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Channel: デ某の「ひょっこりポンポン山」
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閑話休題 「 花子とアン 」

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 赤毛のアンに魅せられた世代が・・・
 「花子とアン」は朝ドラの視聴者を新たに開拓したようです。私の姉は家にTVのない人でしたが、退職してTVを買いました。とは言え殆どオフ状態だったのに、毎朝「花子とアン」を視ていると聞きビックリ。かつて「赤毛のアン」に魅せられた世代、その余韻を求めて・・・でしょうか。

 

 演出の 安達もじり 氏
 「赤毛のアン」の演出は複数!で担当されていますが、その中の一人はNHK大阪局制作「夫婦善哉」でドラマの新境地を開いたと評された安達もじり氏。同じ大阪局制作の朝ドラ「カーネーション」でも卓越した才能を見せました。いったいどんな人物か・・・ご存じですか?

 お兄さんは 鷲田めるろ 氏
 このお名前「もじり」は、かったるい(アンニュイな?)表情の女性を描いて有名な画家モジリアニに由来します。ちなみにお兄さんは鷲田めるろ氏、姓は異なるもレッキとした兄弟で、哲学者メルロ・ポンティをもじり!命名されました。現在、金沢21世紀美術館キュレーターです。

 父親は 鷲田清一 氏
 いったいどんな親なんや?と思われるでしょうが、つい3年前まで大阪大学総長だった鷲田清一氏がそのレッキとした!父親であり、ファッションやモードに関する研究もあるレッキとした!哲学者でもあります。潔い髪型(笑)ゆえ誤解されますが、外見よりグッと若いオシャレな方です。

 インド哲学は何の役に立つのか?
 4、5年前、その鷲田清一氏に講演をお願いしました。テーマ「学問とは何か?」は、よくある!しかし難しいテーマです。『インド哲学は何の役に立つのか?やっている者にもわからない。が、いつか役に立つかもしれない。だから次代に引継ぎ残すべく取組んでいる』と・・・。

 嘉納伝助が目立ちませんか?
 さて、ドラマでは花子は確かに魅力的です。時代、とりわけ女性の時代を拓いた彼女の輝きがよく描かれています。しかしそれ以上に蓮サマが人気を呼んでいます。主役を食う役に、仲間由紀絵さんも燃えているようです。が、しかし、それ以上に嘉納伝助が目立ちませんか?

  

 肚のすわった教養人の矜持
 文字も読めない・・・人物の、今朝(7/28)の台詞。無学どころか肚のすわった教養人の矜持をさえ醸す言葉でした。 『よおく聞け。蓮子の事はこれで仕舞いにする。この嘉納伝助が、一度は惚れて嫁にした女やきに、手出しする者がおったら俺がタダじゃおかん。末代までも、一言の弁明も・・・無用!』。


  わが庭の蝉の脱殻。兄弟だろうか・・・鳥など天敵を逃れ首尾よく子孫に命を繋いだろうか・・・。

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