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Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
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吾輩も猫である 105 ( ヒロシマ 8.6 )

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 日本国憲法に基本的猫権を!
 「基本的人権を侵害する猛暑」とカッコつける主人、家ではわかりやすく「くそ暑い!」を連発している。それでも天然の毛皮を着こむ吾輩から見れば「人間はまだマシ」だ。エアコンのきく居間に入り浸る吾輩に、主人「野良を思って少しは辛抱しろ」とはご無体な・・・。癇に触れ吾輩を追い出すに及んでは 「ナニをさらしのフンドシ!」と憤りを覚える。基本的猫権を!

 人間を見ていると
 さて、吾輩ら猫は、戦に明け暮れた戦国の世であれ太平の江戸265年であれ文豪により若干の脚光を浴びた明治の時代であれ、何ひとつ変わるところはない。「寝子」にふさわしく日がな惰眠を貪り、否!平和な眠りを愛し無用の諍いは好まない。それにひきかえ人間ときたら、騙しあい罵りあい奪いあい傷つけあい遂には殺しあう。足るを知らぬどころか恥さえ知らぬ。

 安らかには眠れない
 70年前の8月6日、たださえ暑いヒロシマの空に、一瞬にして十数万人の皮膚を溶かし肉を焦がし命を奪うバクダンが炸裂した。2年後、建立された慰霊碑には「安らかにお眠りください、過ちは繰返しませぬから」と刻まれた。が、バクダンは増えつづけ地球を何度でも滅亡させ得る核弾頭が貯蔵されている。原爆で亡くなられた方も吾輩ら猫も・・・安らかになど眠れない。


 【上左】はジョー・オダネルさん「焼き場に立つ少年」(1945年) ※ 【中】はフィン・コン・ウトさん「ベトナムの少女(1973年ピューリッツァー賞)」 【右】はケイトリン・ドミニコさん「赤ちゃんを抱くママの肖像」。
 ※ 昨夏もこのことに触れました ⇒ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/254c93859161c923703907411d940366

 吾輩は問いたい!
 猫の分際ながら、「戦争に行きたくないという利己的な考え方」と公言した若い代議士に吾輩は問いたい。妹の亡骸を背負い焼き場に立つ少年に、ベトナムの戦場で泣きながら全裸で逃げまどう少女に、生後6か月の愛し子を抱くママに、あなたはほんとうにその言葉を向けるのか? それがあなたの兄妹ではないとしても、それがあなたの愛し子ではないとしても・・・。


 【上左】ブルームーン・・・7.31郷里:境港にて主人撮影。「ブルー」は「青い」ではなく「稀な」の意。主人の心にはもう一つの「ブルー=ゆううつな」帰省であったようだ。 【右】QPによるPC画「猫とハマナスの苗」。前記ブルームーンを撮ったあたり(弓ヶ浜)には、埋立てが始まる二十数年前までハマナスが群生していた由。

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ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
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吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

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