに終息」が2人。「終息しない」との悲観的な見方は1人。決定打については全員が「効果的で安全なワクチン」と。予想外に早く終息との予想にビックリ!
『パンデミック終息の決め手は二つで … ソーシャルディスタンスとワクチン接種』
ラドバウド大 M.ネティア教授(免疫研究の世界的権威)
『ワクチンこそが流れを変える鍵。今夏にもWHOが ”終息” 宣言するだろう』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授(ワクチン研究のフロントランナー)
『終息のための三要素はソーシャル・ディスタンス、ワクチン接種、マスク着用』
『ワクチンは効果的だが高齢・糖尿・肥満の人には効かないことも多いだろう』
マウントサイナイ医大 M.メラード教授(免疫研究のトップランナー)
『人口の7割が拙者すれば万全だが、それは2022年(来年)春~夏頃だろう』
フロリダ大 ヤン・ヤン准教授(感染症疫学研究のエキスパート)
『富裕国でもワクチンが行きわたるのは2022年末頃。世界的にはもっと遅れる』
香港大 B.カウリング教授(予測研究のトップランナー)
『ワクチンが決め手だが、ワクチンの効果が90%か50%かで終息時期も変わる』
ハーバード大 D.バルーク教授(ワクチン開発の世界的権威)
『ワクチンは効果的でも明確な終息日は来ない。少なくとも数年は予防策が必要』
ハーバード大 M.リプシッチ教授(予測研究の世界的権威)
東アジアの国ながら今後のハイリスク!の国々に日本も!
究極の秘策? … 1.消毒技術 2.紫外線 3.不活(無害)化 4.蒸発 5.加湿器
病院でスリッパを消毒する青白い光 … これは紫外線照射による消毒です。紫外線は人体に影響しますが、波長222ナノミクロンの紫外線を10秒照射すれば人体に影響なくウィルスの9割を無害化します。この照射器を室内に設置すれば効果的で既に実用化されています。
水道水の高度処理にも使われている低濃度オゾン発生装置(自然界にも存在するオゾンの酸化力で滅菌)によってウィルスの7割を無害化できるシステムも開発されています。簡単なものは加湿器、『こんなに効果があるのかと驚くほど効果的』(イエール大 岩崎明子教授)です。
※ ニューヨークの地下鉄では車両をまるごと紫外線で消毒する試みが始められています。
駅、病院など大勢人が集まる場所にこうした装置が備えられれば大きな効果が期待されます。
なんの脈絡もありませんが … 拙庭の蝋梅の写真をもう一点!
結びに … 最前線の科学者からのメッセージを!
『人間はコロナに疲れきってもウィルスは疲れることはない。賢く対処するほかない』
マウントサイナイ医大 F.クラマー教授 (ワクチン研究のフロントランナー)
『周りに感染する人が増えても世界の終わりだと思ってはならない。
良いニュースを届けるため世界中の科学者がいま最大限の努力を続けている』
ヒューマニタス大 M.チュッコーユ教授 (集中治療医学のエキスパート)
『感染を防ぐために、自分と愛する家族、そして社会を守るために
今こそ!科学を信頼し 希望に目を向けてください』
ワシントン大 K.ジェローム教授 (ウィルス学の世界的権威)
深夜のバイデン米大統領就任式で「This Land is Your Land」が歌われました(by Jennifer Lopez)
まさにトランプ時代の終焉を告げる光景でした。
オバマ大統領誕生時に歌われた「This Land is Your Land」です。
コロナ終息!の日には全世界で「This Earth is Our Land」を謳いたいですね。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c