わが家の玄関には庭に咲く季節の花が生けられています。正確には 生けられ!ではなく(花瓶に)挿されています。ですが 今飾られているのは近くのとても評判の良い小さなスーパーから「誕生日のお祝い」に贈られたバラ。いつも恐縮しつつ有難くいただきます。
此頃なぜか朝ドラを視なくなり夜の連ドラをよく視るようになりました。1~2回録画し、3倍速で飛ばし視しながら「面白そう」だと続けて視ています。偶々でしょうか、この秋は興味をひかれつい!視てしまう連ドラがいつになく多かったように思います。
その連ドラが一斉に最終回を迎えました。最も長かったNHK大河「西郷どん」は、正月に始まり今月16日、全47回の最終回を迎えました。林真理子さんの原作は読んでいませんが、中園ミホさんの脚本も相俟って興味深い展開に魅かれ最後まで視ました。
非業の最期を知るだけに、ここ数回は重い気持ちで視ました。各回名優が各々持ち味を発揮し飽きさせない展開ながら、やはり西郷と大久保利通の絡みが核。二人の晩年の確執とともに、青雲の志を抱いた若き二人が駆け抜ける歴史の転回期にこそ魅かれました。
この秋の連ドラでは、まず月曜夜9時「SUITS/スーツ」(フジ系)。弁護士事務所を核にエリートとドロップアウト、異能のニセ弁護士が登場、世間一般の常識の通らない法律世界のあり得ない!人物、展開がそれなりに面白く最後まで視てしまいました。
弁護士事務所をなぜファームと呼ぶのか知りませんが、ファームのボスを演じる鈴木保奈美、そのパートナー(夫ではなく共同弁護士)役に織田裕二。「新人類」以前の世代にはすぐ「東京ラブストーリー」が浮かびますが、それからもう三十年近くたちました。
今朝の朝日新聞に島崎今日子が「SUITS」評を書いていました。彼女によれば、オリジナルの米国版に登場する女性は10cm超ヒールで摩天楼のように聳えて立って歩き、日本版の女性はみな「いくつになっても可愛いい!が褒め言葉の国」の女性だ、と。
は「東京ラブストーリー」の二人。「若いなぁ!」と思うと同時に、二人とも現在とそう大きく変っていません。少なくとも私!が変ったほどには変っていません そこはさすが!「いつも誰かに見られている世界」に生きる役者さんではありますね。
同じ弁護士ものが木曜夜9時「リーガルV~元弁護士 小鳥遊翔子~」(テレ朝系)。「小鳥遊」を「たかなし」と読むとは存じませんでした。名前もドラマでは一つの味付けになりますね。実際、「白い巨塔」の戝前五郎が山田太郎ではねぇ(山田太郎さんゴメン!)。
小鳥遊翔子は弁護士資格を剥奪された元弁護士、米倉涼子があの「ワタシ失敗しないもん」でおなじみのドクターX 大門未知子とまるで同じキャラで演じます。同僚のズッコケ弁護士に高橋英樹、勝村政信、林遣郎。意外性?の敵役弁護士に小日向文世、向井理。
小鳥遊翔子(左:米倉涼子)と「ポチ」と呼ばれた青島弁護士(右:林遣郎)
シッチャカメッチャカ(この言葉、死語かも)ながら惰性で?視ていたかも・・・。それに較べ何とも暗く厭~な展開、これでもか!とドロドロの人間模様が描かれた同じ木曜夜10時「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした」(フジ系)。毎回、あと味・・・最悪!でした。
あと味・・・最悪!なのになぜ視たの?と? まあ言わずもがなと言いますか、言うても詮無いと言いますか・・・。申し分ないお堅い夫婦(佐々木蔵之助と中山美穂)ですが、夫は旅先で巡り遭った女性(黒木瞳)と不倫の恋におち、妻は娘の婚約者と不倫の恋に・・・。
二人が再会するシーン、映画「幸せの黄色いハンカチ」を思わせます・・・ が、及びません!
