NHKの朝ドラ 「スカーレット」。期待した結末ではありませんでしたが、「そんな終わり方もあり!かな」 と納得でした。それにしても役者さんて 凄い! 半年前に十代であった女の子が、それらしく母親になり それらしく凄みある陶芸家になりましたからね。
最終週のウィークリーテーマは 「炎は消えない」。 「二年後、武志は26歳の誕生日を前に旅立ちました」 との中条誠子さんのナレーションに、あぁやっぱり、と。最期にふさわしい最後は、穴窯の業火のように燃え盛る炎に対峙する喜美子の鬼気迫る表情でした。
武志が陶芸展出品作が焼き上がり、焼き上がり後にヒビ模様が広がる「貫入」の音を聴きながら...
喜美子 『お母ちゃんの心、今いっぱいや。武志にしかできん作品できたなぁ。』
武志 『焼き上って完成したと思てたのに... 終わってなかったんや。生きてるんや。』
喜美子 『そや。生きてるでぇ。』
陶芸への思いが深まる一方、死の影を感じる武志の思いがほとばしります。
武志 『お母ちゃん。俺は... 終わりたない。生きていたい。生きていたい...。』
白血病のため恋する気持ちを拒否した武志ですが、真奈の心情に触れ恋が育まれて行きます。
真奈 『ウチな、お母さんに言うたんよ、好きなひと居ること。初めて言うた。』
武志 『そんなん 言う?』
真奈 『言うもんちゃうよ。いちいち言わへん、普通は。普通やないから言うたんよ。』
武志 『普通やないって?』
真奈 『特別や。特別な人や。』
武志 『アホか…』
真奈 『アホちゃうわ!』
武志が描いた真奈... 武志から真奈に贈られました。じめじめせず爽やかなえぇ場面でした。
喜美子と妹の直子(右)。逃げ惑った空襲時を振返りつつ 直子が別れた恋人の言葉を語ります。
『空襲の時や。防空壕に逃げる途中で、お姉ちゃん、ウチの手、離した。
どんだけ心細かったか、って付き合うてる時、アイツに言うたことあんね。
アイツ、言いよんね。手、離してしもたお姉さんも辛かったやろな、って。
そんなんウチかてわかってんねん。ほんでアイツな、
手は強く握れば握るほど汗かいてネチョネチョになる、って。
たまには離さんとあかん、それが仲良う手つなぐコツやって、言んよんねん。』
陶芸展を前に武志が初々しい不安を語り、喜美子が励まします。
武 志 『ゆうべ 夢 見てん。陶芸展の俺のコーナーには誰も来いひんねん。
誰も相手にしてくれへん、認めてくれへんねん。』
喜美子 『一人もおらん言うことはない。一人は絶対!いる。
それが 自分や! その一人だけは絶対に味方や。』
中条誠子さんのナレーション... 『武志は作品を遺しました。武志の作品は生きています。』
喜美子が武志を抱きしめます。素直な気持ちとテレ... この母子らしいハグに笑い、泣きました。
喜美子 『ギューしたろか? ギューしたる! ギューしてええやろ?』
武志 『えぇに決まってるやん。』
喜美子 『幸せか?』 武志 『幸せやで。』
琵琶湖について 喜美子は... 『武志。日本一の湖や、よう見とけ。こっちの心も大きなるで。』
琵琶湖にて主な出演者...ハチさんがいないのは淋しいけど。
30日からの朝ドラは 「エール」、モデルは作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)ご夫妻。
高校野球でおなじみの 「栄冠は君に輝く」 をはじめスポーツ関係の曲を数多く世に出されました。時計がわりではありませんが、やっぱり視ることになるのでしょうねぇ。
雲は湧き 光あふれて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ まなじりは歓呼に応え
いさぎよし ほほえむ希望 ああ栄冠は君に輝く
数年前の栃木県大会開会式の「栄冠は君に輝く」... 女高生の清冽な歌唱が印象に残ります。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
最終週のウィークリーテーマは 「炎は消えない」。 「二年後、武志は26歳の誕生日を前に旅立ちました」 との中条誠子さんのナレーションに、あぁやっぱり、と。最期にふさわしい最後は、穴窯の業火のように燃え盛る炎に対峙する喜美子の鬼気迫る表情でした。
武志が陶芸展出品作が焼き上がり、焼き上がり後にヒビ模様が広がる「貫入」の音を聴きながら...
喜美子 『お母ちゃんの心、今いっぱいや。武志にしかできん作品できたなぁ。』
武志 『焼き上って完成したと思てたのに... 終わってなかったんや。生きてるんや。』
喜美子 『そや。生きてるでぇ。』
陶芸への思いが深まる一方、死の影を感じる武志の思いがほとばしります。
武志 『お母ちゃん。俺は... 終わりたない。生きていたい。生きていたい...。』
白血病のため恋する気持ちを拒否した武志ですが、真奈の心情に触れ恋が育まれて行きます。
真奈 『ウチな、お母さんに言うたんよ、好きなひと居ること。初めて言うた。』
武志 『そんなん 言う?』
真奈 『言うもんちゃうよ。いちいち言わへん、普通は。普通やないから言うたんよ。』
武志 『普通やないって?』
真奈 『特別や。特別な人や。』
武志 『アホか…』
真奈 『アホちゃうわ!』
武志が描いた真奈... 武志から真奈に贈られました。じめじめせず爽やかなえぇ場面でした。
喜美子と妹の直子(右)。逃げ惑った空襲時を振返りつつ 直子が別れた恋人の言葉を語ります。
『空襲の時や。防空壕に逃げる途中で、お姉ちゃん、ウチの手、離した。
どんだけ心細かったか、って付き合うてる時、アイツに言うたことあんね。
アイツ、言いよんね。手、離してしもたお姉さんも辛かったやろな、って。
そんなんウチかてわかってんねん。ほんでアイツな、
手は強く握れば握るほど汗かいてネチョネチョになる、って。
たまには離さんとあかん、それが仲良う手つなぐコツやって、言んよんねん。』
陶芸展を前に武志が初々しい不安を語り、喜美子が励まします。
武 志 『ゆうべ 夢 見てん。陶芸展の俺のコーナーには誰も来いひんねん。
誰も相手にしてくれへん、認めてくれへんねん。』
喜美子 『一人もおらん言うことはない。一人は絶対!いる。
それが 自分や! その一人だけは絶対に味方や。』
中条誠子さんのナレーション... 『武志は作品を遺しました。武志の作品は生きています。』
喜美子が武志を抱きしめます。素直な気持ちとテレ... この母子らしいハグに笑い、泣きました。
喜美子 『ギューしたろか? ギューしたる! ギューしてええやろ?』
武志 『えぇに決まってるやん。』
喜美子 『幸せか?』 武志 『幸せやで。』
琵琶湖について 喜美子は... 『武志。日本一の湖や、よう見とけ。こっちの心も大きなるで。』
琵琶湖にて主な出演者...ハチさんがいないのは淋しいけど。
30日からの朝ドラは 「エール」、モデルは作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)ご夫妻。
高校野球でおなじみの 「栄冠は君に輝く」 をはじめスポーツ関係の曲を数多く世に出されました。時計がわりではありませんが、やっぱり視ることになるのでしょうねぇ。
雲は湧き 光あふれて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ まなじりは歓呼に応え
いさぎよし ほほえむ希望 ああ栄冠は君に輝く
数年前の栃木県大会開会式の「栄冠は君に輝く」... 女高生の清冽な歌唱が印象に残ります。
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
人生の棚卸し(2) https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/22b3ffae8d0b390afee667c0e9ed92ed
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c