まあ羨ましいような 厭らしいような・・・(笑)。どう展開するのか(浅はかにも)興味津々ではありました。ただ 滅多にTVを視ない妻が来ると 慌ててTVを切っていました。別にやましいところはありませんが、なんか後ろめたさ感を催させるドラマでしたねぇ。
これでもか!とドロドロに展開しておきながら、最終回は「爽やかな再出発」。なるほどタイトルは「人生 折り返し、恋をした」でした。予定調和と言えば予定調和、騙されたと言えば浅はかにも騙されました。それにしても・・・あと味 良過ぎませんかねぇ。
ドロドロの展開とは似ても似つかない最終回、高原でレストランを開く二人の笑顔にございました。
で、唐突ながら小椋佳「さらば青春」。なんどかご紹介していますが、「東京ラブストーリー」に なじぇか・・・触発されてこの曲を聴きたくなりました。東京でも京都でもそんな甘い青春などなかったのに・・・と言うより、なかったからこそ!なんですかねぇ
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【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~140 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
吾輩も猫である141~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/b7b2d192a4131e73906057aa293895ef
人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
かんわきゅうだい(57~) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/20297d22fcd28bacdddc1cf81778d34b
かんわきゅうだい(~56) http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
新聞・TV・映画etc. http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7126ea61f3deb897e01ced6b3955ace
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
此頃なぜか朝ドラを視なくなり夜の連ドラをよく視るようになりました。1~2回録画し、3倍速で飛ばし視しながら「面白そう」だと続けて視ています。偶々でしょうか、この秋は興味をひかれつい!視てしまう連ドラがいつになく多かったように思います。
その連ドラが一斉に最終回を迎えました。最も長かったNHK大河「西郷どん」は、正月に始まり今月16日、全47回の最終回を迎えました。林真理子さんの原作は読んでいませんが、中園ミホさんの脚本も相俟って興味深い展開に魅かれ最後まで視ました。
非業の最期を知るだけに、ここ数回は重い気持ちで視ました。各回名優が各々持ち味を発揮し飽きさせない展開ながら、やはり西郷と大久保利通の絡みが核。二人の晩年の確執とともに、青雲の志を抱いた若き二人が駆け抜ける歴史の転回期にこそ魅かれました。
この秋の連ドラでは、まず月曜夜9時「SUITS/スーツ」(フジ系)。弁護士事務所を核にエリートとドロップアウト、異能のニセ弁護士が登場、世間一般の常識の通らない法律世界のあり得ない!人物、展開がそれなりに面白く最後まで視てしまいました。
弁護士事務所をなぜファームと呼ぶのか知りませんが、ファームのボスを演じる鈴木保奈美、そのパートナー(夫ではなく共同弁護士)役に織田裕二。「新人類」以前の世代にはすぐ「東京ラブストーリー」が浮かびますが、それからもう三十年近くたちました。
今朝の朝日新聞に島崎今日子が「SUITS」評を書いていました。彼女によれば、オリジナルの米国版に登場する女性は10cm超ヒールで摩天楼のように聳えて立って歩き、日本版の女性はみな「いくつになっても可愛いい!が褒め言葉の国」の女性だ、と。
は「東京ラブストーリー」の二人。「若いなぁ!」と思うと同時に、二人とも現在とそう大きく変っていません。少なくとも私!が変ったほどには変っていません そこはさすが!「いつも誰かに見られている世界」に生きる役者さんではありますね。
同じ弁護士ものが木曜夜9時「リーガルV~元弁護士 小鳥遊翔子~」(テレ朝系)。「小鳥遊」を「たかなし」と読むとは存じませんでした。名前もドラマでは一つの味付けになりますね。実際、「白い巨塔」の戝前五郎が山田太郎ではねぇ(山田太郎さんゴメン!)。
小鳥遊翔子は弁護士資格を剥奪された元弁護士、米倉涼子があの「ワタシ失敗しないもん」でおなじみのドクターX 大門未知子とまるで同じキャラで演じます。同僚のズッコケ弁護士に高橋英樹、勝村政信、林遣郎。意外性?の敵役弁護士に小日向文世、向井理。
小鳥遊翔子(左:米倉涼子)と「ポチ」と呼ばれた青島弁護士(右:林遣郎)
シッチャカメッチャカ(この言葉、死語かも)ながら惰性で?視ていたかも・・・。それに較べ何とも暗く厭~な展開、これでもか!とドロドロの人間模様が描かれた同じ木曜夜10時「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした」(フジ系)。毎回、あと味・・・最悪!でした。
あと味・・・最悪!なのになぜ視たの?と? まあ言わずもがなと言いますか、言うても詮無いと言いますか・・・。申し分ないお堅い夫婦(佐々木蔵之助と中山美穂)ですが、夫は旅先で巡り遭った女性(黒木瞳)と不倫の恋におち、妻は娘の婚約者と不倫の恋に・・・。
二人が再会するシーン、映画「幸せの黄色いハンカチ」を思わせます・・・ が、及びません!
まあ羨ましいような 厭らしいような・・・(笑)。どう展開するのか(浅はかにも)興味津々ではありました。ただ 滅多にTVを視ない妻が来ると 慌ててTVを切っていました。別にやましいところはありませんが、なんか後ろめたさ感を催させるドラマでしたねぇ。
これでもか!とドロドロに展開しておきながら、最終回は「爽やかな再出発」。なるほどタイトルは「人生 折り返し、恋をした」でした。予定調和と言えば予定調和、騙されたと言えば浅はかにも騙されました。それにしても・・・あと味 良過ぎませんかねぇ。
ドロドロの展開とは似ても似つかない最終回、高原でレストランを開く二人の笑顔にございました。
で、唐突ながら小椋佳「さらば青春」。なんどかご紹介していますが、「東京ラブストーリー」に なじぇか・・・触発されてこの曲を聴きたくなりました。東京でも京都でもそんな甘い青春などなかったのに・・・と言うより、なかったからこそ!なんですかねぇ
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